約 1,297 件
https://w.atwiki.jp/kokugogakusha/pages/29.html
索引PDF 項目のあるもの(pp.47-56) 契沖(俗姓、下川。字、空心。法名、契沖、契冲。) 新井白石(名、君美。字、在中。号、白石。) 荷田春満(姓、荷田、羽倉。名、東丸、東万侶、東満、春満。) 賀茂真淵(氏、岡部。名、春栖、政躬、政藤。通称、荘助、参四、衛士。号、県居。) 富士谷成章(通称、千右衛門。字、仲達。号、咸章、層城、北辺。) 本居宣長(幼名、小津富之助。名、栄貞。字、健蔵。俗称、春庵、舜庵、中衛。) 平田篤胤(旧姓、大和田。幼名、正吉。元服して胤行、のち篤胤。) 橘守部(本姓、飯田。幼名、旭敬、吉弥。通称、蓬壺、地庵、椎本。) 東条義門(法名、霊伝。号、白雪楼。) 狩谷棭齋(名、望之。幼名、真末。字、卿雲、求古。別名、蝉翁、常閑堂、六漢老人。) 大槻文彦(本名、清復。号、復軒。) 上田万年 保科孝一 山田孝雄 松下大三郎 橋本進吉 金田一京助 東条操 時枝誠記 佐藤喜代治 (N.A.) 索引 1 アーネスト・サトウ 会沢正志斎 愛雀軒 アイソーポス 相田二郎 相原少 饗庭篁村 青江秀 青木昆陽 青木輔清 青木捨夫 青木千代吉 青木文蔵 青田節 青野季吉 青柳秋生 青柳毅 青山霞村 青山茂春 赤城毅彦 赤染衛門 赤羽学 赤堀又次郎 赤松青龍軒 赤松梅龍 赤松法印 秋篠安人 秋田雨雀 穐田定樹 秋田喜男 秋永一枝 秋庭清嘯 秋葉安太郎 秋元不死男 秋元守英 秋山清 秋山虔 秋山正次 秋山洋一 芥川龍之介 アグロン 朱楽菅江 浅井了意 朝川善庵 朝倉治彦 朝倉尚 朝寝坊夢楽 朝野鹿取 浅野健二 浅野三平 浅野信 朝日奈知泉 朝日文左衛門重章 浅見和彦 浅見絅斎 足利衍述 足利光氏 足利義稙 足利義輝 足利義晴 足利義尚 足利義政 足利義満 足利義持 飛鳥井雅章 アストン 安住敦 麻生磯次 愛宕八郎康隆 足立梅景 足立鉞蔵 阿直岐 アットウッド 渥美かをる 敦慶親王 姉小路基綱 姉崎正治 阿仏尼 阿部秋生 阿部次郎 阿部清哉 阿部漸 阿部俊子 阿部知二 阿部友之進 安部貞任 安部宗任 阿部正弘 阿部みどり女 安部元雄 安倍能成 阿部隆一 アポロニオス・デュスコロス 雨海博洋 天中原長常南山 天野清 天野俊也 天野義廣 雨森芳洲 綾小路俊資 荒井郁 荒井源司 新井小枝子 新井守村 新井白蛾 新井白石 新井無二郎 荒川惣兵衛 荒川秀高 荒川文平 荒川義泰 荒木伊兵衛 荒木田氏経 荒木田経雅 荒木田久老 荒木田尚賢 荒木田盛員 荒木田盛澂 荒木田盛武 荒木田麗 有賀長伯 有賀長雄 有坂秀世 有島生馬 有島武郎 有栖川宮熾仁親王 アリストテレス 有馬成甫 有間皇子 有馬頼永 有元光彦 在原滋春 在原業平 在原棟梁 在原元方 アルパートフ E・アルヴァレス アレクサンドル一世 アレッサンドロ・ワリニァーニ 淡島寒月 阿波野青畝 安嘉門院右衛門佐 安嘉門院四条 安斎桜磈子 安西冬衛 アンデルセン 安藤新助 安藤為章 安藤常次郎 安藤正次 安藤嘉則 アンドレイ・タタリーノフ アンドレイ・ボグダーノフ アンドレーフ 安然 安野豊道 アンプル 安楽庵策伝 E・E・インスリー イーストレーキ 飯尾永祥 飯島忠夫 飯島正 飯島半十郎 飯田蛇笏 飯田伝一 飯田元親 飯豊毅一 イェスペルセン イェルムスレウ 庵功雄 五十嵐力 伊木寿一 惟杏永哲 生田春月 生田長江 池内信嘉 池上秋彦 池上禎造 池上幽雪 池上嘉彦 池田要 池田観 池田亀鑑 井桁貞敏 池田利夫 池田廣司 池田弥三郎 池之内高太郎 池野好謙 池宮正治 惟高妙安 伊沢信三郎 井沢長秀 石井研堂 石井恒右衛門 石井庄司 石井庄助 石井南橋 石井久吉 石井行雄 石井露月 石垣謙二 石川敬三 石川謙 石川玄常 石川淳 石川敬義 石川啄木 石川達三 石川千代 石川彜 石川流宜 石川雅望 石黒修 石坂正蔵 石坂洋次郎 石塚晴通 石田一良 石田次兵衛 石田千頴 石田梅岩 石田波郷 石田未得 石田吉貞 伊地知鉄男 石塚龍麿 石塚友二 石橋思案 石橋助左衛門 石橋助十郎 石橋辰之助 石橋忍月 石橋政方 石原正明 井島正雅 椅松庵 惟肖得巌 石綿敏雄 以心崇伝 泉井久之助 巌興 出淵次郎吉 泉鏡花 和泉式部 出雲朝子 伊勢 伊勢斎助 伊勢貞丈 伊勢貞親 伊勢貞頼 磯貝英夫 磯辺弥一郎 板垣退助 板垣勇治郎 板垣則子 板橋倫行 市井外喜子 市岡正一 市岡猛彦 市川寛斎 市川斎宮 市川清流 市川孝 市川団十郎 市川義夫 市川左団次 一元光演 市古貞次 一勤 一条兼良 一条実経 一条禅閤兼良 一条天皇 一宮紀伊 市野蒙 市場直次郎 市村瓉次郎 一韓智翃 一休宗純 一色秀勝 一凍紹滴 逸見仲三郎 井出至 糸井寛一 伊藤永之助 伊東燕晋 伊藤和子 伊藤清民 伊藤圭介 伊東玄朴 伊藤左千夫 伊東静雄 伊藤松宇 伊藤信吉 伊藤仁斎 伊藤整 伊藤正就 伊藤単朴 伊藤東涯 伊藤東所 伊藤博 伊藤裕義 伊藤風国 伊藤正義 糸賀きみ江 稲垣滋子 稲垣足穂 稲垣千頴 稲垣正幸 田舎老人多田爺 稲葉迂斎 稲葉黙斎 稲穂 稲村三伯 猪苗代兼郁 猪苗代兼載 猪苗代兼寿 乾篤軒 犬井貞恕 犬井善寿 犬養健 犬養毅 犬養貞守 稲山行教 井上章 井上剣花坊 井上十吉 井上正一 井上勤 井上毅 井上哲次郎 井上史雄 井上通泰 井上宗雄 井上慶隆 井上義胤 井上頼圀 井之口有一 猪野好爵 猪野中行 猪俣伝次右衛門 伊波普猷 井原西鶴 井伏鱒二 イプセン 井部香山 今井似閑 今泉定介 今泉忠義 今井卓爾 今川文雄 今川了俊 今小路覚瑞 今堀顕常 今村明恒 今村金兵衛 今村英生 井本農一 イ・ヨンスク 伊良子清白 入江依徳 イルマン 色川三中 岩井隆盛 岩井久真 岩井良雄 岩崎行親 岩崎小弥太 岩崎茂実 岩崎常正 岩崎巴人 岩佐純 岩佐美代子 岩瀬弥十郎 岩貞謙吉 岩中真二郎 岩野泡鳴 岩野祐吉 岩橋小彌太 岩淵悦太郎 岩淵匡 岩本実 巌本善治 巌谷小波 イワン・マホワ 允 印東昌綱 殷璠 斎部広成 忌部正通 印融 ウィトゲンシュタイン 宇井黙斎 ウイリアム ウイリアム・アダムズ ウィリアム・シェイクスピア ウィリアム・ジョーンズ ウィリアムズ ウイリアム・ヱブストル ウィルソン・リーダー ウイルレム・チャンブル ウィンクラー ウエイクリン ウェーバー 植垣節也 植木枝盛 上島有 上杉清子 上杉謙信 上田秋成 上田万年 上田駿一郎 上田東作(藤作) 上田敏雄 上田敏 上野勇 上野鍈太郎 上野和昭 上野精一 上野智子 上原熊治郎 ウヱブストル 植松有信 植松茂 植村作七郎 植村正久 上村幸雄 ウェルナー ウォーフ 鵜飼石斎 鵜飼徹定 宇喜田小十郎 宇佐美英機 氏家天爵 牛尾養庵 宇治嘉太夫 牛島徳次 莵道稚郎子 宇治弥太郎 牛山初男 臼井吉見 臼田甚五郎 宇田川玄真 宇田川玄随 歌川豊国 宇田川榕庵 宇多天皇 内田晋斎 内田正雄 内田魯庵 内村鑑三 内山武志 内山弘 宇津山人菖蒲房 宇都宮泰綱 内海以直 烏亭焉馬 有働駒雄 宇野浩二 宇野東山 宇野義方 馬田源十郎 馬田清吉 茨田女王 楳垣実 梅園春男 梅津政景 梅暮里谷峨 卜部兼方 卜部兼文 卜部(吉田)兼倶 卜部(吉田)兼右 瓜生寅 瓜生政和 ウルマン 上井覚兼 上野善道 雲章一慶 雲頂一華 雲風子林鴻 頴川泰清 栄源 衛恒 英甫永雄 英楽帝 慧遠 エカテリナ二世 亦庵 江木鰐水 江木文彦 恵慶法師 江口渙 江口虎之輔 江口正弘 江口泰生 エクマン 江湖山恒明 慧済 江佐尚白 江島其磧 懐弉 エスキヴェル 恵鎮 エツコ・オバタ・ライマン 悦浄 江藤淳 衛藤即応 江藤澂英 J・エドキンス エドワーズ 榎並隆璉 榎一雄 榎本釜次郎(武揚) 江畑哲夫 潁原退蔵 海老沢有道 江見水蔭 恵命院宜守 江村北海 エ=ラゲ エリス 慧立 慧琳 延懐 円観上人 圜悟克勤 円朝 円珍 遠藤邦基 遠藤潤一 遠藤高璟 遠藤裕子 遠藤好英 遠藤嘉基 円仁 オイレンブルグ 王・栄 王引之 王応麟 王圻 応其 王義之 王欽若 黄継善 王国維 王思義 王象 汪紹楹 王昌齢 王仁昫 王仁煦 応神天皇 王世貞 王聖美 横川景三 王先謙 汪兆銘 鴨東蔌 王仁 王念孫 王文郁 王文光 欧文舎主人 王慕杜 王莾 王陽明 王力 桃林亭東玉 大井鎌吉 大石初太郎 大江朝綱 大江音人 大江公資 大江維時 大江維持 大江春塘 大江千里 大江匡衡 大江匡房 大河戸儀成 大木扇徳 大草常章 大国隆正 大伯皇女 大久保忠国 大久保忠寛 大久保道舟 大久保利謙 大久保初男 大久保彦左衛門忠教 大熊春吉 大蔵虎明 大蔵彦十郎 大蔵浩 大蔵弥右衛門虎明 大蔵弥太郎 大蔵義行 大里源右衛門 大鹿卓 凡河内躬恒 大島一郎 大島健彦 大島正健 大島良一 大須賀乙字 大杉栄 大曽根源助 大曽根章介 大田朝敷 大田栄太郎 大田垣蓮月 大田嘉方 太田牛一 太田玉茗 太田金右衛門 大竹貞治 太田玄九 太田晶次郎 太田随軒 太田全斎 太田武夫 太田辰夫 太田次男 大館利一 大田南畝 大谷伊都子 大谷淳蔵 太田水穂 大田元貞 太田康有 大塚高信 大塚光信 大槻玄幹 大槻玄沢 大槻如電 大槻磐渓 大槻磐水 大槻文彦 大津皇子 大坪併治 大手拓次 大友信一 大伴坂上郎女 大伴旅人 大伴家持 大伴広公 大鳥圭介 オートン 大中臣能宜 大西雅雄 大野洒竹 大野晋 多安樹 太安万侶 大橋乙羽 大橋勝男 大庭雪斎 大原孝道 大平三次 大町桂月 大町芳衛 大村喜吉 大村由己 大森惟中 大森北義 大森正富 大屋愷・ 大矢透 2 大山敏子 欧陽詢 オールコック 大和田建樹 大和田祚胤 大和田柳元 岡井慎吾 岡倉由三郎 岡敬孝 岡崎義恵 岡沢鉦次郎 小笠原恭子 小笠原長次郎 岡嶋冠山 岡千仭 尾形善那 尾形亀之助 緒方洪庵 緒方惟精 緒方惟孝 岡田三郎右衛門 岡田新内 岡田荘司 岡田荘之輔 岡田武松 尾形仂 岡田甫説 岡田真 岡田正美 岡田正之 岡田真澄 岡田希雄 岡田良平 岡野英太郎 岡野信子 岡白駒 岡麗 岡部精一 岡雅彦 岡見正雄 岡村和江 岡村春益 岡本かの子 岡本潤 岡本千万太郎 岡本夏木 岡本保孝 岡保生 小川栄一 小川承澄 小川環樹 小川未明 荻生徂徠 荻生道斎 荻田嘯 荻田長三 興津要 荻野三七彦 沖森卓也 荻原乙彦 荻原井泉水 奥平昌高 奥田邦男 奥田道大 奥田靖雄 奥津敬一郎 オグデン 阿国 奥野昌綱 奥村恒哉 奥村栄美 奥村三雄 小倉進平 小栗重吉 小栗広伴 小栗風葉 小栗栖香平 尾崎一雄 尾崎喜八 尾崎紅葉 尾崎士郎 尾崎庸夫 尾崎知光 小崎弘道 尾崎放嘉 尾崎雄二郎 尾崎行雄 長田須磨 小沢蘆庵 押小路甫子 小槻雅久 小津富之助 小瀬甫庵 小高敏郎 小田切良知 織田作之助 小田島雄志 織田純一郎 小田純一郎 小田野直武 織田信義 落合直文 落合直幸 落合芳幾 落合真澄 尾名池誠 オニール 鬼山信行 尾上菊五郎 尾上八郎 小野志真男 小野寺魯庵 小野十三郎 小野道風 小野藤太 小野操 小野職孝 小野恭靖 小野美材 小野蘭山 小幡景憲 小幡重一 小幡甚三郎 小幡篤次郎 沢潟久孝 表章 尾本国太郎 小山敦子 小山川䕃 小山田与清 小山篤叙 小山登久 折口信夫 オルコック 恩河朝祐 カーシュガーリー ガーディナー カーティヤーヤナ ガーベレンツ カーペンター カール・ギュツラフ カール・ペーター・ツュンベリー 晦厳智昭 海上随鷗 貝原篤信 貝原益軒 貝原好古 海保漁村 海北若沖 海保清陵 カエサル(シーザー) 加賀信広 鏡味明克 各務支孝 鏡島元隆 香川景樹 賀川豊彦 柿本人麻呂 柿村重松 火堯 覚晏 廓庵禅師 覚意 郝懿行 覚算 郭成章 覚性法親王 郭忠恕 覚超 覚如上人 郭璞 覚鑁 梯俊夫 景山直治 影山太郎 戈載 葛西善蔵 笠英治 笠女郎 笠金村 風巻景次郎 風祭甚三郎 花山院 花山院忠宗 花山院長親 梶井基次郎 鍛冶初江 鹿島則文 夏竦 M・de・カション 柏谷嘉弘 柏原司郎 春日和男 春日順治 春日正三 春日惣次郎 春日政治 カスパル ガスパル・ロアルテ 片岡義助 片岡賢三 片岡鉄兵 片岡良一 片岡瑠美子 片上天弦 片桐恭弘 片桐洋一 荷田春満 片野達郎 片山淳之介 勝海舟 カッケンボス 勝左衛門太郎 葛飾北斎 月尋堂 勝部真長 勝本清一郎 桂川国興 桂川国謙 桂川国幹 桂川月池 桂川香月 桂川中良 桂川甫策 桂川甫粲 桂川甫周 桂小五郎 桂宮智仁 桂文冶 桂文楽 加藤宇万伎 加藤景範 加藤一夫 加藤和夫 嘉藤久美子 加藤公逵 加藤弘蔵 加藤定彦 加藤静子 加藤楸邨 加藤毅 加藤千蔭 加藤知己 加藤弘之 加藤正信 加藤泰彦 加藤雷州 角川源義 楫取魚彦 香取秀真 金井清光 金井英雄 仮名垣魯文 金沢貞彰 金沢庄三郎 金沢裕之 金子金治郎 金子筑水 金子光晴 金田章宏 金田鬼一 金田八郎兵衛 金田弘 金原省吾 兼弘正雄 加納協三郎 加能作次郎 加納諸平 樺島忠夫 G・v・d・ガベレンツ 河北景楨 鎌田修 釜田喜三郎 鎌田五郎 神尾暢子 上條彰次 上司小剣 神原泰 加美宏 上村孝二 嘉村礒多 亀井勝一郎 亀井考 亀井高考 亀田次郎 亀田鵬斎 亀山孝一 加茂正一 賀茂季鷹 鹿持雅澄 鴨長明 賀茂真淵 柄井川柳 唐木順三 唐衣橘洲 烏丸光広 カラゾルス カラムゾーン 訶梨跋摩 狩谷棭斎 ガルシン カルルグレン カレピーノ 川合小梅 河井酔茗 河合隼雄 河内祥輔 川上蓁 川上親信 川上眉山 川上正光 川口久雄 川口松太郎 川口宗昌 川崎潔 川崎長太郎 川崎寿彦 川島忠之助 川路柳虹 川角三郎右衛門 川瀬生郎 川瀬一馬 河瀬清太郎 川副佳一郎 河竹新七 河竹黙阿弥 川田剛 川戸道昭 河鍋狂斎 川端茅舎 川端康成 川端善明 河原操子 河東碧梧桐 川村晃生 河村秀根 川村正雄 川本栄一郎 眼阿(素眼) 観阿弥 関漢卿 関牛 顔元孫 神作光一 冠山 顔師古 顔之推 貫之梵鶴 鑑真 顔真卿 観世元能 韓退之 神田喜一郎 神田孝平 神田龍身 神田信夫 神田伯山 神田秀夫 邯鄲淳 寛智 鑑智僧璨禅師 観中中諦 寛朝 カント 韓道昭 金成まつ 観応 上林暁 上林洋二 蒲原有明 韓非 寛平法皇 簡文帝 神部宏泰 桓武天皇 韓愈 甘露寺親長 C・ギアツ キーツ ギー・ド・モーパッサン 木枝増一 窮基 希頊周顓 季玉承球 菊岡久利 菊沢季生 菊田紀郎 菊池寛 菊地悟 菊池松軒 菊池大麓 菊地康人 菊地幽芳 季瓊真蘂 キケロ 黄公紹 季弘大叔 木坂基 如月寿印 岸江信介 貴志正造 岸田吟香 岸田国士 岸田武夫 岸田トシ 岸得蔵 季昌 義浄 希世霊彦 亀泉集証 木田章義 北尾重政 北尾政演 北尾政美 喜多川歌麿 北川和秀 北川忠彦 北川冬彦 喜田川(喜多川)守貞 喜多川行麿 北静廬 北園克衛 来田隆 喜谷六花 北野克 北畠親房 北原武夫 北原白秋 北原保雄 北村季吟 北村透谷 喜多村信節 吉蔵 鬼頭清明 木藤才蔵 義堂周信 暉堂宋慧 木戸照陽 木戸孝允 城戸千楯 城戸幡太郎 紀有岑 紀海音 木下順庵 木下順二 木下尚江 木下正俊 木下杢太郎 木下義俊 木下利玄 紀貫之 紀時文 紀友則 紀長谷雄 魏の文帝 規伯玄方 吉備真備 木部暢子 木村晟 木村熊二 木村彰一 木村鐙子 木村紀子 木村正辞 木村睦子 木室卯雲 九華瑞璵 九華老人 救済 久曽神昇 丘雍 ギュツラフ キュリロス 行阿 佳戒 行基 暁月坊(冷泉為守) 京極為兼 京極良経 経尊 岐陽方秀 行誉 ギヨーム・クールテ 曲山人 曲亭馬琴 玉鳴鶴 許渾 許慎 清原国賢 清原俊隆 清原直隆 清原夏野 清原業賢 清原業忠 清原宣賢 清原元輔 清原教隆 清隆宗賢 清原良賢 清原頼業 桐山正哲 希麟 金城朝永 金水敏 金田一勝定 金田一京助 金田一春彦 金阜山人 欽明天皇 金蘭斎 空海 空願 空性 空也 グエン・タイ・カン 陸羯南 九鬼隆誠 日下力 草鹿砥宣隆 日下部重太郎 草野清民 草野柴二 草部了円 九条兼実 九条知家 九条教実 九条政基 九条道家 九条師輔 グスタフ・ヨーン・ラムステット 虞世南 朽木龍橋(昌綱) 工藤敬一 工藤真由美 国木田独歩 国田百合子 国広哲弥 久野暲 久野マリ子 愚宝 窪川いね子 窪川鶴次郎 窪園春夫 窪田空穂 久保田淳 3 久保田万次郎 久保田万太郎 久保寺逸彦 久保天随 久保得二 久保智之 久保良英 久保より江 熊谷直孝 熊谷直好 熊坂蘭斎 熊沢蕃山 鳩摩羅什 久米邦武 久米訂斎 久米正雄 倉石武四郎 倉島節尚 倉田一郎 倉田百三 倉田正邦 クラッテンデン 蔵中しのぶ 蔵中進 L・グラナダ 倉野憲司 蔵野嗣久 蔵原惟人 クラプロート クララ・リート 栗田寛 栗野忠雄 栗林一石路 栗原信充 グリム グリム兄弟 栗本鋤雲 栗山定興 クルチウス クルト・シュプレンゲル クルムス グルンツェル グレー 黒岩万次郎 W・A・グロータース クローチェ 黒川道祐 黒川春村 黒川真頼 黒坂勝美 黒沢翁満 黒島伝治 黒田行元 黒田鑛一 黒田成章 クロポトキン 桑門俊成 桑田明 桑原武夫 桑原博史 郡家真一 董作賓 郡司成忠 桂庵玄樹 瑩山紹瑾 景徐周麟 慶政 敬聡興勗 契沖 継天寿戩 桂馥 邢昺 桂林徳昌 ゲーテ ゲーデル 芥子川津司 月翁周鏡 月舟寿桂 月尋堂 ゲロック 嫌阿弥陀仏 兼意 幻雲 玄恵 玄応 玄兢 玄慧 阮元 顕昭 源昭 源奘 源信 元稹 玄清 健蔵 玄宗 彦悰 玄宗皇帝 ゲンツェン T・ケンピス 阮甫 見坊豪紀 兼明親王 玄燁 彦龍周興 建礼門院右京大夫 恋川春町 小池一行 小池清治 小池藤五郎 小泉道 古泉千樫 小泉秀之助 小泉弘 後一条天皇 コイテル 高安茂 耕雲山人 孔(萩野)鳩谷 康煕帝 康遇聖 侯継高 孝謙天皇 光孝天皇 高国英俊 高坂弾正昌信 孔子 洪舜明 洪乗勲 江声 江西龍派 幸田文 幸田成文 幸田露伴 幸堂得知 幸徳秋水 孝徳天皇 光仁天皇 河野多麻 河野六郎 光武帝 弘法大師 光明皇太后 高名凱 孝明天皇 高良二 幸若丸 孤雲懐弉 顧炎武 ゴーゴリ ゴーブル ゴーリキー 郡史郎 郡虎彦 巨海良達 小金井喜美子 古澗慈稽 虎関師錬 古鏡明千 国場朝睦 国府寺新作 国分一太郎 小久保祟明 小熊秀雄 湖月信鏡 後光厳天皇 古今亭志ん生 越谷吾山 小式部 ゴシケーヴィチ 児島喜久雄 小島成斎 小島勗 小島俊夫 小島憲之 小嶋法師 小嶋政一郎 小島ミキ 小島雄斎 小島幸枝 小島吉雄 五条為綱 湖処子 五所美子 後白河天皇 湖心碩鼎 小杉榲邨 小杉天外 巨勢三杖 後醍醐天皇 小高恭 後高倉院 児玉卯一郎 児玉花外 後土御門天皇 ゴッホ 後藤昭雄 後藤朝太郎 後藤和彦 後藤重郎 後藤芝山 後藤祥子 後藤丹治 後藤宙外 後藤利雄 古藤友子 後藤基綱 護得久朝常 後鳥羽院 琴屋清香 小中村清矩 小西甚一 小西義敬 呉任臣 米井力也 近衛家実 近衛兼経 近衛信尹 近衛尚通 近衛政家 近衛基平 近衛基凞 小早川精太郎 小林一茶 小林栄子 小林健二 小林賢次 小林好謙 小林茂之 小林祥次郎 小林責 小林存 小林隆 小林多喜二 小林忠雄 小林千草 小林鼎助 小林秀雄 小林英夫 小林芳規 小林好日 後普光園院 呉美慧 後深草院 胡母敬 胡文煥 後堀河天皇 狛近真 小町谷照彦 小松茂美 小松代融一 小松正 小松登美 小松寿雄 小松英雄 小松屋百亀 後水尾院 五味智英 小峰大羽 小宮豊隆 護命 後村上天皇 小森玄良 小森陽一 顧野王 子安峻 小谷野純一 小山朝丸 小山多乎理 小山弘志 後陽成天皇 D・コリャード 呉陵軒可有 古梁招岷 惟宗孝言 ゴローニン ゴロヴーニン ゴンクール兄弟 混空 ゴンザ 権田直助 ゴンチャロフ コンディヤック コント 近藤堅三 近藤元粋 近藤賢三 今東光 近藤健 近藤鎮三 近藤豊勝 近藤春雄 近藤東 近藤瓶城 近藤真琴 近藤政美 近藤瑞子 近藤泰弘 近藤芳樹 近藤芳美 金春四郎次郎 金春禅竹 金春禅鳳 佐阿弥 崔瑗 才応総芸 西園寺公経 西園寺公衡 西園寺公宗 崔鶴齢 斎賀秀夫 西行 崔麒齢 西郷隆盛 西郷信綱 西条八十 斉田訥於 斉藤義七郎 斉藤恒太郎 西東三鬼 斉藤重治 斉藤秀一 斉藤徳元 斉藤春昌 斉藤彦麿 斉藤秀三郎 斉藤了庵 斉明天皇 崔融 佐伯梅友 佐伯功介 佐伯常麿 酒井紀美 酒井憲二 坂井衡平 堺利彦 境部連石積 栄田猛猪 榊纓 嵯峨喜次郎 榊原貴教 榊原篁州 榊原芳野 榊山潤 榊令輔 坂口安吾 阪倉篤義 坂田藤十郎 阪田雪子 嵯峨天皇 坂梨隆三 坂上是則 坂上望城 嵯峨の屋御室 坂原茂 相模 阪本一郎 阪本越郎 坂本清恵 坂本四方太 坂本龍馬 相良知安 相良正任 佐川誠義 策彦周良 佐久間鼎 佐久間象山 桜井鷗村 桜井茂治 桜井光昭 桜井勇作 桜井慈悲作 桜田治助 桜田周輔 桜春雄 桜町中納言 迫野虔徳 佐々井祐清 笹川種郎 佐々木峻 佐々木達 佐々木信綱 佐々木弘綱 佐々木春行 雀部信頬(信頼) 佐々木美津三 佐々木茂索 佐々木庸徳 佐々木信子 佐々醒雪 佐々政一 笹野堅 佐多稲子 貞苅伊徳 佐竹昭広 佐竹秀雄 佐竹義宣 佐藤亮雄 佐藤一斎 佐藤栄作 佐藤一英 佐藤球 佐藤喜代治 佐藤紅緑 佐藤茂 佐藤四信 佐藤進一 佐藤仁之助 佐藤輔子 佐藤誠実 佐藤惣之助 佐藤高司 佐藤貴裕 佐藤武義 佐藤鶴吉 佐藤亨 佐藤虎男 佐藤直方 佐藤信夫 佐藤春夫 佐藤信 佐藤劉二 佐藤亮一 里見義 里見弴 里村紹巴 里村昌琢 真田信治 佐成謙太郎 サニマ 狭野弟上娘子 サピア ザビエル J・サマーズ サミュエルズ 寒川鼠骨 佐村八郎 ザメンホフ 沢田東江 沢登春仁 沢柳政太郎 山々亭有人 三条公忠 三条実房 三条実躬 三笑亭可楽 三条西公条 三条西実条 三条西実隆 山東京山 山東京伝 山東直砥 三遊亭円右 三遊亭円生 三遊亭円遊 G・B・シドチ ジーフェルトス シーボルト 椎名宏雄 慈雲 シェイクスピア ジェヴォンズ 自悦守懌 シェレー 慈円 塩井雨江 塩沢和子 塩瀬宗和 塩谷順之丞 塩屋忠兵衛 塩谷宕陰 慈覚大師 志賀重昴 鹿都竹左衛門 志賀裕春 式亭三馬 識名盛命 竺雲等連 竺源恵梵 竺常 ヂクデン 重明親王 滋野貞王 重野安繹 重松泰雄 始皇帝 宍戸光風 宍戸深蔵 静川済 志筑忠雄 志筑長三郎 志筑龍助 志津田藤四郎 志田延義 義鎮 実厳 ジッド 十返舎一九 実範 持統天皇 シドチ 蔀徳風関牛 蔀遊燕 品川英輔 信濃前司行長 慈念 篠木れい子 篠崎久躬 篠田正作 篠田仙果 篠原鳳作 司馬江漢 司馬相如 司馬少博士 司馬遷 芝全交 柴田鳩翁 柴田甲二朗 柴田昌吉 柴田昭二 柴田武 柴田政章 柴田実 柴野栗山 芝不器男 司馬遼太郎 渋江保 渋江抽斎 渋川清右衛門 渋川六蔵 渋沢栄一 柴生田稔 志甫由紀恵 島木健作 島崎藤村 島正三 島津重豪 島津忠夫 島津久基 4 島田勇雄 島田清太郎 島田青峰 島田胤則 島田友啓 島田豊寛 島田虎之助 島田昌彦 島田豊 嶋田良臣 島地黙雷 島村瀧太郎 島村抱月 清水卯三郎 清水誠治 清水孝之 清水常太郎 清水浜臣 清水康行 清水好子 志村弘強 志村知孝 志村良治 下河辺長流 下野雅昭 下村孝光 釈迦 釈阿 釈皎然 釈宗彭 釈大典 釈諦忍 寂超 釈迢空 釈文雄 若夢房 釈良胤 釈良鑁 寂蓮 ジュール・ベルヌ 史游 周阿 十一谷義三郎 周恩来 周興嗣 周時経 秀松軒 秋水園主人 周祖謨 周弼 宗峰妙超 寿岳章子 寿岳文章 守覚法親王 朱熹 朱駿声 寿春妙永 守随憲治 寿専 シュタインタール 輸波迦羅 シュピッツァー シュピッツェル 撞木庵主人 シュライヒャー ジュリアス・シーザー シュレーゲル兄弟 シュレーダー 俊恵 俊覚 春登 順徳天皇 淳和天皇 淳仁天皇 春浦天皇 淳祐 ジョイス 成阿 ジョヴァンニ・バッティスタ・シドチ 常庵龍派 笑雲清三 城生佰太郎 蕭愷 蕭該 蔣介石 上覚 城菊 称光天皇 勝国良尊 浄厳 昌住 正宗龍統 成尋 成尋阿闍梨母 邵晋涵 丈艸 尚泰 章太炎 昌琢 承澄 邵長蘅 松亭金水 盛典 蕭統 聖徳太子 称徳天皇 条野採菊 条野伝平 紹巴 肖柏 庄原謙吉 生仏 聖武天皇 鍾繇 笑嶺宗訢 ジョージ・レイコフ ショーペン・ハウエル ジョーンズ 徐鍇 徐堅 徐鉉 徐状元 式子内親王 ジョゼフ・ヒコ 如竹 徐勉 徐筆洞 舒明天皇 N・ショメール 如儡子 ジョン・スチュアート・ミル ジョン・セーリス 白井寛蔭 白河天皇 白戸兼太郎 白鳥庫吉 白鳥省吾 白藤禮幸 ジリエロン 白石常人 心覚 新川正美 信行 心空 心敬 真興 審祥 尋尊 心田清播 進藤咲子 陣内正敬 榛葉彦三郎 信範 神保格 神保五彌 神保光太郎 新保磐次 神保弁静 新間進一 神武天皇 新村出 沈約 森羅万象 親鸞 心蓮 振鷺亭 スイート 瑞厳龍惺 瑞渓周鳳 推古天皇 末永祥守 末永甚左衛門 末広鉄腸 末松謙澄 周防内侍 菅江真澄 菅忠雄 須賀直入 菅野高平 菅野忠臣 菅野真道 須川賢久 菅原在良 菅原是善 菅原孝標女 菅原為長 菅原文時 菅原道真 菅原義三 杉浦重剛 杉亭二 杉崎夏夫 杉田玄白 杉田成卿 杉谷寿郎 杉谷代水 杉田久女 杉藤美代子 杉戸清樹 スキナー 杉村楚人冠 杉村孝夫 杉本つとむ 杉森信盛 杉森美代子 杉山次子 杉山正世 杉山康彦 スコット 朱雀天皇 鈴鹿野風呂 鈴木朖(郎) 鈴木一彦 鈴木勝忠 鈴木重胤 鈴木重三 鈴木進兵 鈴木泰 鈴木孝夫 薄田泣菫 鈴木田正雄 鈴木丹士郎 鈴木重陽 鈴木棠三 鈴木登美恵 鈴木彦次郎 鈴木日出男 鈴木博 鈴木弘道 鈴木牧之 鈴木三重吉 鈴木豊 鈴木義里 ステルン 須藤敬 須藤豊彦 須藤南翠 須藤由造 崇徳院 ストラング 砂川友里子 スピーア スペンサー 須山名保子 諏訪三郎 スワデシュ 世阿弥 贅庵 静観房好阿 清少納言 清貧社如水 清宮秀堅 聖明王 清和天皇 セウエル 瀬川如皐 石斎宗順 尺振八 関根俊雄 関根正直 関根慶子 関豊脩 関政方 関靖 戚綸 瀬古確 セザンヌ セシエ 世親 世尊寺行能 世尊寺流行忠 絶海中津 薛俊 説心慈宜 説心(雪心)素隠 薛聡 雪竇重顕 雪庭春積 雪嶺永瑾 瀬戸賢一 瀬戸重次郎 瀬戸山計佐儀 瀬之口隆敬 芹沢米治良 セルバンテス 仙覚 千観 千家元麿 剪枝畸人 善珠 専順 全真 川僧慧済 銭大昕 千朶山房主人 善無畏 川柳 増賀 宗快 宗鑑 宗祇 曹憲 惣郷正明 ソウサ 蔵俊 蔵春園主人 宗性 宗碩 宗長 宗牧 相馬御風 相馬泰三 相馬万里子 宗養 臧庸 臧礼堂 宋濂 傍木哲二郎 添田建治郎 ソーザ ソーンダイク 即天武后 ソシュール 素性 素暹法師 曽田文雄 蘇東坡 曽祢好忠 園池公致 ゾラ 孫詒譲 尊円法親王 孫過庭 孫強 尊子内親王 孫穆 孫愐 ダーウィン 大淵文刹 大岳周崇 太祇 大休善遊 大空玄虎 大黒屋光太夫 醍醐天皇 田井庄之介 戴震 大典 大典禅師 戴侗 諦忍 E・タイラー 平兼盛 平清盛 平貞文 平貞盛 平重盛 平資盛 平経高 平信範 平将門 平康頼 タウインヴィセンテ タウンゼント・ハリス 高井蘭山 高井市之助 高木甚平 高倉天皇 高杉晋作 高椙東一 高須墨浦 高田鏡湖 高田早苗 高田忠周 高田与清 高田衛 高津鍬三郎 高梨信博 高野繁男 高野素十 高野辰之 高野長英 高野りう 高羽五郎 高橋淡路女 高橋易直 高橋厳 高橋雄峯 高橋景保 高橋五郎 高橋吾良 高橋貞一 高橋残夢 高橋正治 高橋庄次 高橋新吉 高橋泰山 高橋太郎 高橋享 高橋徹 高橋貢 高橋実 高橋虫麻呂 高橋良昭 高橋与惣次 高橋虚子 高松茅村 高橋政雄 高見三郎 高見順 多賀宗隼 高村光太郎 高屋窓秋 高柳光寿 高山宗砌 高山樗牛 高山倫明 高山善行 高谷道男 宝井其角 滝井孝作 滝口武士 滝沢馬琴 滝七蔵 滝元桂 田鎖綱紀 田口卯吉 田口和夫 田口美雄 武井和人 武内はる恵 竹内美智子 竹内道敬 武内義雄 竹内理三 竹岡正夫 竹尾房子 武川幸順 武石彰夫 竹下しづの女 武島羽衣 武島又次郎 武田仰天子 武田孝 武田福蔵 武田宗俊 武田安之助 武田祐吉 武田麟太郎 武智正人 竹中郁 竹中邦香 竹原勇四郎 武久堅 建部綾足 竹本義太夫 竹本筑後掾 武山隆昭 田籠博 太宰治 太宰春台 田島毓堂 田島利三郎 D・ダ・シルヴァ 田代松意 只木小五郎 多田南嶺 多田義俊 多々良鎮男 A・タタリーノフ 橘耕斎 橘成員 橘氏忠 橘忠兼 橘仲遠 橘俊通 橘庭麿 橘直幹 橘成季 橘守部 橘諸兄 橘家円喬 橘家円太郎 橘豊 立羽不角 立原道造 立川談洲楼 田中章夫 田中彰 田中梅吉 田中大秀 田中克彦 田中喜美春 田中参 田中庄兵衛 田中新一 田中大介 田中卓 田中館愛橘 田中望 田中宣廣 田中裕 田中冬二 田中正義 田中万兵衛 田中道麻呂 田中芳男 田中義廉 田中義成 田中録之助 棚橋一郎 田辺南龍 田辺福麻呂 ダニエル・デフォー 谷川士清 谷崎潤一郎 谷崎精二 田螺金魚 谷壮太郎 谷真潮 谷山茂 谷山尚一 種田山頭火 田野村忠温 玉井喜代志 玉井幸助 玉岡松一郎 玉上琢弥 玉村竹二 玉村文郎 田丸卓郎 田宮仲宣 タムソン 為永春水 田安宗武 田山花袋 ダラス タルスキ 俵万智 段玉裁 湛契 団源次郎 丹後 談州楼燕枝 談州楼美満寿連 ダンチェンコ 断腸亭主人 ダンテ 丹羽純一郎 丹波憲基 丹波康頼 丹峯 段楊爾 知足 H・チースリク 智永 チェーホフ チェンバー 近石泰秋 近松茂矩 近松秋江 近松門左衛門 5 千頭清臣 竹柏園女史 智広 秩都紀南子 千葉亀雄 千葉周作 千葉勉 千村五郎 チャン・チョン・キム チャンブレン 中巌円月 仲算 長意 趙壱 趙蔭棠 張旭 張玉書 長慶天皇 趙高 張参 長三州 張芝 張士俊 張自烈 趙培梓 丁福保 張文成 張楫 長蘆慈覚禅師 褚亮 知里真志保 知里幸恵 鎮源 陳元靚 椿庭海寿 陳廷敬 陳彭年 陳夢雷 陳澧 津江左太郎 都賀庭鐘 塚原渋柿園 塚原鉄雄 塚本邦雄 塚本明籌 築島裕 辻加代子 辻善之助 辻大介 辻村敏樹 辻本春彦 辻森吉行 辻蘭室 都築通年雄 都築頼助 津田吉太郎 津田仙 津田左右吉 津田真道 土田吉左衛門 土屋信一 士屋博映 堤桂樹 綱島梁川 恒藤恭 常深千里 角田一郎 角田三枝 椿椿山 坪井九馬三 坪井為春 坪井信道 壺井繁治 坪内逍遥 津村信夫 露の五郎兵衛 ツュンベリー ツルゲーネフ 鶴田直容 鶴田常吉 鶴峯戊申 鶴屋南北 ディオニュシオス・トラクス 鄭司農 鄭若曽 鄭舜功 鄭樵 程邈 鄭光祖 鄭余慶 テーラー夫人 デカルト デキャンプ 手島堵庵 手塚邦一郎 手塚謙 手塚昇 鉄外呑鷟 デミヤン デューイ デュシエーヌ・ド・ベルクール デュ・マルセ デュルケム 寺川喜四男 寺沢芳雄 寺師忠夫 寺島浩子 寺島良安 寺田透 寺田寅彦 寺田勇吉 寺村秀夫 寺山修司 デルケーム 天隠龍沢 天英祥貞 天岩牧中 天智天皇 天童如浄 天南松薫 天武天皇 天祐梵嘏 土居光知 土肥春曙 土肥清喜 土肥忠生 戸井田道三 土井晩翠 土井洋一 洞院公賢 洞院実煕 H・ドゥーフ 東海散士 棹歌亭真揖 道元 桃源瑞仙 唐玄度 J・ドゥシャトー 東条義門 東條琴台 東条喆 東条永胤 東条操 陶宗儀 藤貞幹 藤堂明保 藤堂祐範 藤堂良精 銅脈先生 東流斎馬琴 桃林堂蝶麿 トゥルベツコイ ドーザ ドーデ ドーリットル ドール 富樫広蔭 栂井道敏 戸川秋骨 外川秀治郎 戸川芳郎 土岐哀果(善麿) 時枝誠記 徳川家茂 徳川家康 徳川斉昭 徳川光圀 徳川宗賢 徳田浄 徳田秋声 徳富蘇峰 徳富蘆花 徳永直 徳光久世 所功 土佐光信 戸沢姑射 戸沢光徳 ドストエフスキー 戸田欽堂 ドナトゥス 礪波今道 ドナルド・キーン 舎人親王 外村繁 鳥羽天皇 土肥健之助 土肥経平 ドフトエフスキー ドブロリューボフ 杜甫 トマス・ア・ケンピス 冨倉徳次郎 富沢赤黄男 富田砕花 富永太郎 富永平兵衛 富ノ沢麟太郎 富安風生 富山道冶 トムズ トムセン 友久武文 ド・モルガン 外山映次 外山正一 外山政一 豊島正之 豊島与志雄 豊田千速 豊田実 豊臣秀次 豊臣秀吉 豊原統秋 トラウベル トラッドギル トリア 鳥養宗晰 トリゴー・ニコラス 鳥谷善史 トルストイ トルベツコイ 頓阿 ドンケル・クルチウス L.C. トンプソン トンミュス 曇無徳 内藤彦一 内藤風虎 内藤鳴雪 直木三十五 中井和子 永井荷風 永井尚行 永井如瓶 中井精一 永井青崖 永井龍男 永井直治 中井幸比古 中江篤介 中江兆民 中江藤樹 永江秀雄 中尾良信 中金正衡 中神保 中川喜雲 中川景福 中川小十郎 中川淳庵 中河与一 中川芳雄 中勘助 長坂成行 長沢規矩也 中沢権之介 中沢道二 中沢文三郎 中沢政雄 中島敦 中島歌子 中島悦次 中島久徴 中島斌雄 永嶋貞次郎 長嶋豊太郎 中島広足 中島力造 中城ふみ子 永積安明 永瀬治郎 仲宗根政善 中田幹母 永田助太郎 永田高志 中田剛直 中田敏夫 永田直行 中谷仙之助 中田祝夫 長田穂積 長田幹彦 中田みずほ 中塚一碧楼 中務 中塚節 中皇命 中西伊之助 中西信慶 中西梅花 長沼賢海 長沼直兄 中根香亭 中根淑 中根元珪 中根千枝 中院通勝 中院通茂 中院通秀 中野幸一 中野三敏 中野重治 中野得信 永野賢 永野義言 中野(志筑)柳圃 長橋間右衛門 中畠孝幸 中浜万次郎 中原職忠 中原師梁 中原中也 中原師守 中原師安 中原康富 仲原善忠 中御門宣胤 那珂通高 那珂通世 永峰秀樹 中宮誠之 中村明 中村吉蔵 中村清矩 中村草田男 中村国太郎 中村敬宇 中村最文 中村順一郎 中村真一郎 中村静淵 中村星湖 中村汀女 中村愓斎 中村徳山 中村花痩 中村秀穂 中村啓信 中村不折 中村正直 中村通夫 中村光夫 中村武兵衛 中村武羅夫 中村守男 中村雄吉 中村幸彦 中村喜和 中本正智 永山勇 中山作三郎 中山定親 中山青莪 中山忠親 永山時英 中山得十郎 中山信名 中山義秀 仲吉良吉 長与専斎 長与善郎 半井桃水 半井卜養 那須雅之 ナツタル 夏目漱石 鍋島能弘 並木五瓶 並木正三 名村茂三郎 苗村竹伯 名村八十郎 名村八太郎 奈良毅 楢林重兵衛 楢林高美 楢休彦四郎 成沢勝 成島柳北 成瀬正一 鳴門次郎吉 名和清左衛門 那波大吉 那波利貞 南山 南条近行 南条文雄 南仙(杣)笑楚満人 南部義籌 南摩綱紀 ニーチェ 新野直哉 新見豊前守 新山茂樹 二階堂整 ニコライ・グレー ニコライ・レザーノフ ニコラス・ポッペ 西周 西尾光一 西尾光雄 西尾実 西儀十郎 西吉右衛門 錦文流 西崎亨 西沢一風 西沢美仁 西沢隆二 西下経一 西島宏 西島三千代 西周助 西甚三郎 西善三郎 西田太一郎 西田伝助 西田直養 西田直敏 西角井正慶 西野古海 西端幸雄 西雅九郎 西宮一民 西村市郎右衛門 西村茂樹 西村周次郎 西邨貞 西村亨 西村吾反 西山宗因 西山佑司 西山義行 二松軒 二条天皇 二条良基 西脇順三郎 二世曲亭主人 二世為永春水 日蓮 新田哲夫 仁田義雄 新渡戸稲造 蜷川智薀 蜷川親元 二瓶愛蔵 丹羽一彌 丹羽哲也 丹羽文雄 任徴 忍頂寺務 仁如集堯 仁明天皇 縫部義憲 額田王 沼本克明 ぬやま・ひろし ネウストプニー 根上剛士 根岸正純 根来司 年希堯 P・ノアク 能阿 能因法師 野内良三 ノールズ 野上豊一郎 野上弥生子 野口英一 野口恒重 野口米次郎 野崎教景 野島秀勝 能勢朝次 野田寿雄 野田春美 野之口隆正 野々口親重 野々口立圃 野々村戒三 野林正路 野間光辰 野村秋足 野村精一 野村泰亨 野村八良 野村真木夫 野村雅昭 野元菊雄 ヴァイス パーカー パース パーソンズ バードウィステル バアドレ パーニニ ハーバーマス パーマ パーマー(Palmer, H) バーント バイイ 梅印元冲 梅岳山人 パイク 梅寿 ハイゼ 梅亭金鷲 ハイネ ハイムズ 梅膺祚 パイルズ バイロン ハウフ パウル 芳賀幸四郎 芳賀矢一 芳賀綏 萩野由之 萩原乙彦 萩原恭次郎 萩原朔太郎 萩原広道 柏舟宗趙 白楽天 羽栗洋斎 ハケット 箱田保顕 パジェス 橋爪貫一 橋本朝生 橋本貴一 橋本四郎 橋本進吉 橋本多佳子 橋本不美男 橋本万太郎 橋本好春 橋本義彦 長谷川かな女 長谷川素逝 長谷川端 長谷川辰之助 長谷川天渓 長谷川零余子 支倉常長 畠山健 秦宗巴 波多野秋子 波多野完治 波多野義重 パタンジャリ バチェラー 馬致遠 蜂谷清人 峰矢真郷 白居易 パットナム 服部宇之吉 服部誾照 服部畊石 服部四郎 服部誠一(撫松) 服部中庸 服部南郭 服部武喬 服部撫松 服部幸雄 波照間永吉 花園天皇 花田清輝 塙忠詔 塙保己一 馬場孤蝶 馬場佐十郎 馬場辰猪 馬場為三郎 馬場為八郎 馬場信武 馬場宏 馬場良雄: パヴロフ 浜田敦 浜田啓介 浜田彦蔵 浜西正人 浜野知三郎 葉室時長 早川厚一 林大 林巨樹 林鵞峰 林圀雄 林重雄 林述斎 林四郎 林正十郎 林田明 林道春 林芙美子 →続き 索引PDF
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39397.html
登録日:2018/05/02 Wed 12 40 22 更新日:2023/10/19 Thu 20 14 09NEW! 所要時間:約 17分で読めます ▽タグ一覧 CERO_Z指定神話 ←ZはゼウスのZ NTR NTR被害者 これはひどい ギリシャ神話 スケコマシ ゼウス ヘラ ムネモシュネ ヤリ捨て ユダヤ被害者の会 レイパー レイプ 一覧項目 下半神 不倫 不義の子 伝承 全恥絶倫の神 凌辱 外道 女たらし 女性関係一覧 嫉妬 子沢山 孕ませ 孕ませ神 強姦 性別を超えた聖母の愛(性) 恥の多い生涯を送ってきました 悪魔 拉致監禁 暇を持て余した神々の遊び 汚い誠 沢越止 炎の孕ませ万能神 獣姦 略奪愛 異種姦 神 神は死んだ 神話 穴があったら挿れたい 絶倫 誠でも助走をつけて殴るレベル 邪神 鬼畜 鬼畜の所業 ギリシャ神話の主神ゼウスは人も神も従え宇宙に君臨する偉大な統治者であるが、 それ以上に愛多き神としてもよく知られている。 彼は自分に妻がいようと相手が人妻であろうと、一度これと見定めた相手なら 神の力を存分に操り手段を問わずものにしてしまい、子を孕ませてしまうのである。 さらにあくまで自分を拒む相手には残酷な仕打ちを行ったりなど、その奔放さはとどまることを知らない。 この項目ではゼウスと性愛関係を結んだ、もしくはその標的として選ばれた人物たちを取り上げる。 個別項目が存在する人物もいるため、以下の項目とあわせて参考にしてほしい。 ●関連項目 ゼウス ヘラ(ギリシャ神話) ティターン十二神 ●目次 【妻たち】○メティス ○テミス ○ヘラ ○ディオネ 【愛人たち】○女神・妖精たち●デメテル ●ペルセポネ ●アフロディテ、ガイア ●ムネモシュネ ●アステリア ●レト ●エウリュノメ ●マイア ●エレクトラ ●タユゲテ ●アイギナ ●プルートー ○人間たち●ニオベ ●カリスト ●エウロペ ●セメレ ●イオ ●レダ ●ラミア ●アンティオペ ●ダナエ ●ラオダメイア ●プロトゲネイア ●アルクメネ ○番外●ガニュメデス ●テイレシアス 【妻たち】 ゼウスと正式な婚姻関係で結ばれた女性たち。 当然ながら全員が女神、それもティターン神族直系の高貴な血筋を持つ大女神たちである。 彼女らはゼウスとの間にこれも高名な神・妖精らの子をつくり、自らもその知恵や手腕でもって主神たるゼウスを支える役目をまっとうした。 しかし彼女らも、必ずしも恵まれた生涯を送ったとは言い難い。 彼女らはオリュンポス12神の長であるゼウスにとって、自らの地位を脅かしうる政敵にもなりえたからだ。 彼女ら自身ももとから力ある女神であり、さらに産まれてくる子次第では父をもしのぐ勢力を身につけてしまいかねない。 事実ヘラはゼウスに対して、他のオリュンポスの神々と示し合わせて造反したことさえあるのだ(ヘカトンケイルの項目参照)。 そのためゼウスからの処遇も酷薄なものになることが多く、メティスのように事実上粛清されてしまった神もいる。 ○メティス ゼウスの最初の妻となった智慧の女神でオケアニデス(*1)のひとり。 アテナの母とて知られる。 ゼウスに助力してクロノスの腹から兄弟たちを吐き戻させ、ティタノマキアの勝利に貢献。 その後ゼウスに妻として迎えられる。 (ゼウスから逃げまわったあげく孕まされたという伝承もある) しかしウラノスとガイアの「メティスの子が男児であればゼウスの地位を脅かすだろう」 という予言を恐れたゼウスによって丸呑みにされてしまった。 しかしすでに胎内に宿していた娘アテナが父ゼウスの額を打ち割って誕生。 メティス自身もゼウスと一つになって彼の体内から助言を行うようになり、 夫と娘が彼女の叡智と力を引き継いでいくことになる。 ○テミス ゼウスの二番目の妻でティターン十二神のひとりである法と掟の女神。 メティスなき後のゼウスは妻として叔母であるテミスを選び、彼女との間に 時間の三女神ホーライ三姉妹と運命の三女神モイライ三姉妹をもうけた。 テミスは彼女らを産みだすことで自然界に秩序をもたらしたのである。 ゼウスが正妻としてヘラを選んだ後も、ゼウスの側近として傍らに立ち、 神の法に背くものらの名をゼウスに伝えていたとされる。 ○ヘラ ゼウスの三番目の妻で、彼の正妻として広く知られている。 しかしそのなれそめは、すでに妻帯していたゼウスが彼女のあまりの美しさに心奪われなりふり構わず手を出そうとしたのであって、あまりきれいなものとは言えない。 ヘラはそのゼウスのアプローチに際して「正式に妻として迎えていただけるのなら」と返答。 ゼウスは泣く泣くテミスと別れ、ヘラを妻とした。泣きたいのはテミスだと思うんですが このエピソードが示す通りヘラは婚姻という契約を守護する女神である。 ゼウスの愛人たちへの処罰が手厳しいのはこのためであろう。 詳しくは個別項目を参照されたし。 ○ディオネ ウラヌスとガイアの娘でティターン神族のひとりである天空の女神。(*2) ティターン十二神は彼女を加えて十三神とされることもある。 その名はゼウスの女性形とも言われており「女ゼウス」という異名を持つ。 地方によっては彼女はゼウスの妻とされ、ふたりがともに同じ祭壇で祀られていた。 一説によるとアフロディテはゼウスと彼女の娘だという。 【愛人たち】 正式な婚姻によってでなく、ゼウスと性愛関係を持った(もしくはその対象となった)女性たち。 多くの場合はゼウスが無理矢理迫った結果である。 女神や妖精など天の住人達はもちろん、人間も数多くその毒牙にかかっており 少女に人妻、さらには美少年までもがそのえじきとなった。 彼女らもまたゼウスとの間に神、もしくは英雄となった子らをもうけている。 しかしいかに相手が最高神とはいえ道ならぬ恋であり望まぬ婚姻であったことは変わらず 多くの場合母子は自分たちの境遇を悲しみ、家族や世間からの扱いもまた冷たいものであった。 何より正妻であるヘラからの仕打ちは苛烈を極めた。 ヘラは夫であるゼウスに向けるものよりもはるかに激しい嫉妬心・復讐心を愛人やその子らに向けた。 そして過剰とも思える残酷な罰を母子らに科したのである。 ○女神・妖精たち ●デメテル 言わずと知れたオリュンポス十二神のひとり、ゼウスの姉であり妹である大地母神。 ゼウスと臥所(ふしど)をともにし(あるいは無理やり手籠めにされて)、若き乙女の神コレー・・・ つまり後のペルセポネを産んだ。 ●ペルセポネ こともあろうかゼウスの娘であり、兄貴の嫁である彼女も、ゼウスと交わり子を産んだという伝承が存在する。 それはギリシャ神話の密儀の一つ「オルフェウス教」における伝承である。もうハデスは謀反起こした方がいいんじゃないかな… ゼウスはペルセポネに蛇の姿で迫り、彼女との間に少年神ザグレウスをもうけた。 しかしザグレウスはヘラの怒りを受けて差し向けられた巨人たちにバラバラに引き裂かれ食い荒らされてしまう。 だが心臓だけはかろうじてアテナの手によってゼウスに届けられ、そしてゼウスに飲みこまれた。 その後ゼウスはセメレと交わり、ザグレウスの心臓はディオニュソスのものとして再誕したのだという。 ちなみに、ゼウスが娘である彼女に手を出したのはこれが最初で最後ではない。 奴はなんとハデスに化けてペルセポネのベッドに侵入し、交わった事もあるのだ。 その結果生まれたのが、悪夢の女神・メリノエである。 彼女は残酷な事にゼウスとハデス両方の性質を受け継いで、白黒の斑の姿をしていたという。 ●アフロディテ、ガイア 半人半馬の獣人ケンタウロスの起源となった伝承のひとつとして、ゼウスを父親とするものがある。 海の泡から誕生したアフロディテは流れに任されるままキプロス島へとたどりついた。 はたせるかな、その美しさに目を奪われたゼウスがその後を追って上陸。 しかしアフロディテは身をひるがえし、ゼウスの追跡を振り切ってしまう。 思いを遂げられなかったゼウスは大地(ガイア)に先走り汁をほとばしらせた。 その大地から生じたのがケンタウロスであるという。 ちなみにこうして誕生したキプロス島のケンタウロスは牡牛の角を持っているのが特徴。 ●ムネモシュネ ウラヌスとガイアの娘でティターン十二神のひとりである記憶の女神。 ゼウスと九日間のあいだ夜をともにし、文芸の女神ムーサ(ミューズ)の九姉妹を産み落としたとされている。 詳しくは個別項目を参照のこと。 なお彼女がゼウスを受け入れたのは時系列的にはデメテルを手籠めにした後であったが、 ムネモシュネも娘のムーサたちもゼウスを恨むことも、またヘラ含めた他の神々らからうとまれることもなかった。 その後もムネモシュネはエレウテールの丘にあるじとして住みつづけ。ムーサたちはオリュンポス山につつがなく迎え入れられた。 ●アステリア ティターン十二神のコイオスとポイベの娘で、レトの姉妹。ヘカテーの母ともされる。 ゼウスに気に入られて鷹の姿で追い回されたあげく、自ら変じたともゼウスに変えられたともされるが ウズラの姿になってみずから海に飛びこんで(ゼウスに海にほうりこまれて)しまう。 その海には浮島ができ、後述のレトが身を寄せたとされるオルテギュア島となった。 珍しく未遂となった例。 ●レト ティターン十二神のコイオスとポイベの娘でアステリアの姉妹。 ウズラの姿になったゼウスに近づかれて双子をはらんでしまう。 これを知ったヘラは、さらにその双子が「最も輝かしい神となる」という予言を聞いて大激怒。 レトに「ひとすじでも日が差したことのある場所では子を産んではならない」という呪いをかける。 子を産める場所を探して世界をさ迷い歩き疲れ果てたレトは、とある海岸へとたどりついた。 すると見る間に、目の前に島が浮き上がってきた。 この島こそ海に身を投げたアステリアの化身オルテギュア島(*3)だった。 ヘラの仕打ちに流石に同情したポセイドンが海底から島を浮上させると同時に、大嵐を起して日の光を遮ったのである。 レトはこの海底から浮かび上がってきたこれまで一度も日の差したことがない島で出産の準備を整えた。 しかし、ヘラの怒りは止む事が無く、自らの娘でお産の神エイレイテュイアに命じて出産を妨害させた為にレトは大嵐の島でボロボロになって陣痛に苦しむ羽目に落ちってしまう。 遂にゼウスとヘラ、そしてポセイドンの母神レアが娘の暴走に歯止めをかけるべく出馬してエイレイテュイアを引っ張り出して事態を収拾した。 その双子の神こそアポロンとアルテミスの兄妹である。 ●エウリュノメ メティスと同じくオケアニデスのひとり。 ゼウスとの間に美の三女神カリス三姉妹をもうけた。 彼女らもムーサ九姉妹らと同様罰せられはせず、アフロディテの侍女としてオリュンポス山に迎えられている。 エウリュノメはのちに、ヘラに実の子でありながらその醜さを疎まれ海に投げ捨てられたヘパイストスを、 母であるテテュスとともに保護し育てている。 ●マイア ティターン神族であるアトラスの娘で、プレアデス七姉妹のひとり。 ヘラが寝こんでいる隙を見計らってこっそりと夜這いしてきたゼウスに孕まされてしまう。 そのせいで闇から闇に暗躍する盗人の神ヘルメスを産むこととなった。 マイアは後に熊にされたカリストの息子アルカスをかくまい育てている。 ●エレクトラ エレクトラというとミケーネ王女のほうが有名だが、こちらはティターン神族であるアトラスの娘でプレアデス七姉妹のひとり。 彼女もゼウスとの間の子のイアシオン・ダルダロスもこれといって罰を受けたりはしていない。 ただ息子のイアシオンはデメテルの愛人となったせいで嫉妬したゼウスに雷で撃ち殺されてしまった。 他人には厳しいゼウスである。 ●タユゲテ ティターン神族であるアトラスの娘で、プレアデス七姉妹のひとり。 マイア、エレクトラの姉妹。 ゼウスの寵愛を受け、一子ラケダイモンをさずかる。 ラケダイモンはその後娘ラコ二ア王の娘スパルタをめとい、スパルタ国の建国の父となった。 ●アイギナ 河のニンフで、河の神アソポスの娘。 父に溺愛されていたが、大鷲に姿を変えたゼウスに連れ去られてしまう。 アソポスは道すがらシジフォスに手がかりを聞く(*4)などして娘が無人島にいることをつきとめた。 しかしいざのりこまんとしたところ、ゼウスの雷で追い払われてしまう。 邪魔者のいなくなったゼウスは今度は炎となってアイギナを包みこみ悠々と犯してしまう。 そしてアイギナは後に冥界の裁判官となるアイアコスを産んだのである。 その島は後にアイアコスが母親の名を付け、おだやかに治めていたが 憤懣やるかたないヘラによって疫病がばらまかれ島民のほとんどが死に至ってしまう。 すかさずゼウスは島にいたアリを人間に変えてアイギナ島を再建したという。 ●プルートー 冥府の神のほうではなく、ベレキュントス山のニンフでクロノスの娘。 神々へのもてなしに息子の煮込み肉を出したせいで永遠の飢えと渇きにさいなまれることになったタンタロスの母親。 息子はやらかしているが、彼女にはこれといった懲罰のエピソードは見当たらない。 ○人間たち ●ニオベ 人間たちの最初の王とも、最初の人間であったとも言われるポロネウスの娘。 ゼウスが手をつけた最初の人間の娘だとされる。 ゼウスとの間に都市アルゴスの開祖となったアルゴスをもうける。 (百眼巨人の方とは別人) ●カリスト アルカディア王リュカオンの娘で、処女神アルテミスの侍女。 アルテミスに化けたゼウスに純潔を散らされ孕まされたあげく、それがアルテミスに露見して熊に変えられてしまう。 このあたりの経緯はアルテミスの項目を参照。 その後、彼女とゼウスの息子アルカスはマイアにかくまわれ、立派な若者に成長した。 ある日アルカスは森の中で熊に出会い、これを仕留めようと弓を引く。 しかしその熊こそかつて別れた母親のカリストであった。 ゼウスはとっさにアルカスを子熊に変え、ふたりを天上に星座として掲げたのである。 しかしヘラはこのふたりが天上に来ることをよしとしなかった。 ヘラは自分の養父母である大海の神オケアノスとテテュスに、この親子が海に降りて休むことの無いようにと願った。 海神の夫妻はこの願いを聞きとどけ、それ以来カリストとアルカスは沈むことのないおおぐま座・こぐま座として北天をめぐっているのだという。 ●エウロペ フェニキアの王女でセメレの叔母に当たる。 大変美しい姫君で、ひと目でゼウスの心を奪ってしまった。 ゼウスはヘラに知られず思いを遂げるため、白い牡牛に化けてエウロペに近づく。 ゆっくり時間をかけて警戒心を解き、エウロペが自ら自身の背中に腰かけたところで ついに牡牛となったゼウスは海へ天へと駆けだした。 ゼウスはヘラの目を欺くため四方八方を飛び回ったすえ(*5)、風光明媚の島クレタ島に降り立って正体を明かしエウロペに迫った。 エウロペもついにはこれを受け入れ、ゼウスとの間に三人の息子たちをつくった。 ゼウスはエウロペと息子らをクレタ島の王アステリオス(*6)に託し、さらに青銅巨人タロスを贈り島を守らせた。 この三人の息子らが後のクレタ国王ミノス、優れた手腕で兄を支えたクレタの立法家ラダマンテュス、リュキア王サルペドンである。 後にこれらの行いはヘラも知るところになるが、精強をもって知られるクレタ国の軍勢と タロスによって守られたエウロペとその息子たちにはどうしても手を出せなかった。 そしてその怒りは親族であるセメレのもとに向かっていくことになるのである。 ●セメレ エウロペの兄弟であるテーバイ国王カドモスの娘で、エウロペの姪。 エウロペを見つけるまで帰ってくるなと事実上王国を追放されたカドモスは、 各地を放浪したのちにアポロンの守護を受けてテーバイ国を打ち立てた。 そして、建国時にアレスの飼い竜を殺した事で一時期不興を受けていたアレスとも和解し、 アレスは娘のハルモニアを降嫁させ、カドモスは義父のアレスを国の守護神として尊崇する契約を結んだ。 カドモスの娘である王女セメレは叔母であるエウロパ、母であるハルモニア、祖母であるアフロディーテ、そして曾祖母であるヘラと同じく大変美しい女性で、 その美しさを目に止めたゼウスは人間の若者に化けて王宮に忍びこむ。 首尾よくセメレのもとにたどりついたゼウスが正体を明かし思いを告げると、セメレはこれを歓喜して受け入れる。 そして逢瀬をつづけていくうち、セメレはゼウスとの子をその身に宿した。 またしても同じ血筋のものに夫の心を奪われたヘラの怒りはおさまらない。 彼女はこの上なく残酷な復讐を思い立ち、セメレの乳母に化けて彼女にそっと耳打ちをする。 ほどなくして訪ねてきたゼウスに、身重のセメレはこう切り出す。 「あなたさまとの愛のあかしをいただきたく願います」 「どのようなものでも授けよう、冥府の河(ステュクス)に誓って」 「わたくしと愛の契りを交わしてくださいませ。― ヘラさまをお迎えになるのと同じ姿で」 ゼウスは己とセメレがヘラの罠に陥れられたことをさとった。 しかし冥府の河(ステュクス)への誓いはゼウスであってもひるがえすことはできない。 ゼウスはたとえようもなく苦々しい面持ちで寝室へと入っていき、真の姿を現し・・・ あわれセメレは愛する男の身から放たれた雷に打たれて焼け死んだのである。セメレーも常人より強靭な半神の肉体の持ち主だったが、流石に至近距離からゼウスの雷を受けては即死を免れなかった。 しかしその胎内の子はかろうじてヘルメスによって救い出され、ゼウスの太ももに縫いこまれて育てられた。 それから三か月を経て誕生したのが、酩酊と狂乱の神ディオニュソスである。 相手が神とは言え、道ならぬ恋を嬉々として受け入れた数少ない女性。 そして、曾祖母の怒りを買って曾祖父の電撃で焼き殺されると言う数奇な最期を遂げた。 しかし、神の女王でもある曾祖母の面子を傷つけて不倫した罪は性質が悪いと判断されたのか、ハデスとペルセポネによってタルタロス(無間地獄)送りの判決が下され、息子がハデスとペルセポネを渾身の力作・ギンバイカを献上して宥めるまで壮絶な責め苦を受け続ける事になった。 ●イオ 城塞都市アルゴスにてヘラに仕えていた女神官。領内を流れていた河の神イナコスの娘。 彼女に目をつけたゼウスは、父であるイナコス河のほとりを歩いていたところを暗闇で覆い隠して手籠めにしてしまった。 すぐさまヘラに見つかりその場を押さえられそうになってしまうが、ゼウスはとっさにイオを牝牛の姿にしてごまかす。 「どうしたヘラ、ここにはわたしとただの牛しかおらんぞ」 「・・・ただの牛ですか。 それならわたしがいただいてしまってよろしいですね?」 こうしてゼウスのごまかしを逆手に取ってまんまとイオをさらっていったヘラは、 ゼウスであっても取り返せぬよう百眼巨人アルゴスを見張りにつけた。 アルゴスは全身にある百の目を順番に眠らせることで、本人はけして眠ることななく寝ずの番を続けることができた。 ゼウスはイオを解放させるため息子のヘルメスを遣わせる。 ヘルメスはおしゃべりと葦笛の音色でどうにかアルゴスを眠らせ、その首を討ち取った。 しかしすかさずヘラがアブを放ってイオを刺させる。 牛の姿のイオはほうぼうを逃げまどい、ナイル川のほとりでようやく人の姿に戻った。 ゼウスの嘆願をうけたヘラが怒りをおさめ、ようやくイオから手を引いたのである。 イオはここでゼウスとの息子エパポスを産み落とし、このエジプトの地の女神となったのだという。 ●レダ スパルタ王テュンダレオスの妻で、スパルタ王妃。 地上におけるゼウスの最後の愛人である可能性が高い。 ある日レダは鷲に追われ飛びこんできた白鳥をかくまう。 しかしその白鳥こそがレダを見初めたゼウスであった。 気づけばレダは白い羽の下に組み伏せられ・・・ レダはその晩、夫のテュンダレオスとも愛を交わした。 その結果彼女は二個の卵を産み落とす。 その中からはのちに双子座となるカストルとポルックス兄弟、 そして美しいヘレネとクリュタイムネストラの姉妹が誕生したのである。 この婚姻については直接的な懲罰はレダにもその子らにも下されていない。 寧ろ、ヘラの要請に応じて若年のカストルとポルックスがイアソンの仲間に加わった逸話もあり、ヘラの権威を尊重していて協力的だったので少なくとも男子二人に対してはヘラも悪意を抱いていなかった可能性が高い。 しかしこのとき卵から生まれた子ら・・・ 神(ゼウス)の血を引くポルックスとヘレネ、人間(テュンダレオス)の血を引いたカストルとクリュタイムネストラは 大きな戦乱をときに巻き起こしときに巻きこまれ哀しくも壮絶な人生を送ることになるのである。 ●ラミア ポセイドンの息子ベーロスが自らの母リビュエとの間につくった娘で、リビアの女王。 ゼウスと恋に落ち子宝に恵まれたが、ヘラの怒りを受けて子供らをすべて殺された上に怪物へと変えられてしまう。 個別項目を参照。 ●アンティオペ テーバイ王ニュクテウスの娘。サテュロス(*7) の姿をしたゼウスと交わり、ゼトスとアムピオンの双子を産んだ。 父王ニュクテウスはこの道ならぬ交わりに激怒。 アンティオペは幼い子を逃し国を逃れるが、捕らえられ奴隷とされてしまう。 ゼトスとアムピオンは母を救い出し王を倒し、テーバイの王となったのである。 ●ダナエ アルゴス王アクリシオスの娘でアルゴス王女。前述のタユゲテは曾祖母に当たる。 アクリシオス王は「孫に殺されるだろう」という予言を恐れダナエを地下室に閉じこめた。 そのダナエのもとに黄金の雨となったゼウスが忍び入り、彼女の上に降りそそいで子をなした。 その子が後にメデューサ退治などで名を知られることになるペルセウスである。 彼女も直接の罰は受けていないが、最終的にペルセウスに救われるまで苦難の人生を送ることになる。 そしてアクリシオスはペルセウスが競技会で投げた円盤に当たって死んだ。 ●ラオダメイア 天馬(ペガサス)に乗って空を駆けた英雄ペレロフォンの娘。 前述したエウロペの息子サルペドンは、彼女とゼウスの子であるという伝承もある。 彼女は後にアルテミスに射殺されたと言われている。 ●プロトゲネイア プロメテウスの息子であるデウカリオンの娘。 ゼウスとの間に、のちにエリス地方の王となったアエトリオスをもうける。 ●アルクメネ ミケーネ王女でペルセウスの孫娘に当たる。叔父であるアンピトリュオンを夫とした。 しかし夫が出征した隙に夫の姿で帰ってきたゼウスに体を任せてしまう。 ゼウスはその日の夜の長さを三倍にしてしっぽりと楽しんだ。 翌日、予言者テイレシアスの言葉によりそれを知ったアンピトリュオンは それでもアルクメネを妻として選び、その晩に彼女をかき抱く。 そして彼女はゼウスの子と夫の子を同時に身ごもった。 ゼウスは我が子が英雄ペルセウスの血統から生まれることを喜び、 「これからペルセウスの血筋より最も早く産まれてくる子をミケーネの王とする」 と神々の前で誓言する。 それを聞いたヘラは嫉妬にかられ、アルクメネの出産を遅らせようと画策。 娘であり腹心である出産の女神エイレイテュイアアルクメネの子を胎(はら)の中に押しとどめさせるよう命じた。 さらには運命の三女神モイライたちにまで自分の企てに力を貸すよう強要する。 ゼウスでさえ侵せない権能を持つ彼女らもヘラのあまりの剣幕に押されて承諾。 ヘラ自身含めた出産に関わる女神らが一致団結してアルクメネのもとへ押し寄せ、彼女の出産を妨害しにかかった。 しかしアルクメネの侍女ガランティスがここで機転を利かせ「奥様の子が産まれました!」と大声をあげる。 エイレイテュイアが驚き様子を見ようとしたときに力がゆるみ、その隙に無事アルクメネは出産することができた。(*8) そうして産まれてきたのがゼウスの子、大英雄ヘラクレス。 そして一日違いの弟であるアンピトリュオンの子イピクレスである。 しかしその後も母子ともにヘラの怒りをまともに受け、筆舌に尽くしがたい苦難の道を歩んでいくことになる。 ヘラはヘラクレスに狂気を吹きこみ、自身の子と弟の子を惨殺させる。 そしてヘラクレスは彼と入れ違いに誕生しミケーネ王となったエウリュスティスのもとで 贖罪のために過酷な勤めを果たすことになるのである。 ヘラクレスが苦しみに満ちた生涯を終えた後、彼の子らはエウリュスティスとの間に戦争を起こす。 エウリュスティスはあえなく討ち取られ、その首はアルクメネのもとへ送られた。 アルクメネは息子をさげすみ苦しめつづけた男の首に手をかけ、両の目をえぐりとったという。 なお、彼女が人間としてはゼウス最後の愛人となった。(*9) 詳細はヘラクレス、ヘラの項目を参照。 ○番外 直接性愛関係があったわけではない、もしくはあったかどうかさだかでないが、 性愛に関連したことがらでの、ゼウス夫妻の被害者たち。 ●ガニュメデス トロイアの王子で絶世の美少年。 鷹の姿のゼウスにさらわれて神々の、あるいははゼウスただ一人の杯に神酒(ネクタル)をそそぐ給仕役になった。 あくまでヘラクレスの妻となったヘベの代役としてらしいが、ゼウスと♥♥♥な関係であったとの説も根強い。青春の神になった。 ●テイレシアス 竜牙兵(スパルトイ)ウダイオスの子であるエウレエスと、アテナに仕えた妖精(ニンフ)カリクロの間に産まれた息子。 山のなかで見かけた互いの身をからめあう蛇を杖で打ったところ女性となってしまった。 のちにもう一度同じ蛇たちを打って男性に戻る。 ゼウスとヘラが「男と女、どちらのほうが♡♡♡で得られる快感が大きいか」で口論となった時に意見を求められ 「女の方が10倍ようございます」と答えてしまった。 そのせいでヘラの怒りをかって盲目にされてしまう。 神が一度くだした罰はたとえゼウスでも無かったことにはできないため、 ゼウスは失った視力のかわりにとテイレシアスに予言の力を授けた。 この力によりテイレシアスは、のちにナルシスの末路などを予言して名声を得たのである。(*10) おまけ ●アンケート調査この項目で取り上げられた人物のなかで、最も悲惨だと思った人物に投票をお願いします。 投票の理由ほか感想などありましたら、よろしければコメント欄まで。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 アルクメネ 9 (31%) 2 ヘラ 5 (17%) 3 ラミア 5 (17%) 4 カリスト 4 (14%) 5 レダ 2 (7%) 6 アイギナ 1 (3%) 7 イオ 1 (3%) 8 セメレ 1 (3%) 9 テイレシアス 1 (3%) 10 アステリア 0 (0%) 11 アンティオペ 0 (0%) 12 エウリュノメ 0 (0%) 13 エウロペ 0 (0%) 14 エレクトラ 0 (0%) 15 ガニュメデス 0 (0%) 16 タユゲテ 0 (0%) 17 ダナエ 0 (0%) 18 テミス 0 (0%) 19 ディオネ 0 (0%) 20 デメテル 0 (0%) 21 ニオベ 0 (0%) 22 プルートー 0 (0%) 23 プロトゲネイア 0 (0%) 24 ペルセポネ 0 (0%) 25 マイア 0 (0%) 26 ムネモシュネ 0 (0%) 27 メティス 0 (0%) 28 ラオダメイア 0 (0%) 29 レト 0 (0%) その他 投票総数 29 追記・編集は責任あるお付き合いをしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 注目すべき点は多くが地域や建国のエピソードに関わっているところ、つまりはその地域を征服したときにゼウスの身内とするために作られた話だということがわかる -- 名無しさん (2018-05-02 14 17 22) まあ、ゼウスの浮気癖が王達が俺ゼウスの子孫だから、俺もゼウスの子孫だからとどいつもこいつもゼウスの子孫だと言った為ってのは有名な話だしな -- 名無しさん (2018-05-02 14 41 35) ゼウスにヤられそうになったら、ヤられる前に一か八かヘラの元に駆け込んでみるのはどうだろう -- 名無しさん (2018-05-02 15 02 59) ↑ヘラがキレるに決まってる。彼女の嫉妬はなぜか「夫を惑わせたやつ」に向く。しかしバリエーション豊かだなー(棒) ゼウスはもういい加減、自身の変身の力で絶世の美女を作れば良いと思うの。こうして見るとヘラも結構抜けてるな。「産むなボケ」ではお話にならないのもあるけど -- 名無しさん (2018-05-02 15 57 34) 溜まったら発散させたくなる 雷だもの byぜうす -- 名無しさん (2018-05-02 16 03 17) テイレシアス「解せぬ」 -- 名無しさん (2018-05-02 19 09 03) テイレシアスが盲目&予言者になったのはアテナの裸を見てしまったからという説も。 -- 名無しさん (2018-05-02 19 32 05) ヘラとかいう神話でも中々類を見ないヤンデレ女神 -- 名無しさん (2018-05-02 19 57 05) タグがえらいことになってるがw自分も付け加えたいwww -- 名無しさん (2018-05-02 23 45 53) ↑タグは自分ひとりで大量につけちゃってます;; 大半がゼウスの項目からの流用です。 追加してもらえるのであればどんどん追加してもらえるとありがたいです。 -- ページ作成者 (2018-05-03 00 52 24) こうして見るとヘラもゼウスに負けず劣らずの外道だよなw 割と類友な夫婦だと思うわ -- 名無しさん (2018-05-03 08 47 11) ペルセポネの件が事実だとすると、色んな創作でハデスがゼウスに謀反を起こそうとした理由もわかる気がする -- 名無しさん (2018-05-03 10 46 32) これにはアルケイデス君もにっこり -- 名無しさん (2018-05-03 11 45 06) ゼウス「動物の姿なら許されると思った」 -- 名無しさん (2018-05-03 15 37 21) このクソッタレ野郎は何故かフィクションの世界でも善キャラとして登場するんだよな -- 名無しさん (2018-05-03 20 59 20) 需要があったんだからしょうがないね -- 名無しさん (2018-05-03 22 52 58) 偉い人の都合で、こんな話が盛りだくさんになったゼウスこそが悲惨なのでは。とは思うのだが、詳しい事は知らない故に「ゼウスのそういう部分が、全部そういう事情というわけでもないのだろうか?」と思うと「最も悲惨」とまではいかないかもしれないか -- 名無しさん (2018-05-04 09 14 43) ↑まあ、そのあたりはあくまでネタとしてとらえるべきでしょうね。各地ともゼウスの名を借りてハクをつけたかった一方、偉そうにふんぞり返るゼウスつまり中央都市の価値観が鼻持ちならなかったのでしょうから。 ゼウスの破天荒な神話は、そういう地方都市の屈折した感情のたまものだと自分は思ってます。 -- ページ作成者 (2018-05-04 21 47 56) まぁ、アーサー王(円卓の騎士)のように二次設定三次設定の被害者ではあるな -- 名無しさん (2018-05-07 10 54 54) ちんこの擬人化とまんこの擬人化に振り回されるお話 -- 名無しさん (2018-05-07 15 04 29) 木星の衛星の名前の由来について調べてみたら、分かった限りでも21個がゼウスの浮気相手で度肝を抜かれた…… -- 名無しさん (2018-06-14 11 19 33) テイレシアスの件はゼウスがヘタクソってことなんじゃあ・・・ -- 名無しさん (2018-07-09 08 34 47) ↑2 ゼウスの愛人=元は地方の女神とか王様の家の人ってことだからオケ -- 名無しさん (2018-07-09 08 44 11) 謎の星人「ハッハッハー! 全国の女たらしは私の地球侵略計画に利用させようぞ!」 -- 名無しさん (2018-09-05 21 51 12) 謎の星人「悪役ならともかく、女たらしや愛を引き裂く者、メスを孕ませる者も地球侵略に使えるぞ! 良い話しだと思わないかね諸君!」 -- 名無しさん (2018-09-05 21 53 14) ↑ エボルト...? -- 名無しさん (2020-12-27 21 41 38) 聖闘士星矢でしかギリシャ神話の知識は無いが、ラダマンティス、ミーノス、アイアコスは全員ゼウスの息子だったのか……。 -- 名無しさん (2020-12-27 23 21 53) ちなみに、方々から盛られるより前。神話初期でもゼウスの浮き話は多い。家はゼウスの血を引いてるという逸話を作る際に大体浮気になるのはやっぱり「その方がゼウスの話として自然」だと考えられたからなのだろう -- 名無しさん (2020-12-28 13 05 21) ぶっちゃけ諸悪の根源はヘラだよなぁ…ゼウスは女癖悪いけど直接の害はないし -- 名無しさん (2021-01-19 04 56 52) ゼウスとヘラの共同作業だよね。 -- 名無しさん (2021-07-13 11 23 52) ↑2 望まぬ妊娠出産育児を害と言わないと -- 名無しさん (2021-09-30 15 33 20) セメレの件からしてゼウスとヘラとは雷全開で子作りしてたのか?神様って強いな -- 名無しさん (2021-11-07 19 28 40) ペルセウスの母、ダナエも追記してほしいです。 -- 名無しさん (2021-11-07 19 58 14) 高度な変身能力や時間操作といった神の御業をダメな方向に活かしまくっている… -- 名無しさん (2021-11-08 18 32 29) ぶっちぎりでアルクメネかわいそう。 -- 名無しさん (2022-07-25 11 29 37) ゼウスがやりたい放題しただけならまだしもヘラが追い打ちかけてくパターンほんとひで -- 名無しさん (2023-02-15 11 18 48) 美女は神に魅入られるか怒りを買っていなくなるので、古代ギリシャには美人が殆んどいないという説 -- 名無しさん (2023-05-22 19 38 29) 最高神の姿か?これが....。 -- 名無しさん (2023-05-22 19 42 38) 最高神もその正妻もやってることがむごすぎる。 -- 名無しさん (2023-10-19 19 18 38) テイレシアスの件はつまりゼウスが下手くそってことなんじゃ…セメレの件を参照するとヘラと交わう=雷の姿でやる時はヘラ側には快楽もへったくれもないのかもしれん -- 名無しさん (2023-10-19 20 14 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/853.html
池上祐一のスランプ 「……詰まった」 ある日曜の昼下がり、仕事部屋である書斎で尻尾をだらりと下げた私は困った様にポツリと漏らした。 目の前の机の上には真っ白な原稿用紙。年季の入った愛用の万年筆も今は所在無さ気に机の上に転がっている。 創作活動を行う者であれば、必ず一回は訪れる意欲・モチベーションが湧かなくなる状態。その名はスランプ。 私、御堂 謙太郎はかれこれ三日前から、このスランプと言う名の悪魔に苦しめられていた。 「こまったな…」 『片耳のジョン』の新作の構想を練り始めた所までは良かった。 しかし、ある所まで行った所で行き詰まってしまい、それによってモチベーションが急落してしまった。 むろんの事、私はそれを解消すべく書斎の本でも読んだり、窓の外の景色を見るなど気分転換を図るもなしのつぶて。 結局、書き進めるべき筆はぴたりと止まり、そのまま三日も無駄な時間を過ごしてしまった。 いかん…これではいかん。このままでは次の作品を楽しみにしてくれている読者に大変な迷惑がかかってしまう。 もし、こんな事で発売が延期にでもなってしまったら、あの白いイヌの少年もさぞ尻尾を垂らして落胆してしまう事だろう。 私は編集部や印刷所には幾ら迷惑をかけても構わないが、作品を愛してくれる読者だけは大事にしたいと思っているのだ。 ……と、こんな事が万が一、私の元担当である妻、利枝に知られでもしたら大変な事だ。余計な事は考えないに限る。 「どうした物か…」 気が付けばつい口からぽろぽろと漏れ出てしまう愚痴を塞ぐべく、 私は愛用のパイプをパイプポーチから取りだし、パイプの中へ刻んだ煙草の葉を丁寧に詰める。 そして詰めた煙草の表面全体を焦がす様にオイルライターで点火しつつ、パイプを咥えてぷかぷかと小刻みにニ、三服。 炭化しながら膨張し、盛り上がってきた煙草の葉をダンパー(煙草の葉を均す為の器具)で軽く均等に押さえて準備完了。 後は、マウスピースを噛み潰さぬ様に軽く牙で保持して、煙草の片燃えに注意しつつ心行くまで煙草の味を楽しむだけ。 このパイプ煙草は口に咥えて火を付けるだけの紙巻煙草に比べて、 準備から吸い終わった後の処理までの手順が非常に厄介かつ面倒ではあるが、 その面倒さこそが、煙草を吸う、と言う行為を実感させるのだと私は勝手に思っている。 それに、何より見た目が格好良いではないか。 それは兎も角、今はこのスランプに陥った状況を如何するか、煙草を味わいつつ考えるとしよう。 何時もならば、ここは毛皮も尻尾も無い血の繋がらぬ息子の行動観察と行きたい所だった。 息子は肉親である今は亡き親友の若い頃に似て結構やんちゃで、見ていて決して飽きさせない魅力がある。 私がモチベーション不足に陥った時は、何時もこの血の繋がらない息子の魅力に助けられたと言っても良いくらいだ。 だがしかし、私は昨日しがた、その息子本人から『俺の事を本に書かないでくれ!』と厳重注意を受けたばかり。 よって、息子の行動観察と言う案は没。モチベーション回復には結構効果的なのだが……至極残念である。 ならば、別のモチベーション回復法を探さねばならない訳だが……。 ――と、そうだ! 何時もは卓が出掛けて居ない時に使っているあの方法を使うとするとしよう。 あの方法は息子の行動観察に比べ、少々金が掛かってしまうのが難点だが、今は背に腹は換えられない。 「行くか」 思い立った私はパイプの中の煙草が全部灰になる最後まで吸い切ると、 キチンと手入れした上でパイプポーチへと戻して鞄へ放りこみ、その鞄を手に書斎を出るのであった。 「あら? あなた、お出かけ?」 階段から居間を通る私に声を掛けるは、上機嫌に立てた黒い尻尾をゆらゆらと揺らす我が妻――利枝。 恐らく、妻は庭で取り入れた洗濯物を運んでいる最中なのだろう、その両手に衣服が詰まった籠を抱えていた。 取りあえず、私は妻の問い掛けに答える代わりに軽く尻尾を振って見せる。妻は笑顔一つ浮かべ、 「あなたの事だから多分、執筆作業が行き詰まったから何時もの場所へ、って所ね?」 「む、むぅ…」 流石は我が妻、私のやろうとしている事をズバリと言い当ててくれる。思わずマズルから漏れる感嘆の呻き。 私は人から良く考えが読めないと言われる、しかし妻は長年連れ添ってきたからだろうか、私の考えを簡単に言い当てる。 それも、私は何も態度に示していないにも関わらずだ。これぞ女のカン、と言う物なのだろうか? これでは浮気なんとてもじゃないが出来やしない。……もっとも、する気も無いが。 「まあ、そう言う事をするのも良いけど。あなた、くれぐれも原稿を”落とさない”様にね?」 「……ぐ、心掛けておく」 去り際の妻から笑顔で釘を刺されてしまった。それも五寸釘サイズの釘をぶすりと。重さを増す我が尻尾。 ぬう……これでは何が何としてもモチベを回復せざるえないではないか……! 流石は私の妻、かつては作家の首を真綿で締める鬼担当として、同業者から悪鬼羅刹の如く恐れられてきただけはある。 普段、妻は何処までも優しい聖母の様なケモノなのだが、こと仕事の事となると一転、聖母の顔から般若の顔へと代わる。 特に、原稿の締めきりが間に合わない時となると、妻はそれこそ地獄の鬼すらも尻尾巻いて逃げ出す程の修羅となる。 ……因みに、妻の言う『原稿を落とす』というのは、作家の原稿が締め切り日に間に合わない事を指す。 もし、これで締め切りに間に合わなかったら……その事を想像するだけで尻尾を股の間に引っ込めてしまいそうだ。 「あれ? 親父、どっか行くの?」 妻の尻尾を見送った後、少しげんなりとした物を感じつつ数歩歩いた所で。 居間のソファで寝転がってゲームをしている血の繋がらぬ息子――卓がこちらに気付き、声を掛ける。 むろんの事、私は妻の時と同様に、何も応えない代わりに尻尾を軽く揺らして見せる。 しかし、それだけでも卓にとっては充分な返答だったらしく、ゲームをしていた手を止めて意外そうな表情で問う。 「へぇ、出不精の親父が出かけるなんて珍しいな、どんな風の吹きまわしなんだ?」 息子よ……それはお前が自分の事を本に書くなと私へ注意したからだ。 だが、その言葉は声に出さず胸の内に止めて置き。只、何も言わず静かに息子の目を見詰めるだけにしておく。 私は余計な事を言って事を荒立てるのが嫌いなのだ。そう、良く言うであろう、口は災いの元と。 「……よ、良く分からないけど、俺、何か親父の気を悪くするような事言ったか?」 如何も見詰める私の目に不穏な物を感じたのか、困った様に苦笑いを浮べる息子。 しかし、私は何の一言も返す事も、そして尻尾を動かす事も無く、只じっと息子の目を見詰めるだけにしておく。 当然、そんな私の反応に息子は更に困惑するのは必至で、 「お、おい、親父…本当に何かあるなら言ってくれよ! 何も言わないってのが一番気になるじゃないか!」 しかし、私は必死に問いかける息子へぷいとそっぽを向いて、そのまま何も言わず、すたすたと玄関へと向かう事にする。 さぁ、我が息子よ、これから答えの無い問題で散々悩むといい。これは私の楽しみを取り上げた罰だ。 ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ……… 頭を抱える息子を置いて意気揚揚と玄関を出た私は、 イヌ系種族用のゴーグルタイプのヘルメットをかぶり、愛車に跨って目的地に向けてひた走る。 愛車の名のベスパ(スズメバチ)の名の由来ともなった、2ストロークエンジンの甲高い排気音が耳に障るが、 何分、このバイクは友人から譲り受けたウン10年前の中古――いや、骨董品だから仕方が無い。 一応、そろそろこんな排ガス規制云々以前の品にとっとと見切りを付けて、新しいバイクに買い換えようとは思っているが、 元来から出不精な私に、その機会が訪れるのは今暫くは無さそうである。 「秋、か……」 走る道の先、空一杯に広がる鰯雲をみて、私はようやく今が秋だと言う事に気が付いた。 私は余程の事がない限り出掛ける事が無い上、一旦執筆作業に没頭すると時間の流れと言うものをすっかり忘れてしまう。 確か、以前に私が出かけたのは桜が花開く季節だった気がする。…あれから五ヶ月以上も出掛けていなかったのか、私は。 ううむ、次から原稿が出来た時はバイク便任せにせず、自らの足で出版社へ持っていくべきか? ―――いや、多分、無理だな。その時の私も面倒臭がってまたバイク便任せにする筈だ。 「……ついた」 そんな愚にも付かぬ事を考えつつ、息子よりも付き合いの長い中古バイクで走る事小1時間、 私が到着した場所は、中央大通りからやや外れた通りに面するビルとビルの間に挟まる様にして佇む一軒の喫茶店。 軒先に吊り下げられた木製の看板には、やや掠れたペンキの文字で『喫茶・フレンド』と書かれてあった。 その店横の駐輪場の柱へ愛車をチェーンで繋ぎ、私は脱いだヘルメットを片手に尻尾を揺らしていざ鎌倉。 「いらっしゃい…――と、おや、御堂の旦那さんじゃないか。こりゃ随分と久しぶりだねぇ」 カランコロンとベルを鳴らしつつドアを開けるや、カウンターで皿を磨いていたオヤジさんがこちらに気付き声を掛ける。 私はオヤジさんに向けて、ああ、とだけ応え、そのまま『フレンド』での何時ものお気に入りの場所へと足を向ける。 目指す場所は、店内で一番奥まった場所にある大通りに面した窓際、大通りを行くケモノや車を一望できる喫煙席である。 「ふむ」 良かった、どうやら先客はいない様だ。これで心置きなくモチベ回復が図れそうである。そう思うと心なしか尻尾も軽い。 ここは場所が良いのか、偶に私と同じ目的?の客が占有している時があり、下手すれば数時間は席が空く事が無い。 もし、そうなっていれば、私は耳を伏せて涙を飲んで、一つ隣の禁煙席に座らなければならなかった。 そう、私の様な愛煙者にとって、煙草を味わえない時間と言うのは苦痛に他ならないのだ。 ……閑話休題。 今はタバコが吸える吸えない云々の事より、肝心要のモチベ回復が先である。 息子の行動観察に続く私のモチベ回復法、それはズバリ、この喫茶店の窓から見える通りを行く人々の観察である。 意外に理解されない事ではあるが、通り行く人々を観察するとその人、そのケモノそれぞれの人生が見えてくる。 あの毛並みをヨレヨレにして疲れた様に歩くクマのサラリーマンは、仕事や家庭で相当苦労しているのだろう、とか あの尻尾を立てて軽やかにスキップするネコの少年は、これから彼女との待ち合わせ場所に向かっているのだろう、とか 道行く人々の様子から、その人が如何言うケモノで、そしてその人がこれから何をするのかを想像するのが楽しいのだ。 私が作家を志している大学生の頃は、何時もこの喫茶店でこうやってモチベ回復を図っていた事を思い出す。 それに、今行き詰まっている事を解消するにも、この人々の行動観察は実に都合が良い。 と言うのも、私の物語作りは中核となる登場人物の構想から始まると言っても過言ではない。 先ずは人物設定を作り、その次にその人物――彼らが登場する舞台を作り、その中で彼らが動く大まかな流れを作る。 そして、その後は彼らの事情や細かな舞台設定、犯人が行うトリックにその他諸々の肉付けをしていって、 最後に誤字や矛盾が無いか如何かを何度か読み返す事でしっかりと推敲し、問題が無ければ完成、となる。 しかし、それが最初の人物作りの時点で上手く行かないとなると……後は考えなくても分かるだろう。 今の私を悩ませているスランプのそもそもの原因こそ、この登場人物の構想の行き詰まりにあった。 何分、今まで22作も書き続けていた為か、自分の中にあるキャラ作りにおけるパターンもマンネリ気味になりつつある。 この前なんか、名前だけが違うだけでほぼ同一の人物を出しそうになった事もあった……無論、寸での所で書き直したが。 そんなマンネリ気味な人物作りのパターンを打破する為にも、この人々の行動観察は必要不可欠なのだ。 しかし、息子の行動観察に比べると……いや、今は出来無い事を望んだって仕方が無い。 「……」 それにしても、何時もながら思うがこの喫茶店は雰囲気が良い。 鼻に感じるは、忙しなく時間が流れる外界から切り離された、独特のゆったりとした空気。 そして、何時来ても変わらぬ、そう、まるで流れ行く時代の川から三日月湖の如くぽつんと取り残された店内の光景。 あの古い型の留守番電話は確か、私が作家デビューした頃にオヤジさんの奥さんが購入した物。まだあったとは…。 気配りの効くオヤジさんのエアコンの操作で空調も程よく効いて、残暑の厳しい盛りでも舌を出す事無く快適に過ごせる。 偶に、余り素行の宜しくなさそうな学生達も訪れる事があるが、それもこの雰囲気のスパイスと思えばさして気にならない。 まあ、なんだかんだと言いながらも、私はこの店が気に入っている事は間違い無いだろう。 さて、くだらない話はさて置いて、これから楽しい時間だ。そう考えると自然と尻尾を振ってしまう。 はてさて、これから如何言う人物が私の前を通り掛かり、如何言うケモノ模様を見せてくれる事やら、非常に楽しみである。 「……マスター、コーヒーのブラック」 「あいよ、御堂の旦那さん」 そして、心の中でこれからの事に想いを馳せつつ 早速、通り掛ったオヤジさんへ注文を行うと、私はパイプ煙草を吸う準備を始めるのであった。 それから時間も過ぎて、時計の針がLの字を示す頃、 5杯目のコーヒーをお代わりした私は、数分程前に頼んだホットケーキの到着を待ちつつ順調にモチベ回復を進めていた。 この店の窓から見える通りは狭さの割りに人通りがそれなりにあるので、人々を観察するのに事欠く事は無い。 今も、私の目の前には多くの人が通る。クマの親子連れ、杖をついた人間の老人、携帯片手の虎の女子高生、 そして暇そうに周囲を見回す何処か見覚えのある白いイヌの初老男性…――目が合った。 「……拙い」 私が痛恨の呟きを漏らすとほぼ同時、 白いイヌの初老男性――”奴”は嬉しそうに尻尾を振ると、早速、店の入り口へと向かったらしく、私の視界から姿を消す。 多分、今の私の尻尾はだらりと垂れ下がっている事だろう。もう今直ぐにも会計をすませてこの店を後にしたくなった。 だが、今更逃げ出そうとしたとしても、恐らくは会計しているうちに店に入ってきた”奴”と出くわす可能性は高い。 よって、私に出来る事は唯一つ――これから起きる事を受け入れる。それだけだった。 「……」 取りあえず、せめて気を落ち着かせようと、私は咥えていたパイプを置いて、コーヒーを一口啜る。 しかし、何時もならば香り高く美味しい筈のコーヒーは、この時は泥水のような味にしか感じなかった。 「やや! こんな所でコーヒーを飲んでいる方は池上先生!」 そして、私にとって永遠にも等しい十秒が経った所で、 何処か軽薄さの混じった聞き覚えのあるわざとらしいくらいの大声が、ぺたりと伏せている私の耳を容赦無く震わせる。 思わず、私をペンネームで呼ぶな! と”奴”へ吠え掛かりたくなったが、ここは静かな喫茶店の店内。我慢するしか他が無い。 せめて他人のフリをしようと窓の外を見ている私の努力も虚しく、”奴”の匂いと足音がずかずかとこちらへ迫ってくる。 「いやー、まさかこんな所で池上先生に出会えるなんて、本当に奇遇だなぁ!」 「……」 そして、私のテーブルの向かい側へ無遠慮に座った”奴”が、ばたばたと尻尾を振りながら嬉しそうに言った。 それに対し、私はと言うと、折角回復し掛けたモチべがスカイダイビングの如く奈落の底へ急降下して行くのを感じていた。 嗚呼、私のやる気が、モチベーションが、”奴”の所為で塵と消えて行く……。 ―ーここで、私、御堂 謙太郎と”奴”との関係を説明するとしよう。 ……本当は”奴”の事を説明なんぞしたくは無いが。分からない人もいるから今回は特別だ。 ”奴”の名は犬上 裕。”奴”は詩集作家とジャンルこそ異なっているが、私と同じ出版社に所属する作家をやっている。 そして、”奴”は私の大学生時代の同期であり、それと同時に”奴”は私の事を親友といって憚らない。 無論、私にとっては”奴”は親友ではなく腐れ縁でしかないのだが……。 大学生の頃、私は元来から一匹狼な気質だった為か、一人で行動する事を好み、常に一人でいる事を望んだ。 そんな私と行動を共にした他の同期達は決まって『狼らしくない』『協調性が無い』と文句を言い、 挙句に幼馴染の親友からは『お前は相変わらずだな』と苦笑されたが、私はさして気にしなかった。 そうして数ヶ月も経つ頃には同期達も私の性質を理解したらしく、敢えて私へ関わろうとする者は次第に少なくなって行った。 だがしかし、”奴”――犬上 裕だけは違った。 ”奴”は私の何処に興味を持ったのか、私の行く先々に尻尾を振りながら付いて周り、私の心の平穏を乱し続けた。 当然、一人でいる事を望む私は幾度となく”奴”を拒絶するのだが、 幾ら無視されようとも、幾ら邪険に扱われようとも、時には尻に蹴りを加えられようとも、 ”奴”は微塵も気にする事なく、それ所か私の事を親友とまで言い出す始末。本当に手におえない奴だった。 それでも私には希望はあった。そう、大学さえ卒業出来れば”奴”との縁は自然と切れる筈! と当時の私は考えていた。 しかし無情にも、運命は私の味方とはならず、それ所か私へ反旗を翻した。 大学を卒業後、作家デビューを果した私を待ち受けていたもの、 それは同じく作家デビューを果し、尻尾を大回転させて私へ挨拶する”奴”の姿だった。 この時ほど私は、運命の女神とやらが現実に存在するのなら、その喉元へ食付いてやろうかと考えた事はなかっただろう。 以来、この腐れ縁はカーボンナノチューブの如きしぶとさで頑丈に切れる事無く、何時までも繋がり続けている。 ……無論、私の意思を蔑ろにして。 「ホットケーキセットをお待ちのお客様、お待たせしました~」 どうやら物思いに耽っている内に、頼んでいたホットケーキが出来あがったようだ。 やれやれ、”奴”さえ来なければもう少し落ちついて食べれていたのだろうが……。 「おお、池上先生も中々気が効きますな? わたし、ちょうど甘い物を食べたい所だったんですよ」 イヌのウェイトレスがホットケーキを置くなり、”奴”は其処へ間髪いれずフォークを伸ばす。 ――って、ちょっと待て、それはお前の為に注文した物ではないぞ!? それにペンネームで呼ぶな!! 「をや? 如何したのだい? 池g…ゴホン、謙太郎君」 「……」 やっと気付いたか、と言わんばかりにばかりに、私はホットケーキの一枚を切り分けている”奴”を睨む。 しかし、”奴”は私の睨みを変に解釈したらしく、ホットケーキを食べつつパタパタと手を振って抜かす。 「あーあー、気にしなくても良いよ。残す事無く全部食べてあげるから」 そう言う意味じゃない!! 人の物を勝手に食うなと良いたいんだ!! ――っと、落ちつけ、落ちつけ、御堂 謙太郎。怒るな、怒るな、御堂 謙太郎。 私はこんなくだらない事で直ぐに毛を逆立てて牙をむくようなケモノじゃあない筈だ。冷静になれ、私! そうだ、ホットケーキくらい”奴”に食われたとしてももう一度注文すれば済む事じゃないか。 そう思った私は早速、ホットケーキをもう一セット頼む事にする。 「ホットケーキ一つ」 「あ……それが本当に申し訳ありませんが、お客さま。 ホットケーキは先ほどので材料を切らしてしまって、マスターが買いに行っている所でして……。 その為、ご注文から出来あがるまで只今から約30分ほど掛かりますが……それでも宜しいでしょうか?」 「……いや、もう良い」 しかし、犬のウェイトレスから申し訳無さ気に帰ってきた答えは、私を落胆に追い込むには充分過ぎる物であった。 なんでこう言う時に限って材料が切れるのだろうか? どうやら、今日の私は幸運の女神から見放されている様である。 いや、たまたま出掛けた喫茶店で会いたくない”奴”と出くわした時点で、私の運は地の底に落ちてしまったのだろう。 なんだか無性に腹立たしくなってきたので、”奴”がホットケーキの最後の一枚に手をつける前に皿ごと奪取しておく。 「あれ?、君も本当は食いたかったのかい? いや、済まんね」 済まんねって……そもそもこのホットケーキは私が頼んでいた物だぞ? それを取り返すのは当然の事だ。 と、”奴”へ突っ込むのも虚しいので、私は何も言わずホットケーキを切り分けて口にするだけにしておく。 だがしかし、”奴”は何する訳でもなく、ただニコニコ顔でホットケーキを黙々と食べる私の様子を眺めていたりする。 ”奴”は私の仏頂面何ぞ眺めて何が面白いのだろうか? 時折、”奴”の精神構造が分からなくなる事がある。 そんな私の考えを知ってか知らずか、”奴”はニコニコ顔のままで言う、 「そう言えば、君がホットケーキを食べている姿を見て思い出したけど、 この前……と言ってももう何ヶ月か前の話だけど、わたしの息子が君に世話になったそうじゃないか」 「……?」 ……なんだその脈絡の無い話の振り方は。 いや、それ以前に、私の家にお前の息子が遊びに来た事とホットケーキに何の関連があるのだ? そんな私の疑念が尻尾に見えていたらしく、”奴”は付け加える様に 「いや、息子から聞いた話だと、君の家でホットケーキをたらふくご馳走になったらしくてね。 それで、君がホットケーキを食べているのを見て、ふとそれを思い出した次第でね」 なんだ、そう言う事か。だったらそうだと早く言って欲しい物だ。これだからこいつと話していると疲れる。 確かに妻の利枝は客に手作りのケーキを振舞うのだがその量が半端ではない。とにかく多過ぎるのだ。 聞いた話では、妻がケーキ作りを習った先生はあるスィーツショップの店主だとか言っていたが…まさか、その先生の影響か? そう、私が物思いにふけっているとはつゆ知らず、”奴”は少し声を潜めて問いかけてくる。 「所で健太郎君、その時……息子は君に失礼な事とかしなかったかね? 息子はああ見えて結構気難しい所があってね、ひょっとしたら君に何か失礼な事を言ってなかったか心配なんだよ」 「…………」 ”奴”の息子――以前、卓が私の大ファンの子だと言って連れてきた犬の少年。確か、名はヒカルといったか。 彼は文学に対して何処までも純粋で、本と言う存在の全てを愛していた私の若い頃を彷彿とさせる少年だった。 その彼の白い毛並みと犬上、という姓で、何となく尻尾にピンと来ていたが、本当に”奴”の息子だったのだな。 なんというか……如何してこんな”奴”の遺伝子からあんな良い子が出来たのか正直、遺伝子の不思議を感じてしまう。 そう考えると自然と漏れ出る溜息、すると”奴”はそれを不穏な物と受け取ったのか血相を変えて 「え? ちょ……まさか、本当にヒカルが君へ何かしたって言うのかい……?」 「……違う」 「へ? 違う? でも、なら何故溜息を?」 「…………」 ”奴”の疑問に私は何も答えず、ただ、思いっきり憐憫を込めた眼差しを送ってやる。 暫くの間、”奴”は私の眼差しの意味を考えていたようだが、どうやら考えるのを止めたらしく、 「まあ良いか」と漏らした後、何事も無かったかの様に話題を別の物へ切り替えてきた。 「そう言えば、息子の話で思い出したけど、2ヶ月ほど前にエッセイ本を出してね、これが結構売れてるんだよ。 特にわたしと同じ年代の男性の間で好評らしくてね、何でも聞く所によると、妻帯者の苦労話に共感を覚える、とかね」 「……そうか」 ああ、そう言えば、確かそんな本を妻が持って帰ってきていたな……? だが、どうせこいつの事だから、くだらない事しか書いていないだろうと思ってまだ読んではいなかったが。 後で暇が出来たら1、2ページほど目を通してみるとしよう。 「まあそれで、その好評に付きって所でエッセイの2作目を書く事になったんだけどねぇ……。 それが途中まで書いたのは良いんだけど、ちょっとした事で行き詰まっちゃってね。いやぁ困った困った」 「…………」 ……そうは言うが、私の目には全然困っている様に見えないのは気の所為だろうか? 同じく執筆に行き詰まっている私にしてみれば、この状況で尻尾を振れるこいつの能天気さが少しだけ羨ましく感じる。 「ま、そう言う訳で、家でぼさぁっとしているのもなんだし、 何かエッセイに書ける良いネタが無いかと、そこら辺をぶらぶらと歩いてたんだけどね。 まさかこの場所で君に会えるとは夢にも思って無かったよ。いやぁ、偶然と言うのも恐ろしいもんだねぇ」 ああ、その事に関しては私も同感だ。 まさか会いたくも無い”奴”と殆ど同じ考え同じ事情同じ理由で、ここで出くわす事になるとは夢にも思って無かったよ。 つくづく偶然とやらが恨めしく感じる。本当に偶然の女神がいたなら、その喉を思いっきり食い破りたい気分だよ。 「そうだ! これから書くわたしのエッセイの2作目に君も出してやろう。どうだ、嬉しいだろ!」 「…………」 「んんぅ~? なんだか嬉しくなさそうだね? そうか、分かったぞ! 出演料が欲しかったんだね。 まあ、君も金を稼がなくては奥さんに怒られるからね。よぉし、ここは大盤振る舞いとして100円あげよう! どうだ、嬉しいだろう? 謙太郎君」 さっきから私は何も言っていないのに、こいつは勝手に話を進め始めている……ここは昔と殆ど変わってはいないな。 そう言えば私が大学生の頃も、この場所で”奴”とこう言う”噛み合わない”やり取りをやっていたのを思い出す。 大学生の私が黙ってメロンソーダを啜っている向かいの席で、同じく大学生の”奴”が勝手に話を進めて勝手に決定する。 それがあの頃の大学の帰りの喫茶『フレンド』にて、毎日の様に繰り広げられた光景だった。 ああ、なんだか思い出していると急にメロンソーダが飲みたくなったな……。 「百円はいらない」 「……へ?」 「代わりにメロンソーダ」 「ま、まあ、それで君が良いって言うなら私が注文しておくけど……おねーさーん、メロンソーダ一つ!」 私の急な心変わりに”奴”は少しだけ戸惑ったのだろう。注文する”奴”の尻尾が少しだけ逆立っていた。 材料切れだったホットケーキと違って、メロンソーダは材料が有り余っているらしく、 ”奴”の注文から程無くして、私の目の前のテーブルによく冷えた『出演料』が鎮座した。 早速、ストローを啜るとメロンの香りと共に口腔へ冷たさと爽やかな刺激が広がる、相変わらずここのメロンソーダは美味い。 無論、これも既製品なのは分かっているのだが、ここの雰囲気が一味プラスさせているのだろう。 「君のことだから、てっきり断ってくる物だと思ってたんだけどね……意外だなぁ」 「…………」 黙って『出演料』をストローで啜る私へ、”奴”は酷く意外そうに漏らす。 しかし私は何も言う事無く、ちらりと”奴”を一瞥してフンと鼻を鳴らすだけ。”奴”への返答はこれで充分。 端から見れば冷たい様にも見えるが、これも大学生の頃の私と”奴”の間ではおきまりのやり取りだ。 むしろ、大学生の頃の方が冷たくあしらっていたと言えるだろう。 「父さん…こんな所で何やってるのさ」 ぼんやりと過去を振り返っていた所で、何処か呆れを入り混じらせた声が私と”奴”の耳を揺らす。 ゆっくりと声の方向に視線を向けると、其処には”奴”と同じ白い毛並み、同じふさふさの尻尾を持つイヌの少年の姿。 それに気付いた”奴”はわざとらしいくらいに大げさに驚くリアクションを取って 「おぉ、我が息子よ! 何故こんな所に?」 「それを聞きたいのはぼくの方だよ。何で父さんが池が…ゲホン、卓君のお父さんと一緒に居るのさ」 ”奴”へジト目を向けて問う彼は”奴”の息子の犬上 ヒカルだった。 恐らくこの『フレンド』の二件隣にある『尻尾堂』で本を買っていたのだろう、 彼は店の名前が印刷された紙袋を大事そうに脇に抱えていた。 しかし、こう目の前にしてみると、姿形はともかくとして性格は”奴”と殆ど正反対だと感じてしまう。 ひょっとすると、彼は”奴”を反面教師にして育ったのかもしれないな? 「いやぁ、実は言うと彼は私の大学時代の親友でね。 次のエッセイ本に書くネタを探していたら、たまたまこの場所で彼と会ってね。 せっかく懐かしい場所であったならばと思って、彼とこうやって旧交を深めている所だったんだよ」 「……父さん、それは本当?」 「本当だって。…私は大学の頃からの親友だよな。なぁ、謙太郎君?」 「…………」 こらこら、確かにお前とは大学の頃は同期だったが、私は今でもお前の事は親友とは思っていないのだぞ? 唯一、私が親友と認めている人物は後にも先にも卓の実の父親である彼一人だけだ。こいつには其処を分かって欲しい。 ついでにいえば、息子のヒカルから疑いの眼差しを向けられているのに気付いてもらいたい物だ。 「全く、父さんはもう……ごめんなさい、卓君のお父さん」 「謙太郎で良い」 「え…? あ、なら謙太郎さん。その、ぼくの父がご迷惑をかけませんでしたか?」 私の指摘にヒカルは一瞬戸惑ったものの、直ぐに言い直して私へ心配げに問いかける。 その様子に私が、彼は本当に良い子だな。と感心した所で、空気の読めない”奴”が横から口を挟んできた、 「迷惑かけるとはご挨拶だね、ヒカル。私は彼と……」 「父さんは黙ってて」 「(´・ω・`)」 しかし、言い切る間も無く息子に一喝されて、”奴”は親に叱られた子イヌの様に耳と尻尾をしょぼくれさせる。 その父子のやり取りを眺め、私はメロンソーダをひと啜り。氷が溶けたのだろうか、ソーダの味が少し薄まっていた。 「とにかく、その、ぼくの父が謙太郎さんに迷惑掛けたなら父に代わってぼくが謝ります、だから……」 「構わん」 「……へ? それって?」 おずおずと謝り始めた所での私の一言に、一瞬だけきょとんとした表情を浮かべるヒカル。 確かに”奴”はかなりうざったらしい事に代わりは無いが、しかし、息子には罪は無い。 しかし、ヒカルが次のリアクションに移る前に、またも空気の読めない”奴”がヒカルの背をぽんと叩いて、 「おぉ、よかったじゃないか、ヒカル。謙太郎君は許すと言ってくれているぞ」 「ああ、良かったぁ…って、許してもらうのは父さんの方でしょ!」 「あれ? そうだったけな?」 ”奴”の言葉に一瞬、安堵しかけて即座にツッコミを入れるヒカル。後頭掻きながらおどけた調子で笑う”奴”。 なんだかんだ言いながらも、二人とも同じように尻尾を緩やかに振っているその姿は紛れも無い父子の姿であった。 ……をや? この父子の様子を見ていたら何だか急に創作意欲が……。 ふぅむ、そう言えば今まで書いてきた作品に出てきた登場人物には無かったな、”このタイプ”の人物は。 ひょっとすると、今までマンネリの渦中にあった『片耳のジョン』に新風を巻き起こすかもしれん。 そう考えると急に気分が乗ってきた。何となく尻尾も軽く感じる。これは少しばかり礼をせねばなるまい。 「チョコパフェ二つ」 「あれ? 珍しいね、君がそんなのを注文するなんて」 「ちょ、父さん!」 「…………」 私の突然の注文の意向を掴めなかったのか、 ”奴”は息子の制止も構わず珍しい物を見るように目を丸めて首を傾げて見せる。 しかし私は何も答える事も反応する事も無く、静かに注文された品が出来あがるまで待つ事にする。 そして、それから程無くして、イヌのウェイトレスの営業スマイルと共に運ばれてきたパフェを父子へ差し出して言う。 「出演料だ、食え」 『……??』 いよいよ私の意向が理解出来なくなったのか、父子共々テーブルに置かれたパフェを前に目を白黒させていた。 ”奴”には私から奢って来る事が余程信じられなかったのだろう、パフェに鼻を近づけてスンスンと匂いを嗅いでいたりする。 ”奴”がこうなってしまうのも無理も無い、何せ大学生の頃から今まで、私から”奴”へ奢った事なんてそれこそ皆無だったのだ。 それがいきなり私がパフェを奢ってくるとなれば、流石の”奴”でも少しは考えたり疑ったりしてしまうであろう。 「ん、ん~と、何だかよく分からないけどパフェ頂くよ? 本当に良いんだね?」 「え、えっと…あの、その、謙太郎さん、パフェ頂きます……?」 「ああ、構わん」 頭一杯に疑問符を浮かべた父子に私は一言だけ答えると、 食事の代金をメロンソーダの分だけ抜いてテーブルへ置き、さっさと尻尾を揺らして席を後にする。 もう少しこの父子の観察を続けていたい所ではあったが、こうやっている間にも創作意欲は湯水の如く湧き出し続けている。 もうとにかく時間が惜しい、早く家に帰って執筆作業に移りたい。嗚呼、白い原稿用紙が私を待っている。 「……変な謙太郎君」 立ち去る間際、きょとんとした顔をしている”奴”が漏らした言葉が妙に耳に残った。 その後、逸る気持ちを抑えながら家に帰宅した私は早速自室に篭り、執筆作業を再開。 今までの鬱屈が嘘だったかの様に溢れ出す創作意欲は留まる事を知らず、瞬く間に原稿用紙は文章で埋め尽くされてゆく。 時間を忘れ、毛繕いを忘れ、風呂に入る事も忘れ、食事する事すらも忘れ、私はただ、ひたすらに執筆に没頭し続けた。 そして、それから三日後、いいかげん心配し始めた卓が自室のドアをたたき始めた頃。 私の前には、『片耳のジョン』最新作の原稿が完成した状態で鎮座していた。 ただ、その頃の私はと言うと、空腹と疲労の波状攻撃によって完全に気を失っていたのだが。 この本の試し刷りが出来あがった時、犬上父子は知る事になるだろう。……あの時、私の言った『出演料』の意味を。 そして、それと同時に私は卓から『こう言うのも無しだ!』と厳重注意される事にもなるだろう。 何せ、シリーズ23作目となる作品のタイトルは、ずばり『探偵と白イヌの父子』なのだから。 さて、これを見た時、”奴”はどう言う表情を浮かべる事か。それが楽しみで仕方が無い。 ”奴”も私をエッセイのネタに使うと言っていたのだ、だからこう言う意向返しをしてやっても良いだろう。 そう、”奴”は親友ではなくとも、一応は友達ではあるのだから。 ―――――――――――――――――――――了――――――――――――――――――――― 参考:謙太郎のバイクのモデル http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB Old_Vespa.jpg
https://w.atwiki.jp/hikoushiki/pages/59.html
+由比正雪の乱 由比正雪の乱 1651年に家光が死去すると、その後を継いだのは長子家綱だったが、幼すぎるため会津藩主保科正之が補佐官として登場する。 そんな中、江戸の軍学者由比正雪が、大乱をおこす計画を立てた。火事を起こし、慌てる将軍の家臣たちを打ち取る計画であった。 ところが、いまだに理由はわからないが、この計画は漏えいする。江戸で待機していた彼の同心は捕えられ、駿府に潜伏していた正雪は自害した。 理由は正雪の遺書からは、政治の乱れを憂い、怒る人民を代表して蜂起したとされている。だが、牢人の救済という理由があるかもしれないので、結局のところはわからない。 国家の転覆を狙ったクーデターは日本で何件か起きた(大塩平八郎の乱、五・一五事件、二・二六事件)が、成功したものは数少ない。 この由比正雪の乱もまたそうであるが、この乱が与えた影響は小さくなかった。幕府はこれを牢人の扱いのひどさに起因する蜂起とみた。 牢人というのは失業した武士であり、彼らを放置すれば危険であることはだれでもわかる。しかし、幕府は彼らを放置していた。 幕府は会議を開き、末子養子の禁を緩めるに至った。 由比正雪の乱が起きてまもなく、次々と乱が続いた。幕府はこれらの事件を牢人によるものとして、牢人たちの名前をいちいち記録することにした。 彼らの活動は君主への尊敬を薄めるキリスト教の思想によるものかという説があるが、結局のところはわかっていない。 (ほたるゆき) +明暦の大火 明暦の大火 江戸の町において火事は、つねに人々の脅威だった。庶民だけでなく幕府でさえも必死になる事態だ。 だからこそ乱を起こすときは放火、と定番化されていたのだろう。 それゆえ、江戸の人々は火事が起こらぬよう、つねに注意を払っていた。 1654年には玉川上水が完成し、水路の通る町ができるようになった。また1655年には細かい防火令が出された。 しかし、こうして対策を取っているにもかかわらず、火事がなくなることはなかった。 明暦3年――1657年、「明暦の大火」と名付けられる大火事が起こる。日蓮宗の本妙寺において、供養のために焼いていた振袖が舞い上がり、寺の屋根を焼いた。 その炎は風に乗り、瞬く間に江戸中に広がった。数日雨が降っておらず、乾燥していたためなす術がなかったのだ。 人々は逃げるが、焼死したり、川に逃げ込んだため溺死・凍死するものが多く、火事がはじまって間もなく9600人近くが亡くなった。 翌日になると火は弱まったように見えたが、まだ消えていなかった。火は火薬に燃え移り、再び猛火を巻き起こした。 火が消えたあと、江戸の町を見た人々は驚いた。ほとんど廃墟になっており、火事によって異様な形になった無数の死体が転がっていたらしい。 こんな状況下で火事場泥棒が蔓延し、このおかげで巨大な財産を築いたものも少なくなかった。 明暦の大火での死者は不明である。しかし、少なくとも3万人、多くとも10万人ではないかと言われている。 先ほど、この火事は寺から起きたものだと述べた。しかし、同時に放火したものがいたのだということも判明した。 彼らは普通に捕まったものだけでなく、密告によって逮捕されたものもいた。警察制度が固まっていなかった当時、密告制によって犯人を捕らえることが多かったのだ。 しかし、たとえ犯人でも仲間がいたことを密告をすれば、密告したものは褒美を与えられた。そのせいで、本来犯人だったものが許されるケースがあったのだから、考えものである。 このころ江戸では、供待所(主人を待つところ)での喫煙を禁止するなどの対策が取られた。一方で、「柴垣」というものが流行し、そこでは「人々の欲望が火事を大きくした」と述べられている。 火事の後、大雪が降った。火事の前は雨が降らなかったのに、だ。 食べものがなく餓死するものや、寒さで凍死するものが後を絶たない。幕府は寺にお金を与えて、死者たちを供養させた。 また、大火による米価の高騰を抑え、飢民のために安く払い下げた。また、一般物価も払い下げていたことが記録されている。 人々の救済だけでなく、幕府は思い切った改革を行った。町においては道路の幅を広げたり溜池を作る、屋根に土を塗るなど、火の足が遅くなる工夫を凝らした。 火消役も改められ、火事への迅速な対応ができるようにした。新しく生まれた火消役は定火消役と呼ばれ、それに続いて町火消が作られた。 忠臣蔵で有名な浅野内匠頭長矩(あさの たくみのかみ ながのり)の祖父である浅野長直は、火消であることを誇りに思っていた。 彼は家臣にも徹底的に火消の作法を教え込み、家臣もそれに従っていた。 この主君と家臣の強い絆こそが、後に忠臣蔵を引き起こしたのかもしれない。 <補足> ○振袖 現在では未婚女性が着用する、もっとも格式高い着物。袖が長い。 しかしかつては、男性も着用していたらしい。 ○明暦の大火 別名「振袖大火」「振袖火事」とも言われる。その理由について。 振袖を着た寺小姓(僧侶の補佐、僧侶の夜の相手として寺にいる美少年)に恋をした女性が、同じ振袖を作ってもらった。 ところが寺小姓はやがて女性の目の前から姿を消し、女性はやがて心を病んで死去。彼女が着ていた振袖は、質屋に出された。 質屋から振袖を買い取った女性が振袖を身に付けると、その振袖の持ち主と同じ年で亡くなった。つぎに買い取った女性もまた、同じ年で死亡。 不気味なこの振袖を供養してもらうことになり、本妙寺に手渡された。 その供養中、火のついた振袖が舞い上がった。その煙から、最初に死んだ女性の顔が浮かび上がったという話がある。 こうして、明暦の大火がはじまった。 (ほたるゆき) +旗本奴と町奴 旗本奴と町奴 正雪のように直接的な反抗ができない人々は、他の人間とは異なるいでたちをしてみせ、それによって体制への反抗を見せた。この人々をかぶき者と言う。そのような人々はあちこちで乱行を行い、故に幕府の取り締まる所のものとなり、縁者も含め多くの者が処罰の対象となった。 そもそも、島原の乱にて戦乱が収束すると、武を以て鳴らす武士は瞬く間に居場所がなくなっていった。その結果、彼らは悪所通いや乱行に出、また小姓との男色に走り、かぶき者へとなったのである。最初は旗本出身の者が多く、やがてそれを真似する町人も現れるようになった。 彼らの中には、信義・侠気を重んじるという独特の価値観を有するようになる人々がいる。彼らを奴(やつこ)といい、言葉も奴詞という独自のものを使った。彼らは狼藉も度々行い、故に騒擾の原因ともなっている。 そしてこのような文化は地方にも広まっており、各藩も禁制を打ち出している。綱吉代となると取り締まりは厳しくなり、次々に罰せられることなる。 彼らは体制への反抗者として、庶民の間にもてはやされることとなるが、それは庶民の代弁者として形作られた偶像であり、その本質は弱者を虐する存在でしかなかった。 (Spheniscidae) +江戸八百八町 江戸八百八町 この時期の江戸の町は一気に発展する。江戸の町へ来た外国人たちが驚いているように、当時江戸は世界有数の都市であり、人口は百万に近いものであったと考えられ、そのうち半分が武士であった。 その土地の6割は武家地であり、2割が町人地である。彼らはその職能に応じて集住し、故に紺屋町・鍛冶屋町などの町名も生まれている。明暦の大火以後の江戸町整理の後、漸次江戸の町は拡張され、その町の数は900を数えた。 その広い町を統括するのが町奉行であり、おおよそ北と南の二つが置かれた。奉行の下には与力25騎・同心100人が従っており、それぞれ与力は裁判の補助を、同心は警察の補助を行った。同心は前科人を金で雇って捜査を行わせており、彼らは目明しと呼ばれている。 町奉行の指令を受けて具体的に事務を行うのが町年寄であり、その元で町名主が実際に町人たちへ命を伝えた。町名主は1つの町に1人とも限らず、数人いる町もあれば、月行事町と呼ばれる、輪番制の町もあった。 町人という言葉は、広義には町全体に住む者を指すが、実際はもっと意味はせまい。そもそも江戸の町に住む人々には、土地を持つ"地主・地主の命を受けて家賃徴収等を差配する"家守"・土地を借りて家を建てた"地借"・家も借りる"店借"と分けられる。狭義の町人はそのうち前者ふたつを指す。家の貸し借りの際には五人組や地主の裁可を必要とし、そのために身元は充分調べられた。それゆえに不審なものは入り込みにくく、治安の安定化を齎した。 他、治安維持のためには辻ごとに辻番が置かれたが、これは次第に名目化して役に立たなかった。また火災防止のために自身番というのもおかれ、これは家主の輪番制からやがて雇用するように変化する。 町に於いては、間口の長さに応じて税が賦課され、それは地主・家守が対象となった。彼らは税を払う代わりに公民権を認められ、税を払わぬ地借や店借は権利も認められなかった。 この町人たちの元で働くのが、奉公人である。この主従関係はかなり重いものであり、その間での争いは常に主が優先された。 江戸の町は常に水が不足しており、それゆえ水道が通されていた。中でも玉川上水は重要な役割を果たしているが、その開削の由来は数説あって一定しない。また、この水道の為に地脈が止められ、火災が呼び起こされるという風聞から上水が廃された所もある。 町人として一人前になるには、時間が非常に掛かるものであり、それまでは妻帯すら許されず、家を構えることも許されなかった。 (Spheniscidae) +夜の世界、新吉原 夜の世界、新吉原 徳川家康が江戸に幕府を開いて以来、江戸八百八町、全国一の城下町が形成されていき、その中には旗本や町人が遊ぶ傾城屋、つまり遊女と遊ばせる店も方々に開業していた。 傾城屋を営んでいた庄司甚右衛門は、彼の店が江戸城普請の為に召し上げられるに際し、江戸中の傾城屋を1箇所に集めるように請願して、これを許された。こうして江戸南東部の芦の生い茂る湿地を開いて出来たのが葭原、字を改めて「吉原」と呼ばれる遊郭である。またこの甚右衛門は吉原で「おやじ」と呼ばれ、庄司の家は代々吉原の町名主を勤めた。 寛永19年、ここで働いていた遊女達の記録がある。容姿良く、歌の上手く、扇を持って一節舞う最上の遊女、太夫が75名、それに次ぐ格子が31人で、これは京都では天神と呼ばれた。その下は端、端女郎、局女郎などと呼ばれるのが881人に上ったという。その他にも手伝い役の「かぶろ」や遊女の指南役である「鑓手」など多数の者が働いていたようだ。 さて1656年、吉原を御用地として召し上げられる事が通達され、吉原の傾城屋・また遊女を揚げて遊ぶ揚屋は、浅草田んぼの一角、日本堤のあたりに移転することになった。これに際し幕府は、1万5千両を与え、夜間営業を許可、町役の免除、また江戸中にあった、吉原の商敵であった風呂屋を悉く取り潰すなどの特典を与えた。こうして明暦の大火後1657年に吉原の店々は移転し、新吉原として再出発した。 しかし、余りに町はずれに位置する新吉原は交通の不便の為、江戸町内の手近な茶屋等に町人の客を取られ、加えて武家財政の困窮が影響して衰微し始めた。 そこで新吉原は町奉行に訴え出て、江戸中の茶屋を新吉原に移転させた。これら官許の遊郭以外からやってきた遊女は張りが無いので、他の遊女と差別して散茶女郎などと呼ばれた。このころからは、この散茶女郎などの安い遊女が増え始めた。 さて、この遊郭で遊ぶには多額の金銭に加え、男の器量、そして暇が必要であった。 最初に吉原に入ったときは最低10両の祝儀を持っていかねばならなかったし、2回目以降も太夫であれば2,30両の心付け、その他の店員にもそれぞれチップを必要とし、年末には4,50両に及ぶ贈り物をしなくては相手をしてもらえなかった。 これだけ金銭を費やしても、遊女達を楽しませるだけの器量が無ければ見向きもしてもらえず、また吉原へ行く前には前もって茶屋に通いつめて、女の扱い方を学ばねばならなかったのである。 多額の金銭が流れ、華々しく見える吉原や京都の傾城屋街島原であったが、そこで働く遊女達の大半は貧苦の為に身売りをしてきた者たちであった。彼女らは家族に金銭の渡る代わりに働いているのである。遊女達が自由になれるのは、なじみの客に身請するときだけであった。しかし大抵はそんな幸運に巡り合えるでもなく、太夫になっても次第に客も離れてゆき、格子、局と身を落とし、暗い生活を送るのであった。 (hanaze) +殉死の禁 殉死の禁 4代将軍家綱は、病弱であったが穏和な性格であり、また自制のできる将軍であった。その元、松平信綱・保科正之ら老中たちは集団合議で政治を行っており、これが機能した15年は日本史上珍しい時代であったと言える。またこの家綱治下では災害が続発し、その対応に幕府は追われる。また旗本・御家人の窮乏は次第に酷くなっている。 家綱が出した施策としては、殉死の禁止がまず挙げられる。この当時、主君に殉じて切腹する殉死が流行を見せており、家綱はこれを抑えようとしたのである。既に一部の大名は殉死禁止令を出していたが、それが幕府の法として正式に定められ、堀田正信が家綱に殉死したことを以て江戸時代の殉死は断絶する。また人質として重臣の子弟を江戸に置く制度も緩められた。既にこれらのことで忠誠を確かめる必要はなかったのである。 一方旗本の困窮は酷く、その身分を売るものまで現れていた。幕府はこれを禁止し、代わって役料を給付している。これは職務に付随して与えられる米のことであり、遂行に多額の支出を要する職務に多く支給された。 家綱治世後半は、有力者の死去に伴って酒井忠清が大きな力を握るようになる。その権勢故に彼は"下馬将軍"とさえ呼ばれた。 家綱には子供がいなかった。それゆえ、彼が危篤となると次代の将軍が問題となった。ここで忠清は有栖川宮幸仁親王を立てようとしたが、老中に反対され、弟・綱吉が選ばれた。この忠清の意見は、既に将軍が徳川一族でなくともよくなったという事実を示しており、つまり幕府とは将軍よりも機構そのものに重点が置かれていたのである。 (Spheniscidae) +東廻りと西廻り 東廻りと西廻り この時代、町人に対して倹約令が度々発布されている。これは則ち、町人が華美に走りがちであったということを示しており、つまりは都市での消費が増加していたということを表している。 このころあった寛文の大火では、人々は家財を地面に埋めるという形で防火を図り、故に被害はそれほど大きくならなかった。またこれに伴って、将軍の親衛隊に当たる番士に休暇が与えられるなどされる。これは、幕府の官僚機構が整ってきたことを良く表している。また、このような大火は江戸の町における最大の消費であり、幕府らは大きな出費を迫られることとなる。 江戸の繁栄に伴って、江戸は多額の物資を要することとなる。これに伴い、上方から船で物資を運ぶことが行われるようになった。これは、菱垣廻船・樽廻船と呼ばれ、大坂を中心として大きく栄えた。幕府はこの海運に対しても不正を禁じる法を出しており、これは商人の協力もあって徹底、結果として海運は安定した運送として確立される。 このような海運の拡大に大きな役割を持ったのが川村瑞賢である。彼は伊勢の百姓に生まれたが、その才幹によって次第になりあがり、明暦の大火の際に木曽の材木を大量に買い付け、江戸へ売りさばいたことで大きな利益を得て大商人となった。 その彼に目を付けたのが、財政が窮乏しつつあった幕府である。幕府は遠隔地の天領からの年貢米運送に困っており、その改革を行わせたのである。瑞賢はこれに応えて、東東北から銚子・三崎を経由する東廻り航路、西東北から日本海・下関・大坂を経由する西廻り航路を開拓した。これによって、大消費地である江戸・上方と生産地である地方とが直結されることと為り、その結果として日本全国が一つの経済領域として成立した。 都市での莫大な消費は、生産の発達を呼び起こした。それに伴う運送の発展は、元禄時代を支える一つの大きなファクターだったといえる。 (Spheniscidae) +天下の台所、大阪 天下の台所、大阪 大坂、とくに中之島・北浜は、日本経済の心臓だった。 ドイツ人医師ケンペルによると、大坂は娯楽の町であったことも述べられている。 この地が幕府の直轄地になると、幕府はただちに大坂城の修復をはじめた。10年を費やす大事業だった。 ここに赴任し、城中の警護、および西国大名の監視を行うのが、大坂城代である。 後に大塩平八郎がこの城を占拠しようと挙兵したが、失敗。大坂城の警備の強さが証明されることになった。 この地大坂の民政を仕切っていたのは、大坂町奉行と呼ばれる人だった。 ただし、事実上支配していたのは惣年寄と呼ばれる人々だった。彼らは糸割符なども務めたが、これは慶長年間に糸割符の役を務めた町人が引き継いだかららしい。 この町人から選挙によって町年寄が選ばれ、彼らを補佐する役として町代が作られた。 町代は公事場の手伝いをしたものの、その仕事が増えると専任の惣代が作られるようになる。 1634年、大坂に住む人々が払う税(地子銀)が免除された。 同じころ、大坂は浮き沈みの激しい地として知られていた。 貧しい人がいる一方で、商人として栄える人々もいた。ではこのような人々が携わる商業は、どのように発展してきたのか。 まず、蔵屋敷。ここは各藩の物資を保管する場所である。ときに町人にはここの管理を任されることもあった。そして、それを藩の了承を得たうえで販売するのである。 また、町人の中には大名に対して金貸しを行っているものがいた。 そしてなにより大きいのは、蔵米の販売を任されていたことだろう。 こうして大坂は天下の台所として認知されてきたのだが、これに対する反論がある。 大坂が市場経済の中心だったという証拠は、わずかな期間に限定されたものしかない。そこからは江戸もまた大市場になっているので、江戸と大坂の2つともが中心的市場だという意見である。 だがそれでも、日本中の生産物が大坂に集められていたことには変わりない。 結局のところ大坂を天下の台所と呼ぶのは、この形態こそがゆえんではないだろうか。 (ほたるゆき) +犬公方 犬公方 徳川綱吉は、戌年生まれの将軍である。 綱吉は就任してからまもなく、越後騒動と呼ばれるお家騒動についての決断を改めた。 綱吉は民の苦痛を減らし、幕府自身も倹約を掲げるなど、家綱とは対称的な政治を行った。 庶民だけでなく大名に対しての取り締まりも厳しくなり、緊張した状態が続くようになった。 そうなると、大名たちも安息を得ることができなかった。いつ、だれの身になにがおこるかわからないからだ。 1683年には厳しい制限令が出され、服だけでなく輸入品にも制限が加えられた。 江戸市民には評判が悪かったが、もし彼らが贅沢をすると、以下のような弊害が予測できる。 江戸市民が裕福になる。 ⇒武士がたくさんお金を使うから。 ⇒武士が農民に対して厳しい搾取をするようになる。 だからこそ、倹約はよいことだという意見もあった。江戸市民の不満が、すぐに悪政に繋がるとは限らないのだ。 また、ちょうどこのころ、大老の堀田正俊が刺殺される事件が起きた。理由は複数あるものの、正俊の方針が受け入れられなかったからと言われている。 将軍の綱吉自身も彼を疎んじていたらしく、この事件後、大老を置かなくなった。自分の方針を貫くためだ。大老の代わりに台頭するのが、側用人と呼ばれる人々だった。 側用人の中で有名な人物としてあげられるのが、柳沢吉保である。彼は本来 親藩の土地か、幕領として定められていた土地を受け取るなど、ずいぶんと寵愛されていた。 これだけでも綱吉の個性がずいぶんと発揮されているが、他にも特徴的なことがある。外様大名や旗本を幕府の役職に就任させたことだ。 じつはほかにも、小唄・踊り・音曲などの芸能を、家臣にさせたり自ら演ずることもあったらしい。ドイツ人医師ケンペルも、その犠牲になっている。 これだけでは済まない。ストッパーになる存在がいないのをいいことに、自由気ままに改易・減封を行った。 家綱の時代で減っていた改易・減封は、家綱の時代に大増加を迎えたのだった。 そして極めつけは生類憐みの令である。家綱の考えがそのまま反映されたこれは、彼が死ぬまで続いた。 これを続けるために必要な費用は、江戸をはじめとする関東の町人が負担させられることになった。 (ほたるゆき) +湯島の聖堂と貞享歴 湯島の聖堂と貞享歴 徳川綱吉は非常に学問好きな将軍だった。林信篤ら儒学者に命じて学問(主に儒学)が広く普及するようにしたのも彼だった。 家綱が朝廷の崇拝や、親孝行に力を入れたのも、儒学の影響と切り離すことができない。 家綱が朝廷に対して忠誠を誓ったためか、家光時代までの緊張した朝幕関係は回復しつつあった。6代将軍家宣のときには、さらに回復する方針が固められた。 このように書いてみると、まるで家綱の時代から学問がはじまったようだが、そうではない。すでに家康が藤原惺窩を招いて、彼の門人である林羅山を儒官にしているように、家康からすでに学問ははじまっていた。 この羅山は家光にも仕えていた。1630年には尾張の徳川義直が、彼のために孔子堂を建てている。釈奠(孔子をまつる儀式:せきてん)が翌年に行われてから、儒学者の地位は高まるようになった。 1633年には光地院崇伝に任されていた「武家諸法度」や外交文書のことが、林家に任されるようになった。 1688年、孔子堂(改造され、聖堂となる)が上野から昌平坂に移された。 上野にあった寛永寺から遠ざかったため、仏教と朱子学の関係はここで切れた。理由は、聖人を祀るのに仏の近くではまずいからだという。 これももちろん綱吉の指示によるものだ。綱吉が学問好きであったことがわかるエピソードである。 また、学問好きの綱吉の指示により、たくさんの出版物が世に出回った。 それに触発され、各地の大名も学問を志すようになった。結果、たくさんの出版物が完成した。徳川光圀の、『大日本史』が有名である。 彼が藩主を務める水戸藩では、これ以外のものとしては天皇を支持する書物がいくつも書かれた。これが幕末になって、尊王思想を高める原因であったと言われている。 また、学問が広まったことにより、学者が多く産出される結果となった。 武功によって出世できないので、学問によって出世を狙ったのだ。 まとめると、以下のようになる。 朱子学者:山崎闇斎(垂加神道を開く) 陽明学者:熊沢蕃山 古学者:荻生徂徠 古義学者:伊藤仁斎 またこの元禄時代、非常に出版が盛んだったため、学問もまた盛んになったと考えられる。 江戸以前から印刷については変化してきており、慶安ごろからは木版印刷がほとんどである。 日本語には漢字が多いことや、挿絵の流行により、活字印刷が厳しくなりつつあったのだ。 ところでこの元禄時代、貞享暦という暦法が採用されることになった。安井算哲が提唱したもので、当時のものとしては非常に正確だった。 時差などの、地理的な状況が計算されていたためだと思われる。 (ほたるゆき) +忠臣蔵 忠臣蔵 元禄14年3月14日、播州赤穂藩主浅野内匠頭長矩が、江戸城殿中にて高家旗本の吉良上野介義央を切りつけた。石高は低くとも、名門たる高家の吉良の驕った態度が怒りを買ったようであるという。 浅野長矩は殿中抜刀の罪で切腹となり赤穂藩は改易となったが、一方の吉良家には何の咎めもなかった。 これに憤る急進派の遺臣達は、すぐさまの仇討を唱えた。しかし赤穂で藩政を見ていた筆頭家老大石内蔵助は御家再興のチャンスを伺うべきだ、と抑え、方々に御家再興を嘆願しつつ時機を待った。彼は赤穂城の引き渡しが済むと京都山科へ移住している。 江戸にいる急進派堀部安兵衛らは幾度となく内蔵助に敵討ちの催促をする手紙を送っていたが、穏便派の内蔵助も、浅野長矩の養子だった浅野大学長広が広島藩に永預かりとなったことで御家再興の望みが断たれると、もはや討ち入りのみ、と思い急進派との対立も解消された。 これまでに討ち入りのメンバーから脱落した者も多く、300余名の家臣中、130名あまりが討ち入りに名乗りを上げていたが、最終的に47名となった。 彼らは翌15年12月14日に吉良屋敷に討ち入り、手向かいする者16名を切り捨て、23名を傷つけて吉良上野介を首級を挙げ、そのまま主君浅野長矩の眠る泉岳寺へ詣でた。そこから彼らは細川・松平・水野・毛利の4家に留め置かれた。 そして、義ではあるが、私の論である。長矩が殿中で抜刀し罰された事について、吉良氏を仇として公儀の許し無く騒動を起こした、という荻生徂徠の進言をとった幕府評定所の判決により切腹を申しつけられた。 彼らの行為は江戸期よりその善悪を論ずるもの多々あったが、綱吉犬公方の治下、吠えたてる犬にも逆らえぬ、抑圧された気分の民衆は、法を破ったという非難以上に忠義の武士達を慕った。 (hanaze) +窮乏する財政 窮乏する財政 まず、以下の表を見ていただきたい。財政に関するものである。 ○=財政よし △=財政が傾きはじめる ▽=財政が危機 家康 ○:貿易、金銀の発掘が盛ん。 秀忠 ○:非常に多くの財産あり。 家光 ○:日光東照宮を造り、11回もお参りするが、破たんはしていない。 家綱 △:明暦の大火により、貨幣が溶ける。また、その後処理のため、莫大な資産を投じる。 綱吉 ▽:諸大名への御なり・下賜品の増大、寺院への莫大な援助。 これより先はこの章の主題から外れるので、割愛する。 この表を見ると、5代将軍綱吉が財政窮乏の原因であるかのように書かれている。 綱吉時代、幕府の財政が窮乏する原因は、以下のような4つが理由が大きい。 1、諸大名への御なり、下賜品の増大。 ∟近親者を支援して救助することや、下賜品の増大を頻繁に行った。 2、役料制の復活。 ∟役料制とは、主君から知行をもらい、それに応じて軍役を負う制度。これにより、基準となる家禄以下のものにも、定額の給与が与えられた。 3、寺院への援助。 ∟綱吉はあらゆる宗派に敬意を示し、寺社の救済などに当て、たくさんの資金を投じた。 4、悪貨の鋳造 ∟金銀の量が減っているため、貨幣を造りなおして量を増やした。勘定吟味役の荻原重秀が将軍に勧めたことによる。 これによりインフレが起こり、金融上の動揺が起きる。 しかも、この状況において災害が連続で起こった。1707年のことだ。東海道から四国・中国に及ぶ地震、富士山の噴火である。 勘定吟味役荻原重秀はこれに対して資金を投じたと言われているが、実際には横領したのではないかといわれている。 彼の存在もまた、財政窮乏の原因の1つかもしれない。 幕府が財政の破たんを目前にした1708年、綱吉はこの世を去った。 (ほたるゆき) +元禄模様 元禄模様 元禄時代、倹約の傾向であるにもかかわらず、女性が身を飾る文化が生まれつつあった。 たとえば帯。本来帯は前で結ぶものだが、このころからは後ろで結ぶことが流行した。 このように、元禄時代には女性がある意味最も栄えた時代だと考えられる。絵画史上で、女性が最も多く題材にされたのもこの時代である。 また、男性の中にも飾りを行った人もいる。たとえば、若衆という少年。彼は男色の性行為において受け手になる人物である。 この時代、芸能者の多くは芸能よりも、売色の仕事をすることが多かった。相手を誘うので、飾りは一生懸命やらなくてはいけないのだ。 槍や刀の時代はおわり、お金が力を持つ世の中になった。建築も入札制になり、奉行に渡す礼物がなければ、ほぼ落札できない。 このシステムこそが、幕府の財政を窮乏させていると新井白石は述べる。通常は安くできる工事も、このような原因から、過剰な資金が必要になったからだ。 幕府はたくさんの資金を散布しなくてはならず、金座・銀座は貨幣をたくさん鋳造した。結果、インフレーションが起きた。 幕府の財政危機は、目前に迫っていた。 幕府と結びついていた大商人たちは次々と没落した。また、この時代、大きな商人が没落していることが明らかになっている。 大名にお金を貸し、踏み倒されるからだ。大名たちも余裕がなくなり、返済ができないのだ。 損をした町人の中には、別の大名に貸して元をとろうとするものもいる。そういった人々は、またもや踏み倒されて破産する。 大名ならたくさんお金を持っているだろうという考えこそが、彼らを破滅に至らせるのだ。 金座や銀座が貨幣鋳造によって安泰するに対して、呉服屋は悲惨な状況下にあった。 今まではオーダーメイドで服を作っていたのに、倹約の流れのせいで注文が減り、店をたたむものが多かった。 ところが、のちに財閥となる三井は違った。 堅実な方法で和歌山の徳川家に大名貸しを行い、両替や、新田開発を行った。こうした用心深い政策のおかげで、三井は潰れることなく、今日まで残っていると言える。 ところで、このころ、農民の税が重かったのはご存じだと思う。 だが、一方で、商人たちの税は実質0だったことはご存じだろうか。 この体制に異を唱えた人物はいたが、真摯に受け止めたものは幕府にはいなかった。これにより、商人たちは力を持つようになる。 彼らに大して税をかけたのは田沼意次であり、株仲間の結成を許した。特権を与える代わりに、税をとったのだ。 この体制こそが、農業の発達妨害・消費の異常発達を促進し、元禄の華美な文化を作り出したと考えられる。 (ほたるゆき) +絵の世界と侘の境地 絵の世界と侘の境地 桃山時代に全盛を極めた狩野派も、狩野探幽以降は下り坂となる。一方で、土佐派や琳派が勃興していくことになる。また布に自由な柄を染めつけられる友禅がこの時期に現れ、大きな流行を見た。 また浮世絵もこの時代に出現する。肉筆で描かれ高価だった絵は、こうして版画となることで数が出回るようになり、庶民の手にもわたるようになる。 藝術がこうして庶民の間に広がるのはまさにこの時代であり、藝術の面ではこれまでとは異なった時代が来たと言うことができるだろう。 またこのような動きは歌の世界でも見られた。これまで古今伝授の伝統が否定され、自由に解釈され、また歌われるようになったのである。こうした動きの原因の一つには、印刷技術の向上に伴う書籍出版の広がりが挙げられる。 このような状況の中で誕生したのが芭蕉である。彼は日本の古典や唐詩に親しみ、また参禅もしている。そうして俳諧の中から人生の究極を掴みだそうとしたのである。彼は幾度も旅に出ており、その中で人生を旅そのものと捉え、そこに自己を捕えんとしていく。 芭蕉の書く旅行記は芭蕉自身の創作の手が入っており、全てが事実ではない。またその態度は、現実の生活の中に風雅の世界を見出すにすぎぬもので、その点では現実逃避的である。時代の圧迫に対して、芭蕉は現実も変化する物々の一つと断じ、その中で普遍の真理を求めようとしたのである。 (Spheniscidae) +一代男と曽根崎心中 一代男と曽根崎心中 この当時、三十三間堂では端から端に矢を放つ通し矢が盛んであり、一日で何本通すかが競われた。これと同じくして一日で俳諧を何句詠むるかということ競われ、これは井原西鶴が一日で二万句詠んで決着となった。 この西鶴が才を尤も顕著に示したのが、小説である。彼が最初に書き始めたのは好色物と呼ばれる、男女の情を描いたものであった。この中で西鶴は、人の世が思いがけぬ転回をすることを、見事に描きだしている。 また西鶴は、武家物・町人物も書いているが、特に町人物の『胸算用』では才智では如何ともしがたき社会を描いており、西鶴の文学性を示す。 この時期、浄瑠璃も流行を見せる。とりわけ、近松門左衛門が脚本を書き、竹本義太夫が人形操作をした際には大きな評判となった。彼らは最初竹本義太夫を座元としたが、後に竹田出雲が代わっている。 近松の描くものは人情と義理の相克が表に出ており、中でも世話物と呼ばれる、人間の心情に主題を置いた作品群は評価が高い。 近松はまた歌舞伎の作品も書いている。戦国末の女歌舞伎に淵源を持つ歌舞伎は、風俗取り締まりの影響でこの時期には大人の男が演じる野郎歌舞伎となっていた。歌舞伎では坂田藤十郎や市川団十郎が名を馳せている。 この浄瑠璃・歌舞伎のような、一般庶民が広く楽しむことのできる藝術の誕生が、まさに元禄時代の特色だったということができるだろう。 (Spheniscidae)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51424.html
登録日:2022/6/26 Sun 10 10 05 更新日:2024/01/09 Tue 17 26 14NEW! 所要時間:約 28 分で読めます ▽タグ一覧 おねショタ もんぱら参戦作 エロゲー エロ同人ゲーム ゲーム ミンワ モンスター娘 三枚のおふだ 三枚のおふだシリーズ 人外化が進む主人公 名作 白念 逆レイプ 逆転ナシ は、は始める前に言っておく!これは真剣勝負だ! ふー…ふー… 無論、分かっているであろうな! !? あ、えと……負けても破廉恥な行いは無し…ですか? 大馬鹿ものぉ!! 負けたら、犯される! 勝ったら犯してよし!! そっ、それが武人と武人のぉ…♪真剣勝負というものだッ…! 『三枚のおふだ鼎 コドクの妖己』とはミンワ氏が作成したモンスター娘+おねショタを主題にした同人ゲームである。 <概要> <前作からの変更点> <あらすじ> 登場キャラクター<前作から引き続き登場するキャラクター> <コドクの妖己初登場のキャラクター><五行の妖魔> <蠱毒の壺の妖魔> <後日談イベントにのみ登場する妖魔> <概要> 三枚のおふだシリーズの三作目。 涙あり笑いあり感動ありの基本を押さえたシナリオは相変わらずなものの、「山の皆に住民として認めてもらおう」というややライトな目標だった前作と比べるとややハードなシナリオが特徴。 ゲームボリュームは前作からさらに膨れ上がり、価格も1320円と、ようやくボリューム相応なものに。 もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPGとコラボを果たしたのも本作で、あちらに出張するおふだキャラは本作以後をモチーフにしている。 こちらでも本作クリア後に相互コラボシナリオ『三枚のおふだfeatもんむす・くえすと!鏡合わせの英雄譚』が解禁されるためもんぱらをやったことのない人はこれを機に初めて見るのもオススメ。 <前作からの変更点> 舞台がまほろば山から生きて帰れるかもわからない蟲毒の壺へと移ったことにより、個性豊かな会話で楽しませてくれた妖狐やコダマの愉快なモブキャラ達は登場しない。 冒険を進めるうちに仲間となった妖魔達とはそれなりの頻度で会話できるため、孤独感は少ないものの、全体的に閉塞感が強い世界観を冒険することとなる。 『根競べ』の仕様が大幅に変更された。 「妖魔から逃げることで相手の気力を削って勝利する」という大本は変わらないがシステムが抜本的に変わっている。 本作では三枚のおふだで戦闘中に相手の部位を封じるのではなく、事前に相手の部位を封印できる法具を装備し、休憩ではなく練気によって溜めた気で術を駆使して体力を回復しつつ距離を取るようになった。 逆に言うと事前に有用な法具を装備していないと苦戦を強いられる形になっているのだが、封印すべき部位を間違えるとそれだけで敗北に繋がりかねなかった前作に比べると、相手の動きさえ見切れれば基本システムだけで何とかやりくりできるようになっている。 白念が術師として成長したことの裏返しではあるのだが、慣れないうちは次々と溜まっていく練気に翻弄されるかもしれない。 また冒険が進むにつれて白念の霊力が上昇し、それに応じて様々な妖術を習得する。 妖術は事前に使いたいものを1種類だけ「装備」するようになっており、相手に応じてその妖術を使い分けていくことで有利に戦える。 ……作中でもツッコまれているが、前作まで大活躍だった三枚のおふだはあまり使わない。 一応特定の妖術と組み合わせれば有利になる場合もあるにはあるのだが、装備しているだけで気力を消費するというデメリットが目立つため、道中で手に入るより高性能の法具の陰に隠れがち。 なんというタイトル詐欺。 <あらすじ> 一度、死線を潜るとな… 自分がどこまでやれるか不安になってくるものだ お前もそうなのではないか? 前作の戦いの後に、晴れてまほろば山の一員として受け入れられた白念だったが、彼は焦っていた。 あの戦いの中で覚えた、眼前に迫る確実な「死」。 その死の恐怖を振り払うため、もう二度と仲間を危険にさらさないため、より大きな力を付けようと無我夢中で修行を繰り返していた。 そんなある日、白念の前に謎の老人が現れた。 「この壺にこそ今のお前が求めてやまない力がある」 そう語った後、老人は怪しげな壺を残して姿を消す。 そして壺の中から「もう一人は嫌……」という悲しげな少女の声が聞こえてきたと思うと―― ●蟲毒の壺 本作の舞台。 数百年前に、世界中から集まった有力な術師によって作られた異空間であり、壺の中とは思えない程広大で、内部には五行の妖魔の故郷を再現した多様な空間が広がっている。 最大の特徴はその空間の性質そのもの。 通常、妖魔は人間から精力及び霊力を奪うことができるが、あくまでも「人間から妖魔」という一方通行でしかない。 しかしここでは空間内部に張り巡らされた術式によって、妖魔を打ち負かした人間は、その妖魔から霊力を奪うことができるのである。 最強の妖魔狩りを目指す術者たちの手によって作られたはいいものの、その後数百年間行方知れずとなっていたが…… 壺の主に「五行の妖魔全てに打ち勝てば壺から出られる」と言われた白念は、とりあえずここに住まう五行の妖魔達の相手をすることとなる。 ●五行の妖魔 陰陽五行思想における世界の構成する5つの属性「木、土、火、水、金」の力を秘めた妖魔達。 前作まで登場した妖魔は全て日本出身の、いわゆる「妖怪」だったが、本作に登場する妖魔は世界各地から集められており、国際色豊かな面子となっている。 かなり長いこと壺の中で共に過ごしてきたものの、属性の違い故か、それぞれ距離を取っていてあまり仲は良くない。 登場キャラクター <前作から引き続き登場するキャラクター> ■白念 主人公。愛すべき妖魔のおやつ。 相変わらず師匠のマガツとスケベな修行をしながら他の妖魔に貪られているが、本作の彼はやややさぐれ気味。 前作のラストで崩落事故に巻き込まれて谷底に落下した際、明確に己の死を意識してことから以前のように戦うことが出来なくなってしまっている。 また、山の妖魔に仲間として受け入れられたことで「もう二度と仲間の命を危険に晒すわけにはいかない」という強迫観念にも近しい使命感を抱くようになる。 その結果「死の恐怖を拭い去るほどの力が欲しい」「どんな敵からも仲間を守れるだけの力が欲しい」という二つのコンプレックスを拗らせ、 マガツが止めるのも聞かず、心身を削りながら修行を繰り返す危険な状態に陥っていた。 そして今回の蟲毒の壺の中で、彼の理想を叶えるための「選択」に迫られることになる。 作者のミンワ氏曰く、今までの彼は「命がけで他人を守れる」という精神を最初から持っているという、ある意味では薄っぺらいヒーローともいえる存在だったとのこと。 言い換えれば自分の命を粗末にしていた彼が、死の恐怖を背負った今「本当にお前はやれんのか!?」と以前出来ていたはずの事をもう一度問い直されることになる。 ……とまぁシリアスな面が目立つ本作だが、エロゲ主人公としての本質は相変わらずで、新たに会う妖魔の誘惑にもコロッと負けかける部分はいつも通りの白念くんなのでその点は安心である。 また、妖術習得時の喜びのダンスが可愛らしいと評判。 Hシーンの特徴としてはミンワ氏の画風の変化もあって前作にも増して更に彼自身が妖艶さに磨きがかかっており「俺はもう妖魔じゃなくて白念で抜いているのかもしれない……」と道を踏み外すユーザーがさらに増えた。 『十二妖女』の冒険の後に本格的な修行を開始したおかげで、妖術師としてかなり成長しており、ある程度術を使いこなせるようになっている。 コダマから習った華のような身のこなしによりとてつもない距離を跳躍したり、強力な妖力で作られた幻術も「幻術破り」で無効化可能。 中でも「拳穿の術」によって凄まじいパンチ力を身に着けており、自分の身長と同じくらいの岩なら一撃で粉砕できる。 壺の中で霊力を増して成長した際にはさらに無茶な真似をしており、数十mはある巨大妖魔に格闘戦を挑みまともなダメージを与えるという凄まじい芸当を披露する。 「無力な人間だから妖魔から逃げるしかない」という前提はもはや崩れ去っているが、あくまでも平和的解決を望む彼にとって『根競べ』は非常に使い勝手がいい物なので、逃げ主体の戦い方を変えるつもりはない様子。 ■マガツ 白念の憧れの最強お師匠様。当初の白念の目的は「マガツ様の門限までに帰って夕飯作ってあげなきゃ」というしょうもないものだった。嫁かお前は。 今までは白念の心強い後ろ盾としていつも見守ってくれていたが、本作ではお留守番。 前作・前々作はまほろば山という彼女の庇護があった舞台であったが故に、一部の例外を除けば敗北してもあまり悲惨な目に遭わずに済んでいたのだが、本作で負けるとえげつない最期を迎えることも。 本格的な修行を開始したはいいものの、妖術の修業と題しておきながら結局スケベなことをされたり 「妖術師の本懐は気合」という精神論重視な体当たり気味な教育方針なせいで、白念からもたまに渋い顔をされることも。 ただしその一見雑に見える修業のお陰で白念がメキメキと実力を上げているのは事実だったりする。 ちなみに白念には「動きが鈍くならないよう余計な筋肉は付けないように」と指導しており、 そのおかげで彼の身体は修行をこなしている今もなお、まるで女性のようにしなやか且つ丸みを帯びた体つきを維持している。グッジョブお師匠様。 本作発売と同時期にミンワ氏のサークルから「蜜指しごき/柔紙に屈服自慰 鬼師匠の甘声とろかし(三枚のおふだvoice)」という彼女を題材にした18禁同人音声ドラマが発売された。 CVは井上果林で、900MB以上の容量でおふだ3枚分(330円)というお買い得価格である。 ■やまちち 白念の頼れる相棒。 前作ではシナリオ、サポート、戦闘に至るまで八面六臂の大活躍だったが、今回はお留守番。 後日談イベントでは久しぶりに彼女と勝負をすることになるが、実は「根競べ」をするのは本作が初。 ■花狐 白念の花嫁。花狐の名前が付いたのは本作が初。 マガツややまちちとはまた違った形の「正妻キャラ」が板についてきており、白念がどれだけ他の妖魔とまぐわってても眉一つひそめずにどんと構えるいいお嫁さんである。 逆に言うと師匠であり長老であるマガツと嫁である彼女が「いくらでも好きに襲ってください」というスタンスなせいで、白念は山の共用肉バイブになってしまっているともいえるのだが。 ようやく嫁キャラらしくなってきたはいいものの、残念ながらお留守番。 ■友達のあかなめ お相撲大好きな白念の友達。例によってお留守番。 本編開始の数日前に雨で住んでいた洞窟が崩れてしまい、白念に「暇があったら瓦礫の片づけを手伝ってくれないか」とお願いした所、 「申し訳ありませんが修行があるので……」と断られてしまう。 彼女自身はそれほど気にしてなかったものの、友人の頼みを蹴って自身の修業を優先してしまうあたり、如何に白念に余裕がないのかが推し量れる。 ■アズキ 数少ない白念の人間の友達。言うまでもなくお留守番。 前作の騒動で人間であることのコンプレックスは克服しており、白念に対しても変な対抗意識は見せなくなり、ツンデレチックな間柄に。ただし逆レイプに関しては遠慮がない。 正月イベントでは貰ったお年玉を新しい服を買えるのを楽しみにしていた。可愛い。 ■大明海 白念の因縁の敵。超A級バストの凄腕退魔師。 山の妖魔を皆殺しにしようとあれだけの凶行を働いたにも関わらず、マガツの温情で三食付きの牢獄生活中。 前回の奇跡的な脱出劇もあって警備が厳重になっており、彼女自身も大それた悪事を働くのは半ばあきらめている。 一応年末年始等では監視付きで行事に参加させてもらえる模様。大らかすぎないかまほろば山。 実は蟲毒の壺製作者の一員だったことが判明。壺が作られた本当の理由とその問題解決に取り組んでいたことが明らかになる。 もっぱら回想シーンでのみ活躍が描かれていたが、後日談イベントでようやく監視下の中にありながら本領を発揮する。 <コドクの妖己初登場のキャラクター> <五行の妖魔> ■アプサラス 天竺に住む水の精の妖魔。本作では木の属性をつかさどる精霊としても扱われている。 粘液を帯びた青白い肌をした、細身の少女のような姿をした妖魔で、魅惑的な舞による誘惑で多くの男を虜にしてきた。 高飛車で高慢な性格で、久方ぶりに来訪した人間である白念に対しても高圧的な態度で誘惑術をかけてくる。 ぶっちゃけ本格的な『根競べ』におけるチュートリアルのような相手なのであまり強くはない。 敗北後は自身の霊力を全て奪わなかった白念を「甘い事」と言いながらもその力を認め、退散しようとする。 しかし実は壺に入る前に聞こえてきた孤独を嘆く声は彼女の物で、本当は寂しがりやな性根を刺々しい態度で覆い隠しているだけ。 そのことを見抜いた妖魔たらしの白念が「一人じゃ心細いので付いてきてくれると嬉しいんですが……」とお願いすると「少しだけですわよ~♪」と実に嬉しそうに道案内役を受け持ってくれる。 最初のうちは「あくまでも案内するだけで力を貸すわけではない」というスタンスだったものの、次第に白念に心惹かれるようになる。 ■ヴァンパイア ルーマニアに住む吸血鬼。地の属性をつかさどる妖魔。誰にでも尊大な態度を取る故にアプサラスには嫌われている。 灰色の肌に赤髪の細身の女性で、被膜のようなドレスを身に纏っている。手に握る剣を触媒に魔術を使う。 曰く、純血の吸血鬼の名家に生まれた二百万年の時を生きる上位種の吸血鬼。 その強力な魔力で餌たる人間を虜にする誘惑術や魔術を操る。 その他にも吸血鬼全体の特性として、血を吸われている人間は性的な快楽を覚えてしまい、次第に抵抗できなくなってしまう。キモ笠みたいっすね。 しかし実際の所、名家の生まれの上位吸血鬼というのは事実だが、本当は100年も生きておらず、吸血鬼としてはおろか、妖魔としても非常に若い個体。 尊大な態度も見栄が半分、自信の無さの裏返しが半分と言ったところで、本音ではルーマニアの実家に早く帰って家族と再会したいと願っている箱入り娘である。 霊力と誘惑術はさておき、戦闘力は五行妖魔の中でも最弱らしく、虚勢を張ることで己の弱さを知られないようにしていた様子。 白念に負けた際には全力で命乞いをするが、その気がないとわかると尊大な態度で感謝しつつ、彼に同行するようになる。 ■ワルキューレ 北欧神話のヴァルハラの天女。火の属性を司る妖魔。 ピンク色の長髪の豊満な女性で、本作に登場する妖魔の中では最も人間に近い容姿をしている。 アプサラス、ヴァンパイアと貧乳妖魔に連勝し、若干調子に乗りつつあった白念にとってドストライクな巨乳のお姉さんであり、わかりやすいくらいに動揺していた。 彼女が担当するエリアはかつてのヴァルハラを再現しており、勇猛果敢だった戦士たちの魂が無数に存在しているが、そのいずれもが彼女に性的に甘やかされて骨抜きになってしまっている。 初戦では白念を堕落させるような甘い誘惑術で攻めてくるが、一度勝利すると白念を戦士として認める。 戦乙女としての凶暴性を全開にし、手にした長槍を駆使してガチバトルを仕掛けてくる。 密着モードですら愛撫ではなくアームロックによる失神を狙うという徹底ぶり。 敗北後は思う存分槍を振るえたことに感謝しつつ、白念に己の命と霊力を捧げようとするも、 彼にその気がないとわかると「負けてダメになってしまった後は私の胸で甘えさせてあげる」と述べつつ同行者となる。 ■クラーケン 海に住む巨大なイカ。水の属性を司る妖魔。 本作に登場する妖魔の中で最も人外要素が高く、イカの胴部分が文字通りイカ腹の少女のような姿をしてこそいるものの、触腕を含めた全体的なシルエットは巨大なイカそのもので、前作の白羽を上回るほどの巨躯。 海にいた頃は野生動物そのものの生活を送っており、人間とも一般的な妖魔とも大分異なる価値観を持つ。宿敵はマッコウクジラだとか。 その一方、知性は人並み以上にあり、会話による意思疎通も可能。一人称はフルル。語尾もフルル。 長い触腕を疑似餌にし、そこから大量の淫気を発することで多くの男を誘惑して精気を吸い上げるという狩りを行う。 淫気を一定以上吸った男は正気を失い、触腕の疑似餌が艶めかしい美女に見えるようになり、そこに喜んで精を捧げるようになってしまう。 傍から見ると無数の吸盤の付いた白い肉塊に自分の下半身を無我夢中で擦り付け続けるながら果てるというおぞましい最期を迎えることになる。 単純な実力は五行の妖魔の中でも最強で、壺製作に携わった有力な術師も多数彼女の犠牲になった模様。 これだけの実力者であるが、釣りの要領で海から引き揚げられてそのまま壺に封印され、海を模した空間に解き放たれたため、そもそも壺に閉じ込められているという自覚すらなかった。 初戦は根競べではなくギミック要素が無数に仕込まれたステージを進行することで勝利となるが、一度霊力を奪われたことでサイズが人間大まで縮小。 白念に敵対の意志がないことがわかると「自分を打ち負かした優れたオス」として認め、つがいになろうと逆レしてくるので結局根競べをする羽目に。 他の妖魔同様もう一度勝利すると大人しくなってくれるものの、価値観が違いすぎて「根競べで敗北した」という概念すら理解できない始末。 しかし業を煮やしたアプサラスによって白念を諦めるよう説教された際に 「白念は自分と交尾する以上に大切なことがある →その白念と付かず離れず共にいるアプサラスは、白念のことを悪く言いつつも白念と交尾しないように叱ってくる →要するに白念とアプサラスはつがい →白念にとっては自分よりアプサラスと交尾するのが大切 →自分はアプサラスとの生存競争に負けた」 という野性的超推理を披露し勝手に敗北を認めた。 以後は小さい身体のまま白念に同行することになる。 ■ブンプク 日本出身の化け狸。金の属性を司る妖魔。 ぽちゃの領域に足を踏み入れているムッチムチの爆乳、それでいて体毛が非常に目立ち、妖狐以上にケモ度が高い獣人お姉さんという、 白羽やクラーケンのような人外要素強めな妖魔とはまた違う方向で人を選ぶ妖魔。ただしおっぱい星人白念はその爆乳がかなり刺さった様子。 見た目とは裏腹に憶病なものの、見た目通りにオープンスケベ。文字通りケダモノのような性行為を楽しむが、誘惑に関しては狸らしく強かに人をたぶらかす。 化け狸は本来狸の里に籠ってひっそりと暮らしている種族なのだが、彼女は好奇心を抑えきれず、外の世界に飛び出し、商人として日本各地を旅していた。 妖魔らしく色仕掛けは使うこともあるものの、妖術や淫気を使って不利益を押し付けるような商売はしないというこだわりがあるらしい。 商いの相手は殆ど人間で、道中で妻帯者や年端のいかない少年やらを性的な意味で食い散らかして気ままに旅をしていたものの、 悪目立ちしすぎた為か裏切りにあって捕まってしまい、この壺の中へと連れられた。 壺が作られた本当の理由を把握している数少ない存在で、それ故に「例え壺の中で勝ち進んだとしても、術者も五行妖魔も生きて帰るのは不可能」と怯えていた。 当初は白念に対しても全く敵意を見せず、自分から霊力を捧げて勝手に敗北を認める始末。 しかしながら白念が壺の主と明確に敵対したことで態度を一変。 「どうせ生きて帰れないのなら最期くらい好き放題享楽にふけってやる」と、他の五行妖魔同様、自分の受け持つエリアで白念とまぐわうためにあの手この手で誘惑にかかる。 根競べで白念に敗北後した後はとうとう終わりかと諦めかけるも、壺の主達の強大な力を前にして諦めず、更に一度は敵対した自分の身をも守ろうとしてくれた白念を目にして考えを改める。 以後白念の「戦いは自分に任せてくれればいい」という約束の下、彼に同行する。 他の五行妖魔達は試練終了後に離脱してしまうので、後半部のヒロインポジションを担当することになる <蠱毒の壺の妖魔> ■獏 かつて壺の主に仕えていた妖魔。ゆったりとした中華風の衣装を纏った紫肌の妖魔。衣装をペロンとめくると中身は当然ながらスタイル抜群。 現在は存在せず幻術の世界にその幻影のみが登場する。 練気システムを交えた根競べのチュートリアルを務める相手であり、初見でも無対策で余裕で勝てる。 勿論負けたらきちんと敗北シーンは用意されている。 メカクレ美女としては中々秀逸なデザインをしているので、序盤を除くとこれと言った出番がないのが残念な所。 ■猫将軍(びょうしょうぐん) 壺の主の双牙の一人。暴風の右牙。 名前の通り猫の妖魔で、割れた腹筋が美しい引き締まった肉体の褐色肌の獣人妖魔。ケモ度はかなり低く、殆ど猫耳美女。 実直な性格の武人で、逃げ主体の白念の戦いについても高く評価しており、最初から全力で襲い掛かってくる。 壺の主に対しては深い忠誠心を持っている一方、性根は優しく、野望のために同胞である妖魔を犠牲にすることを心苦しく思っている。 投擲用の輝く剣を手に白兵戦で戦う戦士であり、壺の主の「牙」となるだけあって高い戦闘力を持つ。 壺の主の実験によって体の中に陰陽の力を融合しており、スタミナが無尽蔵に回復し続けるという強力な力を持つ。 そのためスタミナ切れを狙う『根競べ』で戦う白念の天敵とも言える存在である。 ……はずなのだが『陰陽』とは要するにふたなり、もとい両性具有のことであり、その股間には後天的に付けられた立派な男根がぶら下がっている。これじゃタチ将軍である。 しかも実験の代償で「陰陽の毒」が体内に生じるようになり、その影響で極端に性欲が強く、 少し他の妖魔の淫気を吸うだけでも正気を失いかけてしまい、日常的に凶屍の身体で発散することで何とか堪えている。 ブンプクの提案でその弱点を突く……すなわち白念を対おちんぽ妖魔用に改造。 要するにブンプクが白念の菊門を念入りに開発してメス堕ちさせることで甘い嬌声を出せるようにして誘惑。正気を失わせることで勝つというぶっ飛んだ作戦で挑むことになる(*1)。 このアホ過ぎる作戦がものの見事に成功してしまい、白念の誘惑に屈した彼女は精神の乱れから陰陽の力が発揮できずスタミナが回復しなくなった。 ……が、そんな物知ったことかとばかりに全力で彼の尻を狙いに来るので、ようやくいつもの根競べで迎え撃つことができる。 しかしここで一度勝利してしまうと陰陽の毒が限界に近づき発狂、あたり一帯を壊しながら悶絶する。 そして再戦時には本当にごくごくわずかに残っていた武人の誇りも尊厳も完全にかなぐり捨て、白念の尻ではなくちんぽ、即ち女の妖魔として逆レイプを完遂しようと仕掛けてくる。 ここで勝利するとようやく諦めてくれるが、昂りに昂った陰陽の毒は完全にピークを迎えてしまい、ひたすらにもだえ苦しみ始める。 白念「じゃあ、手で…」 猫将軍「尻!!!」 結局根競べで勝利したにもかかわらず白念が尻を差し出すことで欲求を発散してなんとか正気を取り戻す。 冷静になった彼女は白念の力を認めると同時に、以前から疑問を抱いていた壺の主の『少数の犠牲の上に成り立つ平和』に対する疑問から意気投合。 改めて白念の動向に関心を示し、同行者となる。 ちなみに、前述した通り、陰陽の力は興奮状態だと全く発動できない……というか作中で最弱妖魔のあかなめの誘惑に負けてそのまま貪られるという非常にアレな醜態を晒している。 ■凶屍(きょうし) 壺の主の双牙の一人。不動の左牙。 キョンシーの妖魔で、青い肌をした爆乳美女。 ブンブクほどではないものの、マガツややまちち等の爆乳妖魔に比べると腹周りにやや脂が残ったムッチリ体型。キョンシーではあるが原典のようなゾンビ要素はない。 クールで淡々とした性格で、表情の変化は極めて少ない。 本人は「私は猫ほど忠誠心があるわけではない」と述べているが、本心では相方の猫将軍と壺の主を大切に思っている。 蟲毒の壺の計画の成就については半ば諦めていたものの、猫将軍と壺の主が無事に過ごせるならそれでいいと思っていた。 しかし白念の出現によって計画が再起動してしまい、再び壺の主が己の身を犠牲にし始めたことを心苦しく思っている。 そのため白念を骨抜きにして堕落させることで計画を無に帰そうと勝負を挑んでくる。 同じ牙である猫将軍には「天性の淫魔」と恐れられ、誘惑術においては壺の主ですら自分より上と認める程。 淫靡な体つきも非常に刺激的ではあるが、最大の特徴は全身からあふれ出る膨大な淫気。 人間・妖魔問わず一定時間以上彼女の側にいるとその身体から溢れた凶悪な淫気に呑まれ(*2)、我を忘れて彼女の身体を貪り、その極上の肢体で果ててしまう。 突っ立っているだけで相手にした人間は勝手に堕ちてしまうため、妖魔でありながら自発的な誘惑はおろか愛撫をしたことすら殆どない。 白念も初めて対面した際にはその淫気に一瞬で意識を持って行かれ、気が付いたら彼女を押し倒していたほど。 根競べにおいても彼女自身は一切その場から動かず、淫気による誘惑を必死に堪える形で戦うこととなるが、短時間であまりにも大量の淫気を放出すると彼女もスタミナを消費してしまうようで、懸命に距離を保ち続ければ勝利できる。 古代の妖魔として長い年月を生きてきたものの、彼女の誘惑に屈しなかったのは白念が初めてだったとのこと。 それをきっかけに白念をかつてない強敵と見なし、二度目の戦いでは生まれて初めて本気の勝負、即ち自分から人間を追いかけて犯しにかかる妖魔本来の在り方でもって挑んでくる。 ちなみこの手の展開にありがちな「慣れないやり方で戦おうとする分いつもより弱い」的なことは全然なく、ゲーム的な純粋な難易度で言うなら本作最難関の相手。 高得点狙いの無装備勝負を挑もうとするとほぼ運ゲーと化す。 ここで勝利すると一旦姿をくらますが、再登場時には猫将軍同様白念のことを認め、改めて彼に味方する。 ■妲己 猫将軍と凶屍を従える蟲毒の壺の主。豊満で青白い肌をした美女で、頭から二本の角を生やしている。 額には『天眼』と呼ばれる第三の目が付いており、これを駆使した強大な妖術を操る。 普段は物腰柔らかで茶の湯を楽しむ穏やかな気質だが、目的のためなら己を含むどんな犠牲をも払うという行き過ぎた使命感の持ち主。 その正体はかつて古代中国において妖魔王として君臨した伝説の妖魔。真の姿は怪獣のように巨大な九つの尾を持つ妖狐。 全盛期には大陸の妖魔のほぼ全てを力で支配することで、人間と妖魔との調和を保っていた。 しかし伝説の妖魔と言えど老いには勝てず、力の衰えと共に妖魔を抑えきれなくなってしまい、人間と妖魔の関係悪化を招いてしまう。 衰えた力を補うため、自ら率いた勢力と当時の中国の王朝との間に同盟を結び、人間との関係改善を図ろうとしていた。 だが、同盟自体は上手く言ったものの、同盟を結んでいた当時の王朝が戦乱の中で倒されてしまい、巻き込まれた妲己自身も重傷を負ってしまう。 この時に樹立した新王朝によって旧王朝と一緒に悪者扱いされ、その中で『人間を誑かす妖艶な女狐』という定番のイメージが語り継がるようになってしまった。 長い事姿をくらませるが、まだ人と妖魔の間に調和を取り戻すという目的を諦めておらず、そのために蟲毒の壺計画を始動する。 蟲毒の壺は彼女が人間の術師たちを陽動・洗脳して作り上げたものであり、その真の目的は全盛期の力を取り戻して、妖魔達に調和をもたらすことにある。 通常、妖魔は人間から霊力を奪うことができてもその逆ができないし、妖魔が妖魔の霊力を奪うことも不可能である。 しかし蟲毒の壺の中では人間が妖魔を打ち倒せば霊力を奪うことができる。 それは即ち、妖魔から霊力を奪った人間の霊力を奪うこと、即ち人間を介することで妖魔から妖魔の霊力を奪うことが可能となる。 妲己はこれを利用し、世界各地から集めた五行の妖魔から五行の力を全て取り入れることで全盛期の力を取り戻そうとしていた。 しかし、計画の途中、自分たちが利用されていることに気付いた大明海を含む一部の壺製作術者たちの反乱によって失敗。 あと一歩のところまで追いつめられるも、言葉巧みに言いくるめることで術者達と取引を結び、壺ごと自身を数世紀の間封印することで手打ちとする。 しかしながら太古の妖魔にとっては数世紀の封印など些末な問題であり、敵対してた術者達が寿命を迎えた後、再び活動を開始し、その中で白念に目を付けた。 「人間と妖魔の調和」を目指している白念はまさに彼女にとって理想の術者。 当初の目的通り白念を通じて五行の力を取り入れて全盛期の力を取り戻し、かつてのように人と妖魔の調和を取り戻してもよし。 逆に自分が犠牲になることで、白念が五行の力と自身の妖魔王の力を手に入れることでその宿願を果たさせてもよかったのである。 しかし、アプサラス達を犠牲にすることを白念が了承するわけもなく、他の妖魔同様対立。 そのまま立ち向かっても彼女が持つ天眼の力の前には無力なため、壺の中の記録から『天眼潰しの札』を作ることになるのだが…… + 終盤のネタバレ注意 天眼潰しの札は文字通り妲己の天眼の力を封じる力があるが、あくまでも発動ごとに一時的に封印できるのみ。 必要になるのは依り代となる紙、そこに五行の力と人間の生命力、即ち寿命を注ぐ必要があるのだ。 過去の記録によると妲己討伐を目論んだ術者達は妲己を倒すために30年分の寿命が必要と見なし、分割してそれぞれ数年の寿命を払うことで札を完成させた。 実際、記録によるとその札を用いることで妲己を追い詰めることには成功していたのだが、複数人で奉げる寿命を分割できた過去の術者たちと違い、白念は独りで30年の寿命を注がなくてはならなかった。 死の恐怖が染みついた白念は、かつてのように簡単に自らの命を捧げることができず(*3)、大義のために同胞はおろか、己の命さえ捧げる覚悟を決めている妲己にひたすら揺さぶられる。 しかし、妲己によって「大義のために犠牲を払う覚悟」を強いられた際、己の無力さを痛感。 そしてその無念から「誰かのために誰かの命を捧げていい権利など自分は持ち合わせていない。自分が犠牲にしていい命は自分の命だけ」と恐怖を克服。 30年どころか己の持つ寿命のほぼすべてを注ぎ込むことで『真・天眼潰しの札』を完成させる。 妲己は全てを投げ打った白念と死闘を繰り広げ、一度は勝利を掴みかけるも「器の違い」によって敗北することとなる。 その後、戦いの中でこと切れていた白念に対し、蟲毒の壺の流儀に従ってその命を捧げることになる。 <後日談イベントにのみ登場する妖魔> + 最終版ネタバレ注意 ■空殻 壺の中から白念達と一緒に現れた謎の白狐が変化した姿。 ツクモが装置を用いて妖力を、白念が妖術で自身の精力を注いだ結果生まれた、妲己によく似た少女。 『空殻』とは中身が何も無いという意味。お茶の出涸らしのように同様に無価値な己を自虐しつつ名乗った。 「妖魔として存在していられるギリギリ」と称される程に弱い妖力しか持たず、異様なまでに腰が低く謙った喋り方をする。(*4) その出自や見た目ゆえに山の妖魔達は警戒し、猫将軍は妲己に似ているからこそどう対応すべきか悩み 凶屍にいたっては「この素性の知れない小娘のせいで私たちの信用が下がるのよ」と嫌悪感を表しながら殴り飛ばしたほど。(*5) 彼女は妲己の生まれ変わりなのか、あるいは…… 「キミってさ。お師匠様がいる・・・とか小耳にはさんだけど?」 「え・・・?ああ・・・はい。」 「どんなお師匠様なんや?」 「え?どんな・・・?うーん、すごく優しくて、凛とした強さをお持ちの方ですよ。」 「教え方も的確で、お陰様で私は・・・」 「女やろ。」 「えっ・・・!?」 「それも美人で色っぽいやろ。乳もデカい。」 「なっ・・・何故わかるんです・・・?」 「わかるで。そりゃ・・・キミ、彼女の事言うとき・・・デレデレしとる。相当、ご熱心なんやな。」 「い、いやいやその・・・私たちはそんな不純な関係では・・・!」 「ふぅん。まぁええわ。キミの美人師匠の顔を拝んでみたいわ。ここを出たら紹介してな。」 「・・・ええ。それはも勿論。頑張って脱出して、追記・修正もしましょう」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タヌキの名前はブン"プ"クですぜ -- 名無しさん (2022-06-27 11 02 07) 散々強すぎて人間やめてるとか色々言われてた白念だったけどエピローグでマジで人間やめちゃったよね -- 名無しさん (2022-06-27 18 27 40) 白念君は天眼の力でもう肉体的にも能力的にも妖怪の域になっちゃった(メタ的に言うならもう妖怪に逆レイプされるよわよわ少年の枠を超えた)からね。後日談のあと山を下りた白念君の修行の旅はこれからも続いてゆく…… ってオチで完結させたほうが一番綺麗な形ではある。 -- 名無しさん (2022-06-28 21 39 12) 同じ非道働き組なのに大明海は生きてて妲己は死んだのは、妲己がもうダメな奴に成り果ててたってことなんだろうか。決戦終盤の妲己は計画のこと忘れて死にたくない一心に見えた -- 名無しさん (2022-07-07 01 02 15) ↑アップデートされたエピローグを見るんだ -- 名無しさん (2022-07-07 01 29 28) 白念は中性的な外見・物腰とは裏腹に、漢の行動してて大好きだわ -- 名無しさん (2023-02-16 00 50 15) ここでシリーズ打ち止めなのが悲しい・・・と思ってたけど凶死ちゃんの音声作品出るらしくて嬉しいやったー! -- 名無しさん (2023-02-16 01 04 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55561.html
登録日:2024/01/17 Wed 00 23 20 更新日:2024/04/15 Mon 15 30 43NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 AC AC6 ACVI ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON アーマードコア オーバーテクノロジー ゲーム コーラル技術 マッドサイエンティスト ルビコン調査技研 変態集団 技研 狂人の集まり 研究機関 科学者集団 RI RUBICON III RESEARCH INSTITUTE ルビコン調査技研とは、ゲーム「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」に登場する架空の組織である。 ◎目次 ◎概要 ◎開発品・成果 ◎関連人物 ◎考察 ◎概要 開発惑星「ルビコン3」にかつて存在した研究機関。 英語表記は「Rubicon III Resarch Institute」で、作中ではもっぱら「技研」と呼ばれる。 ルビコンで発見された新たな資源であるコーラルの性質の調査およびコーラルの採掘と実用化の研究、兵器開発などを行っていた。 およそ50年前に起きた星系を巻き込む規模の災害、アイビスの火によって組織自体は滅んだが、彼らの開発した「C兵器」は今もなお残っており、惑星封鎖機構が回収して戦力として利用している。 RaDのシンダー・カーラ曰く「研究に取り憑かれた狂人の集まり」であり、作中に登場する兵器群の有様や、プレイヤーが入手できる技研産ACパーツの解説文、アーカイブ等からもそうした部分を読み取ることができる。 とはいえ作中には技研の全体像や内情についての情報は少なく、組織の実態には謎が多い。 ◎開発品・成果 コーラル関連技術だけでなく、プラズマやパルス兵器にオリジナルのAC、その内装なども手掛ける。 当然だが、アイビスの火以降は活動していない都合上ストーリー開始時点で開発・製造から50年以上が経過したものばかりとなっており、その技術力の高さがうかがえる。 ▽ACパーツ 作中ではフレーム・内装・武器まで一通り制作しているため全身同一メーカー品で揃えられる唯一のメーカーだが、殆どが隠しパーツだったりログハント報酬だったりと入手には一手間掛かる。 どれも高負荷であったり、武器も独特な使い心地である為に気取って技研製品で全身を固めての運用は困難。パーツ単位ではどれも光るものがあるのでアセンブリの選択肢として組み込むのが良い使い方かもしれない。 HALは兎も角EPHEMERA系統は物凄く有機的なシルエットなので組み方次第ではゲテモノ機が出来上がるが… ★IA-C01 EPHEMERA 技研が開発した無人ACのパーツ。滑らかな曲面や蛇腹・集合突起といった、激しく好き嫌いが分かれるであろう生物的な外観が特徴。 一応コクピットがあり有人運用が可能だが、各部の構造・仕様はパイロットの搭乗やヒトによる制御を考慮していないとされている。ある程度の数が生産されていたようで、アイビスの火以前の遺構に残骸が放置されていることも。 ステータス面では中量級のパーツが多いが、どのパーツも共通して重量に対して耐弾防御が低く設定されているのが特徴的。立ち回りか他パーツで補いたいところ。 「EPHEMERA」はギリシャ語で昆虫の「カゲロウ」、もしくは「短命なもの」という意味がある。 ▷IA-C01H EPHEMERA 頭部パーツ。宇宙人を思わせる形状が目を引く。BASHOに次いでワースト2位の重量と高めのEN負荷を持つ高負荷パーツだが、その分APや安定性能など防御関連のパラメータは充実している。 スキャン距離は長めだがスキャンの持続時間より待機時間のほうが長く、必ずスキャンが切れてしまう点に注意が必要。 ▷IA-C01C EPHEMERA コアパーツ。単独トップのジェネレータ出力補正を誇り重量も軽いので機体構成の幅を大きく広げてくれる。代償としてAP・装甲・安定性能がいずれも低く打たれ弱い。 フレーバーテキストには「手動操縦にも対応しているが、人間の搭乗を前提としたコアボックスにはなっていない」と書かれているが、どんな姿勢で搭乗するのだろうか… ▷IA-C01A EPHEMERA 腕部パーツ。耐弾防御以外高めの装甲値とAPを持ち、射撃武器適性・近接武器適性も平均以上確保できている。 腕部積載上限が軽量腕並に低いので、重量武器は持たせにくい。 あのAMIDAにも似た独特の肩部からデザイン的な好みが非常に分かれるパーツ。 ▷IA-C01L EPHEMERA 脚部パーツ。軽量寄りの中量2脚、あるいはその逆とも言える。EN負荷が重いものの、重量に比して良好なAPと積載量が魅力。 耐弾防御がワースト2位なので実弾兵器が痛いのが難点。 ★IB-C03 HAL 826 技研が開発した有人ACのパーツ。アイビスシリーズ最終後継にして唯一の有人機かつ「コーラル破綻に対する最後の安全弁」とされる。 外観はおそらく過去作の白き閃光のオマージュだが(デザイナーも同じ)、よく見るとシルエットが似てるだけで細部がかなり異なる。 小ネタとして、アサルトブーストやコア拡張機能使用後の冷却モード時にコア以外もパーツが変形するという素敵ギミックを搭載。 脚部や肩のスリットが展開し、赤熱した内部フレームが輝くという漢の浪漫が楽しめる。 ▷IB-C03H HAL 826 頭部パーツ。EPHEMERAをマイルドにしたような性能をしており、重量・EN負荷を少し減らして防御面を妥協した具合。スキャン周りも優秀で使いやすい。 一見はヴィクセン(およびリメイク機のYC07-CRONUS)、I-C003-IN、CR-HOGIREに連なる「角飾のようなアンテナが目立つ騎士風の頭部」といった風体だが、 その実態は網目状の装甲からセンサーユニットが覗く異形。どちらかといえばアメンドーズ。 さらに、知覚用の触媒としてコーラルを用いているのか、センサーユニットには赤く禍々しい光が揺らめいている。 この部分はカラーリングで設定できる部分と独立しているため色を変更することは出来ない。 ▷IB-C03C HAL 826 コアパーツ。大柄な見た目通り重量級・高負荷のコアで、穴のない装甲値にAPも高め。ジェネレータ出力補正/供給補正もしっかり確保されている。 ただし姿勢安定がとても低いので、使うにあたっては頭部・脚部の選択肢が狭くなりがち。 アサルトブーストや拡張機能使用時に仏像の光背あるいはデザイナー繋がりでアクエリオンじみたリング状ユニットが立ち上り、とても印象的なシルエットとなる。 ▷IB-C03A HAL 826 腕部パーツ。各種パラメータが軒並み平均値以上確保されている万能型。 ▷IB-C03L HAL 826 脚部パーツ。重量寄りの中量2脚で、姿勢安定性能と積載上限に優れる。 耐爆防御が薄めであること以外に極端な欠点がなく全体的に高性能な脚部である。 ★内装パーツ 先述の通り、すべてのカテゴリのパーツを開発している。エフェメラに用いられるものは「生物の部位」を由来とした名前となっている。 ▷IA-C01B GILLS 「エラ」の名を持つQBリロード特化型ブースタ。無人機に使う前提で「人間の耐G限界を全く考慮に入れていない」とされ、0.3秒という最速のQBリロード時間によりQBを素早く連発できる。 QB推力やQB噴射時間は控えめで、QB一回分の移動距離自体は短いため小刻みな移動になる都合上、距離を動く時の燃費は悪く、ABも苦手。 特に近接推力に至っては全ブースター中ワースト1。プラズマ投射機等の踏み込みモーションが無い、または武器自体に独自のブースターを持ち近接推力の影響を受けないレーザーランス以外の格闘武器は空振る事が多くなるので組み合わせない方が無難。 ▷IB-C03B NGI 001 こちらもAC用ブースタ。特にQB推力と噴射時間に優れ、それ以外の推力も上位でQBリロード保証重量も高い。 しかし、あらゆる行動の消費ENが大きいため息切れも早い。わかりやすい大推力・大消費型で、ENさえなんとかなれば万能。 ▷IA-C01F OCELLUS 「(蜘蛛などの)単眼」の名を持つFCS。ブッチギリに高い近距離アシスト性能を持つ近距離戦特化型で、ミサイルロック補正も低めではあるが最低というわけではない。 EN負荷もそう高くはなく、近距離戦に志向したAC6では非常に強力なFCSとなっている。 ▷IB-C03F WLT 001 万能型のFCS。中距離戦の適正に突出しながら近・遠距離の補正も平均以上に高い。全距離・全武器に不足なく対応できるが、とにかくEN負荷が高い。 情報導体としてコーラルを使用したと明記されており、地味ながらコーラルの可能性を感じさせる存在でもある。 ▷IA-C01G AORTA 「動脈」の名を持つコーラル内燃型ジェネレータ。2種類あるコーラルジェネレータの軽い方で、重量の割にEN出力・EN容量ともに大きくEN射撃武器適正も高い。 コーラルジェネレータに共通だが、供給復元性能と復元時補充ENの関係で運用が特殊なので使用に際しては留意のこと。 ▷IB-C03G NGI 000 おなじくコーラル内燃型ジェネレータ。重量級ではあるもののBAWS以外の他企業製の重量級ジェネレーターと比べればまだ軽〜中量級の採用候補に収まるギリギリで軽く、さらに出力と容量が上昇した。詳しくはジェネレータの項目へ。 こちらはAORTAと違い明確に「試作ジェネレータ」とされている。 ★AC用武器 プラズマやパルス技術を使用した、独特な武器類。コーラルを使用したものも多く、それらはコーラルの群知能に働きかけて制御しているらしい。 コーラルを使用した武器は攻撃属性が「コーラル属性」となっており、敵の装甲値の影響を受けない特性がある。 エフェメラが装備するものは「天体に関連する用語」、HALが装備するものは「WLT」か「NGI」の型番を持つ。 ▷IA-C01W2 MOONLIGHT シリーズ恒例の「MOONLIGHT」の名を冠した光波ブレード。近接武器だが緑色の光の刃を飛ばして遠距離攻撃を行う。チャージ時には巨大な光刃を扇状に飛ばし、水平広範囲を薙ぎ払う。 弾速が遅いものの威力は高く、大きな判定を持った光波が飛んでくる様は攻撃される側としてはかなりの威圧感がある。 レギュ1.06からはジェネレーターのEN武器適性が乗るようになったが、言い換えればジェネレーターを選ぶようになった事で積む為の敷居がやや上がってしまった。 しかし条件(BASHO腕+150ジェネ)を揃えてのチャージ攻撃の破壊力はロマン溢れる物がある。 ▷IA-C01W7 ML-REDSHIFT コーラル発振器。上記MOONLIGHTのコーラル版で赤く輝く光刃を放つ。通称「赤月光」。 モーション等は通常版と同じだが攻撃属性が異なるほか、通常攻撃寄りに調整されている。 レギュ1.06で月光がジェネとの組み合わせに気を使わねばならなくなったがこっちは変わりないので、取り回しのしやすさでは軍配が上がるかもしれない。 なお下記のコーラルライフルの方もだが、名称の「REDSHIFT」は「赤方偏移」という天目学用語で、遠くから届く光がドップラー効果で赤い波長に変異して観測されるという現象のこと。(*1) ▷IB-C03W2 WLT 101 コーラル発振器。ほぼコーラルブレードと言ってよい代物で、真っ赤な光刃で斬りつける。 通常攻撃は上から叩きつけるようなモーションにより縦移動に強く、チャージ攻撃では極太のブレードで前方を薙ぎ払うド派手な攻撃が可能。 ▷IA-C01W1 NEBULA 「星雲」の名を持つプラズマライフル。連射速度が速く高火力だが、弾数が少なく装備負荷も高め。チャージ攻撃では爆発範囲が広がるほか、弾一発あたりの火力も上がるのでチャージして撃つのが基本。 対戦では弾の少なさが問題になりにくく、爆風で回避困難な弾幕を張れるこの武器は対戦における強武器とされていたが、後のアップデートで弱体化を受けチャージ時の火力が下げられている。 ▷IA-C01W6 NB-REDSHIFT コーラルライフル。NEBULAのコーラル仕様で、爆発が多段ヒットする連鎖爆発に変化している。もちろん属性もコーラル属性のため、標的との属性相性を考慮する必要がない。 爆風がフルヒットした時の火力はこちらのほうが高いものの、チャージ時の爆発範囲が小さくなっているため額面通りの火力を出すのは難しい。 ▷IB-C03W1 WLT 011 同じくコーラルライフル。ごく小さな爆発を起こす通常射撃に加え、一段階チャージで爆発範囲と攻撃力の上がった弾を、フルチャージで極太の照射ビームを放つ。 照射ビームは撃ちながら照準を動かすことで薙ぎ払いも可能だが、長時間足を止めてしまううえ照準移動速度も遅くなるため足の速い的に当てるのは至難。 ロマンも装備負荷も悪名高いKRSVに並び、特にEN負荷はKRSVを超えるので、使うならこれを積む前提で機体を組む必要がある。 ▷IB-C03W4 NGI 028 コーラルシールド。他のシールドとは異なり球形のバリアで全方位からの攻撃を防御できるうえ、展開したまま左手を含む射撃武器を自由に使える。ダメージ・衝撃のカット率も良好。 さらにパルス兵装からの干渉も受けず、装備重量も軽め。一応、非常に高いEN負荷と発熱の多さが難点だがそれを含めても強力な装備といえる。 ▷IA-C01W3:AURORA 「極光」の名を持つ光波キャノン。敵を追尾するエネルギー弾を発射する。挙動はミサイルのそれだが、あくまでエネルギー弾なのでミッションで一部の敵が使う対ミサイルデコイの影響を受けない。 特筆すべきはジェネレータのEN射撃武器適性に応じて単発火力が上がり、リロードまでも短縮される(*2)という点。 EN武器は皆そうだが、ジェネレータの選択は機体構成への影響が大きいので機体を組むうえではなかなか悩ましい武器である。 ▷IB-C03W3 NGI 006 コーラルミサイル。文字通りコーラルを内蔵したミサイルで、鈍足・高威力のミサイルという点でシリーズ恒例の大型ミサイル枠。 追尾と推進にもコーラルを使っているらしく赤く輝きながらふらふらと飛翔し、着弾すると大きな爆発が起きる。 ミサイルとしては珍しいことにチャージ攻撃が可能で、チャージ時は威力が上がり爆発範囲も広がるうえ、無数の子弾をバラ撒いて集団で敵を追い回すようになる。 ▽主な使用者 何れもストーリー根幹に関わるのでネタバレ注意(折り畳み) ▷惑星封鎖機構 ウォッチポイント・アルファの深度3、最奥部の高炉の防衛システムの一部として無人型のEPHEMERAを密かに配備していた。 装備はネビュラと月光、両肩に光波キャノンで距離を取っての撃ち合いを主体にしつつ、隙あらば月光もガンガン振ってこちらの接近を阻んで来ようとする。 おまけにコアの拡張機能にはターミナルアーマーをセットしており、相対するミッション「地中探査-深度3」ではチャンバーを破壊したことで暴走を始めた高炉から制限時間内での脱出を強いられる中で、上述の戦法と相まって道連れを狙わんと時間稼ぎをしようとしてくる厄介な相手となっている。 ▷ハンドラー・ウォルター 「ルビコンの開放者」ルートのラスボスとして最後のアイビスシリーズことHAL826一式にコーラルライフルとコーラル発振器、コーラルミサイルにコーラルシールドとコーラル尽くしの武装で固め、大気圏に突入していくザイレムの甲板上で対峙する。 その他のアイビスシリーズとは違いあくまでACの範疇の相手であるものの、火力が非常に高い上に360度を守るシールドのお陰で粘り強い。 距離を離すとミサイルで相手の気を反らしながらコーラルライフルの単射と1段階チャージ撃ちを使い分けつつ、ジワジワ距離を詰めて発振器の一太刀やブーストキックを狙い、スタッガーを取られようものならライフルのフルチャージ照射や発振器のチャージ攻撃を決めようとしてくる。 更には拡張機能にアサルトアーマーまで持っているので、焦って近接を仕掛けようとすればカウンターで叩き込まれることも。 対処を間違えれば瞬く間に消し炭にされるが、全体的に大振り気味な武装ばかりなので一つ一つをしっかり見極め、最小限の被害で抑えていけるようにすれば一番楽なラスボスと言えるかもしれない。 ▷エア 「賽は投げられた」ルートの一環として、アリーナのインテグレーション・プログラムの中でも暗号化等で秘匿されていたACデータの一つとしてEPHEMERAベースの「エコー」という機体データをハッキングして使用、621に模擬戦を頼んでくる。 ネビュラRSに赤月光、肩にはそれぞれコーラルミサイルとコーラルシールドと惑星封鎖機構の使っていたEPHEMERAとウォルターのHAL826の武装それぞれを折衷したような構成で、コアの拡張機能にはパルスプロテクションを装備。 戦法も封鎖機構のEPHEMERAと似ているが、こっちは武装が全てコーラル属性なので火力だけならHAL826に匹敵する程。 後に本ルートのラスボスとの戦いでは窮地に立たされた621の下へエコーの実機を駆り、救援に駆け付けてくれるという熱い展開が待っている。 ▽特殊兵器 すべて自律兵器・無人兵器で、制御や動力にコーラルを使用しているためか「C兵器」と呼ばれる場合もある。作中で型番等が明かされていないものが多く、攻略本や設定資料によって判明したものが大半。 いずれも冗談のような外観・機能を持っており、「狂人の集まり」という評価も頷けるというものである。 ネタバレ注意(折り畳み) ▷IA-13 シースパイダー 「ウミグモ」の名の通り蜘蛛のような外観の大型兵器で、作中では惑星封鎖機構が運用する機体が登場する。 詳細は個別項目 へ。 ▷IA-02 アイスワーム 「氷ミミズ」の名を持つ推定全長1.3kmにもなる巨大兵器。ただ移動するだけで破壊を振りまく怪物である。 あらゆる攻撃を通さない重装甲で身を固め、唯一の弱点である顔面にも二重のバリアを張る鉄壁の防御能力を持ち、無数のミサイルや子機、アサルトアーマーのような範囲攻撃など、攻撃手段も豊富。 詳細は個別項目へ。 ▷IA-05 ウィーヴィル ウォッチポイント・アルファ深層にいる「ゾウムシ」の名を持つ無人機動兵器。ヘリアンサス型より数も少ないが、脅威度はこちらが上。 二足歩行型の上半身にグレネード等を搭載しており、複数で登場した上にとんでもない移動速度で横移動しつつ10連ミサイルやグレネード、果ては飛び蹴りまでして襲ってくる高機動・高火力機体。 おまけにEN・実弾に高い防御力を持ち、3周目のとあるミッションに登場した時はヘリアンサス型と連携しての波状攻撃で数多の621を葬り去った。 ただし、爆発系に対しての防御が低いことと、一定時間走り回ると数秒だけ止まるチャンスがあること、飛び蹴り前後の動きに隙ができる事から決して勝てない相手ではない。 ちなみに実ダメージと武器のカタログスペックを比較して推測される防御力はウィーヴィル・ヘリアンサス共に同じで、おおよそ実弾 1575、EN 1807、爆発 177ほどである。 ▷IE-09 ヘリアンサス ウォッチポイント・アルファ深層を徘徊している「ヒマワリ」の名を持つ自律型破砕機。外見からはコーラルの存在を感じさせないが、コーラルを動力にするC兵器のひとつと思われる。 見た目は巨大な歯車で、そこらを転がりまわる姿に既視感を抱いた621は多いと思われる。 ふざけた見た目とは裏腹にACでは追いつけないほどの超高速で地上を駆け巡り、遠距離からミサイル、近距離で火炎放射、接触すればガリガリ削られて大ダメージのうえ、生半可な銃弾はことごとく弾く重装甲…と走攻守揃った隙のない戦闘能力を誇っており、後述の弱点を突けないと成すすべもなく轢き殺される可能性が高い。なんで自律型の破砕機にミサイルやら火炎放射やらがついてるのか? 加えて、だいたい複数体で固まっており、1体を相手し始めると他の歯車からの襲撃も受ける羽目になる。トドメにやたら硬くて速くて火力も高い重MTまで2体ほど一緒に出てくる始末。 計9体出現するが、全てバトルログ持ちなのでログ収集をするなら各一回は撃破しないといけない。 このミッションの撃破対象ではないため、クリアするだけなら戦う必要は無い。出現する場所の上には橋がかかっており、ここを渡れば襲ってくるのは1体だけで済むのでABなりで突っ切れば完全スルーも可能。 実は側面が弱点であり、そこに攻撃を叩き込むとあっさりとスタッガーして転倒する。都合よく狙えるタイミングは少ないが、火炎放射の最中などは側面をこちらへ向けてくれるので狙い目。 また、跳弾が発生しない爆発属性武器なら側面を狙わなくてもよく通る。高速だが直線的な機動しかしないため、通常の4~10連装ミサイルや4連ハンドミサイルを撃つと面白いように突き刺さるのでお試しあれ。 また馬鹿正直に突っ込んでくるためパルスシールドランチャーに覿面に弱く、二つ積んで撃っているだけで勝手にスタッガーして転がっていく。数少ないパルスシールドランチャーの輝く場面である。ウォッチポイント・アルファ深層に持っていくとアイビス戦で地獄を見るけど 3周目では序盤の分岐ミッションで群れをなして撃破対象として登場し、序盤だからと舐めてかかった多くの621を葬っていった。 余談だがこいつらが転がってくる音に謎の嫌悪感を抱いた方はお気づきかもしれないが、この音はエルデンリングの英雄墓ダンジョンで数多のプレイヤーの命を奪ったチャリオットのSEと同じでだったりする。おのれフロム ▷IB-01 CEL 240 ウォッチポイント・アルファ最深部で遭遇する自律兵器。 コーラル破綻を防ぐために開発された安全装置「アイビス」シリーズのひとつだが、作中で登場するアイビスシリーズが少なく、最も印象的なのがこの機体なので単に「アイビス」と言った場合たいていこいつを指している。 ビットによる弾幕でこちらを翻弄しながらブレードやレーザーを叩き込んでくる。 通称ルビコニアンデスキュベレイ(*3)。 搭載されている武器は全てコーラルを用いており、ハンドラー曰く"コーラルに関わる危機を未然に防ぐためのルビコンの安全装置"とも呼ばれる、いわばルビコンの抑止力。 コーラル集積地に近づく621を排除すべく襲いかかってくる。 チャプターボスでありながらラスボスと同等以上の強さを誇り、圧倒的な機動力と広範囲攻撃でなすすべなく倒されたプレイヤーも多い。 移動中はほとんど攻撃が当たらないし一見棒立ちっぽくてもQBでガンガン避けるせいで闇雲に攻撃するとジリ貧となるが、一部の攻撃の前後には明確な隙があるのでそこが狙い目となる。 また苛烈な攻撃の数々も、距離をとって落ち着いて誘導切りをすれば案外あっさり避けられるものが多いので、隙の大きい攻撃が来るまでは距離を離して回避に徹し、チャンスが来たら一気に接近してスタッガーに持ち込んだ上で大火力を叩き込むというのが一つのセオリー。 ある程度慣れれば、高速軽量機で懐に飛び込んでからニードルガンなどで一気にスタッガーを取り、格闘でごっそりAPを持っていく戦術も有効。コイツ自体はスタッガー耐性もAPもボスとしてはさして高くない為、上手くいけばリペアキットを使用するまでもなく畳んでしまえる。 そして、一度倒しても行動パターンが強化&追加されて復活し、一本目のAPを削りきって安堵したプレイヤーを絶望の底に叩き込んでくれる。 逆に、やや脆いことから「次がある」と感じたよく訓練されたプレイヤーもいるかもしれない。 攻撃はより苛烈となるが、基本的なセオリーは最初と変わらないので、慌てて無理攻めをせず丁寧に隙をうかがおう。 なお、実は確定で大きな隙を見せるタイミングがある。ここにチャージ攻撃などを叩き込めれば大幅なタイム短縮になるため、Sランククリアを目指す際は狙ってみよう。(*4) こいつとの戦闘において特徴的なのは、機体そのものもさることながらそのステージの広大さ。 アイスワームのそれと同等かそれ以上であり、そこを縦横無尽に飛び回りながら襲ってくるのだからたまらない。 こちらも対抗して高機動ACに乗った日には作中屈指のハイスピードバトルが繰り広げれられることになる。 名前の由来は3サイレントラインに登場したIBISのセルフオマージュか。 オービットをバラまきながら戦うスタイルもIBISが最後に繰り出した機動兵器「I-CFFF-SERRE」っぽい。 アップデートで誘導が弱体化され、動きの止まる大技を避けてその隙に重い一撃を叩き込むというターン制攻防が採りやすくなった。 誘導以外は特に弱体化されていないようなので、慣れない内は翻弄されることに代わりはないが。 余談だが、追い求めているコーラルが目前だからか、はたまた目をかけた621がアイビスを倒す光景に思うところがあるのか、いつも冷静なウォルターの通信はこの戦闘に限ってかなり興奮気味。さながら授業参観か運動会を応援に来た父親のよう エアも同胞の声がよく聞こえるからか喋りまくるので、二人の様子は実況と解説に例えられたりもしている。 ちなみに他のチャプターボスと違い、「賽は投げられた」ルートでは戦わない。 ▷IB-07 SOL 644 CEL240と同じくアイビスシリーズのひとつ。細く流麗なCEL240とは対照的にマッシブな造形で、ボスに相応しい威圧感を纏う。作中ではレイヴンの火ルートにて621と袂を分けたエアが持ち出し、ラスボスとして立ち塞がった。通称:どすこいエアちゃん号 やはり性能はACの比ではなく、コーラルシールドを展開しながら凄まじい瞬発機動で翻弄しつつコーラル兵器による苛烈な攻撃を仕掛けてくる。 フレームに変形機能(大股を開いたような形態になる事から通称「恥ずかし変形」)が備わっており、飛行形態でコーラルを纏って突進したり、砲撃形態で超出力のビームをぶっ放したりする。 ▽コーラル関連技術・施設 ▷強化人間 旧世代型とされる第6世代までは「Cパルスで人間の知覚を増幅する」技術を用いているようで、描写から脳にコーラルを注入していることは間違いないと思われる。 技研が発祥の技術だがイグアスのような例もいるため、星外にも技術が拡散している模様。 詳細は強化人間の項目へ。 ネタバレ注意(折り畳み) ▷ルビコン技研都市 物語の終盤、Chapter4にて足を踏み入れることになる、全ての始まりともいえる巨大都市。 中央氷原に存在するウォッチポイント・アルファの地下、高度計が機能しなくなるほどの超大深度に隠されていた。 廃墟と化した都市はもはや人が住める状態ではなく、多くの建物は罅割れ崩れ、さらに地盤すらもズタズタに崩壊し、各所で亀裂や陥没により寸断された状態になっている。それでも多くの建物が原形をとどめているのはこの世界の技術力の高さを示すものだろうか。メリニット謹製の大型グレネードにもびくともしないメリよ。 そのような状態でも未だ無人の防衛兵器が生きており、半世紀という時の流れをまるで感じさせない戦闘力でもって侵入者を迎撃してくる。 なお、様々な謎の残る本作でも特に多くの謎を抱えた場所でもある。 なぜこんな地下深くに存在するのか、周囲を照らす陽光の如き明るさはなんなのか、別のミッションでそれが夜のごとく変化しているのはなぜか。 ウォルターが技研都市を見つけた際、「やはりか」と呟いたのはなぜなのか…… ▷バスキュラープラント 上記のルビコン技研都市の中央にそびえ立ち、天蓋のごとく都市の上を覆う超巨大建造物。地中よりコーラルを吸い上げて貯蔵し、そして星外へ運び出す為の設備。 技研が遺した遺産の中でも最大にして最も危険な代物で、初めて621が目撃した時は大深度地下の技研都市に残骸が残っていたいやなんでこんな馬鹿でかいものが地底に埋まってるんだよ程度であったのだが、物語後半でアーキバスが構造を解析、復元される事になる。 復元、伸延されたその姿はルビコンという星に突き刺さる巨大な杭、もしくは宇宙へと枝葉を広げる樹木のようにも見える。 本作に登場する建造物の中ではグリッドさえ凌ぎ、ルビコンの熱圏にまで到達する名実共に最大級の物であり、この世界の建造技術の異常なまでの高さをまざまざと見せつけてくる。 なおバスキュラープラント(Vascular Plant)とは「維管束植物」のこと。外皮下に多数の細管を持つ一般的な植物で、根から地中の水を吸い上げ、幹や葉へ送る構造を持つ。ルビコンの地下を流れるコーラルを吸い上げる様を例えたものだろうか。 また、Vascularとは「血管」を意味するため、血のように赤く、ルビコンの命ともいえるコーラルを吸い上げるPlant「工場」ととることもできる。 ▷ウォッチポイント ルビコン各地に点在する、埋蔵コーラルの観測と流量調整を行っている施設。ウォッチポイント・デルタ、エンゲブレト坑道、ウォッチポイント・アルファの3箇所が登場し、基本的に惑星封鎖機構の管理下にある。 センシングバルブと呼ばれる装置でコーラルを制御しているらしく、このセンシングバルブを破壊されるとコーラルが噴出して一帯が汚染される。地中の支脈で繋がっている遠隔地にも影響を及ぼすらしく、ウォッチポイント・デルタを破壊した際にはベリウス北西部が吹き飛んで消滅し、大陸の形が変わってしまっていた。 ウォルターの発言によれば通常はそこまで大規模なコーラル噴出には至らないらしく、作中ではコーラル潮位が上昇していたためにこうした事態に至った模様。 ◎関連人物 ネタバレ注意(折り畳み) ▷ナガイ教授 かつて技研でコーラルに関する研究を行っていた科学者。 アイビスの火で犠牲になった者の一人であり当然当人が登場することは無いが、ストーリー中では彼が遺した口述筆記のアーカイブがいくつか取得できる。 コーラルの危険性にいち早く気が付き警鐘を鳴らす、第1助手の非人道的研究に懸念を示す、研究に没頭し家庭を顧みなくなった第1助手の息子を引き取ってラボで養育するなど、ACシリーズの科学者キャラとしては稀に見る善良な人物であったようだ。 ある時コーラルの相変異の兆候を観測し、コーラルの爆発的増殖による危機を防ぐべく、苦慮の末に毒を以て毒を制すと言わんばかりにコーラル技術の結晶の一つたるアイビスシリーズを使って星ごとコーラルを焼き払わんとする決断を下し、アイビスの火を熾すこととなる。 またアーカイブの内容から、アイビスの火が一時しのぎでしかないことも、観測を続ける必要があることも認識しており、その意思を受け継いだ者たちがオーバーシアーを結成した模様。ストーリーでは上述のように教授の残した口述筆記をルビコンの各地で入手出来る他、ミッション「集積コーラル到達」ではとある地点に放置されている技研ACの残骸からアイビスの火発生時に撮影された教授の最後の映像記録を取得でき、逆説的にアイビスの火が起きた時にそのACに搭乗していてそのまま残骸が棺桶になってしまっている可能性が考えられている。 ▷第1助手 ナガイ教授の助手の一人。 教授とは正反対にコーラルの研究に取り憑かれ、コーラルの人体投与によってCパルスで人間の知覚を増幅出来るか試みる実験を行うなど、後の強化人間に繋がる事を推し進めていた。 「理屈は通っていても許されるものではない」とナガイ教授が強い難色を示す程、次第にその研究ぶりは非人道的、あまりにも危険性が高い方向へ傾き、更には技研全体もその方向へと向かっていって教授曰く"狂った成果"を次々と生み出してしまう。 妻帯者であり息子が一人いたが、妻子を犠牲にして研究に没頭し、終いには自分自身に対してもコーラルを投与して実験していたフシがあるなど救いようの無いレベルまで堕ちており、残された息子は上述のように教授に引き取られ、アイビスの火が起きる以前に「友人たち」を頼って木星へと渡っている。 その後は教授や技研諸共、アイビスの火に巻き込まれ死亡した模様。 ▷第2助手 ナガイ教授の助手の一人。 若い女性であることと玩具作りを趣味としていること以外の詳細は分かっていないが、既に狂気に呑まれていた技研の中でほぼ唯一教授に同調していた人物であり、ルビコンを焼き払った後のコーラル観測を託されていた。 技研の生き残りであるが、現在の動向は不明。 仮に生存していればどう見積もっても70〜80代前後の老齢に差し掛かっていると思われるが… ◎考察 ネタバレ注意(折り畳み) ▷パーツの名称 技研製ACパーツの命名法則は一定しておらず、由来は天文学、医療、自然現象、生物学など様々。 そんな中で明確に意味を見出だせないのが「NGI」と「WLT」だが、このふたつは番号違いで何度も使われている。NGIはコーラル研究の第一人者であったナガイ教授から取られていると見て「ナガイ教授が開発に関わったものにNGIと付けているのではないか」とする説もある。とすればWLTは… ▷第一助手とウォルターの関係 断片的に示されるウォルターの経歴と照らし合わせるとこの「第1助手の息子」と符合する点があり、その息子こそ幼き日のハンドラー・ウォルターで、第1助手はウォルターの父親なのではないかと見られている。 ▷第二助手とカーラの関係 カーラの発言や経歴からして第2助手本人であろうというのが有力だが、「アイビスの火の生き残りにしては(容姿が)若すぎる」設定の答えになるような情報が出されていない(*5)ため、ウォルターと同じようにカーラも第2助手の近親者なのではないかという説もある。 ほかには冷凍睡眠などで事が起きるまで眠っていたのではないか?という説も。 カーラが作っているRaD製品と技研製兵器に類似点、更に言えばRaD製品には何処か玩具っぽさが見られることもよく指摘される。 さらに、作中拾えるアーカイブの中に「技研メンバーらしき人々を描いたイラスト」と「ブルートゥ+RaDの面々らしき者達を描いたイラスト」があるのだが、そのどちらにも「髪を結びタバコらしきものを片手に持つメガネの女性」が描かれている。 後者のイラストには「女の人が一番偉くて賢い」「どっかで見たような気がする」というメモも付随しており、作者である戦場画家STVは何らかの理由でカーラらしき女性に見覚えがあるものと思われる。 追記修正は、コーラルに人類の可能性を見出した方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 建て乙。半世紀前でこの技術力ってイカれてる……。 -- 名無しさん (2024-01-17 01 50 14) コーラルリリースがそもそも技研資料から掘ってきた=技研にはコーラル生命体とその可能性を知っていたものがいることから第1助手はコーラルと最初に交信した結果一人で色々先走ってしまったのではという考察がある あとコーラル生命体が劇中確認できる2体+疑惑1名が軒並み女性人格なのはコーラルに散逸した妻の意識が元になってる説も -- 名無しさん (2024-01-17 09 45 58) ルビコニアン車輪骸骨 -- 名無しさん (2024-01-17 10 56 30) 「Rubicon III Resarch Institute」は正式名称というより単なる英語表記だろう……まあこの世界何語が公用語なのか分からんけど -- 名無しさん (2024-01-17 17 50 51) シュナイダーの頭空力ぶりが発覚してから相対的に変態企業(?)の立場が薄れたイメージが -- 名無しさん (2024-01-17 18 19 59) IA-C01G AORTAのゲーム内説明文は意味が分かると怖い内容。これが試作パーツじゃない恐怖 -- 名無しさん (2024-01-17 19 01 14) ヘリアンサスは第二助手関わっていそう 実際戦うと笑えない… -- 名無しさん (2024-01-17 22 56 54) エフェメラとHAL826の型番を見ると「IA」が無人、「IB」が有人のように見えるけど、それだとCEL240やSOL644も元は有人機ってことでいいのかな -- 名無しさん (2024-01-19 02 12 57) ↑有人操縦対応のエフェメラとHAL826の型番がIA-「C」01、IB-「C」03とあるから、数字の前にCが付くモデルが有人操縦対応型じゃなかろうか。 -- 名無しさん (2024-01-19 14 58 48) 技研全体がコーラル大量消費と利用の流れになってる設定の割に、所長の一声で2日とかからずアイビスの火起こせたのが気になる。全員研究に没頭しすぎてナガイ教授の動きに興味なかったのか? -- 名無しさん (2024-01-20 11 24 01) 教授派と第一助手派に分かれてたのかも -- 名無しさん (2024-01-22 01 02 26) 技研の職員がアイビスの火を止める理由ないじゃろ。止めたら全員死ぬ、止めなかったら避難できるって形なんだし。セリアが技研に確保されてないならリリース計画も実行できないし -- 名無しさん (2024-01-22 01 30 08) 全部推測の域は出ないが、仮にも研究者集団のトップにいるナガイ教授に従う人間がまったくいないとは考えにくいし(というか仮にそうなってたらトップから降ろされてるだろう)、大きく分けてナガイ教授派と第1助手派の2つに派閥が分かれてたと見てる。それなりに協力者がいればアイビスの火は起こせるだろうし、逆に技研が一枚岩じゃなかったからコーラルを焼き切れず一時しのぎにしかならなかったとも考えられる。 -- 名無しさん (2024-02-01 19 11 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hanrei/pages/411.html
主 文 被告人を懲役20年に処する。 未決勾留日数中450日をその刑に算入する。 理 由 (罪となるべき事実) 被告人は, 第1 わいせつな行為をする目的で女児を略取しようと企て,平成13年5月30日午後4時50分ころ,佐賀県神埼郡a村b番地所在のA方東側路上において,下校途中のB子(当時10歳)に対し,同児を持ち上げて,同所に停車中の普通乗用自動車の運転席ドアから同車両内に押し込むなどの暴行を加えて同児を略取しようとしたが,同児が大声を出すなどして抵抗したため,その目的を遂げなかった 第2 わいせつな行為をする目的で,同年7月7日午後零時25分ころ,福岡県甘木市c番地所在のC方西側路上において,下校途中のD子(当時10歳)に対し,その腹部を手拳で殴打し,同児を抱え上げて,同所に停車中の普通乗用自動車のトランクの中に押し込むなどの暴行を加え,直ちにトランクを閉めて同車両を発進させて同児を略取した上,同市d番地所在のE方から南方約160メートル先の山林に至り,同日午後零時35分ころから同日午後2時35分ころまでの間,同所において,同児が13歳未満であることを知りながら,同児を全裸にして地面に寝かせ,強いて同児を姦淫し,その際,同児に約1週間の治療を要する会陰裂傷の傷害を負わせた 第3 窃盗の目的で,平成15年6月28日ころ,佐賀県三養基郡e町f番地所在のe町立e小学校校長Fが看守する同校校舎に無施錠の北校舎2階窓から侵入した上,同校舎3階教室において,上記F管理にかかる水着4着(平成16年佐賀地検領第464号符号1号ないし4号。時価合計約4000円相当)を窃取した 第4 わいせつな行為をする目的で,同年10月15日午後5時35分ころ,福岡県大牟田市g町h丁目i番地所在のG方南方約130メートル先路上において,帰宅途中のH子(当時7歳)に対し,同児を持ち上げて,同所に停車中の普通乗用自動車の運転席側後部ドアから同車両内に押し込むなどの暴行を加え,直ちに同児を自己の支配する同車両内に乗せたまま同車両を発車させて略取した上,そのころから同日午後7時5分ころに同市j町k丁目l番地所在のI方北側路上で同児を解放するまでの間,同市内又はその周辺に停車させた同車両内において,同児が13歳未満であることを知りながら,同児に対し,同児を全裸にし,その陰部をバイブレーター様の異物で弄び,その口腔内に自己の陰茎を含ませ,その状況を所携のデジタルカメラで撮影するなどした 第5 わいせつな行為をする目的で,同年11月4日午後3時30分ころ,佐賀県鳥栖市m町n番地所在のJ神社東側路上において,下校途中のK子(当時9歳)に対し,同児を持ち上げて,同所に停車中の普通乗用自動車の運転席ドアから同車両内に投げ入れるなどの暴行を加え,直ちに同児を自己の支配する同車両内に乗せたまま同車両を発車させて略取した上,そのころから同日午後5時ころに同市o町p番地所在のL方西側路上で同児を解放するまでの間,同市内又はその周辺に停車させた同車両内において,同児が13歳未満であることを知りながら,同児に対し,その下着を脱がせ,その陰部を手指で弄び,その状況を所携のデジタルカメラで撮影するなどし,その際,同児に対し,約1週間の治療を要する第1度会陰裂傷の傷害を負わせた 第6 わいせつな行為をする目的で,平成16年2月20日午後4時15分ころ,同市q町r番地所在のM方北側路上において,下校途中のN子(当時9歳)に対し,同児を持ち上げて,同所に停車中の普通乗用自動車の助手席側後部ドアから同車両後部座席に押し込むなどの暴行を加え,直ちに同児を自己の支配する同車両内に乗せたまま同車両を発車させて略取した上,そのころから同日午後5時ころに同市s町t番地所在のO方東側路上で同児を解放するまでの間,同市内又はその周辺に停車させた同車両内において,同児が13歳未満であることを知りながら,同児に対し,その下着を脱がせ,その陰部を手指で弄び,その状況を所携のデジタルカメラで撮影するなどした 第7 わいせつ目的略取,強制わいせつ及び強制わいせつ致傷の各罪により,佐賀地方裁判所に起訴され,同裁判所裁判官の発付した勾留状により,佐賀県鳥栖市u町v番地所在の代用監獄である佐賀県鳥栖警察署留置場に被告人として勾留され,かつ,未成年者略取の罪の被疑者として,同裁判所裁判官の発付した勾留状により同留置場に勾留されていた者であるが,同留置場から逃走しようと企て,同年4月11日午後7時35分ころ,同留置場内において,同署警務課留置管理係所属の警察官巡査長P(当時25歳)に対し,その右目付近を手指で突き,その頸部に腕を回して同人を投げ倒した上,同人の頸部に腕を回して締めつけ,その両目付近に手指を押し付けるなどの暴行を加えて逃走を図るとともに,上記暴行により,同人に対し,全治までに約2週間を要する右眼結膜出血・角膜びらん等の傷害を負わせたが,同人が非常ベルを吹鳴させたことにより駆け付けた同署勤務の警察官に取り押さえられたため,逃走の目的を遂げなかった ものである。 (証拠の標目) 略 (事実認定の補足説明) 第1 被告人及び弁護人の主張 被告人は,判示第2のうち強姦致傷の事実について,第3回及び第19回公判において同事実に係る起訴状記載の公訴事実について認める旨の陳述を行い,弁護人もこれを受けて,同公訴事実については姦淫行為の態様も含めてすべて争わない旨の意見を述べているが,一方で被告人は,被告人質問において,「自慰をし,陰茎を勃起させて,被害者の女性器に挿入しようと試みたが,陰茎が挿入できるほどの硬さにはならず,挿入できなかった。再び自慰をして射精し,手指を被害者の女性器に挿入して精液を塗りつけた。」旨,姦淫行為が既遂に至った点を否認するような供述をしており,犯行態様についての認否が必ずしも明確ではない。 また,被告人は,判示第7のうち加重逃走未遂の事実について,第1回公判においては逃走目的を争わなかったが,その後の被告人質問において,逃走目的はなかった旨供述し,弁護人もこれを受けて,被告人は逃走する目的で暴行を加えたものではなく加重逃走未遂罪は成立しない旨主張している。 したがって,以下,判示第2の強姦致傷の犯行態様及び判示第7の逃走目的の有無について,補足して説明する。なお,被告人は,公判廷において,判示第1,第2,第4ないし第6の各事実につき,いずれも自己の性欲を満足させるつもりではなかった旨供述しており,この点についても補足して説明する。 第2 判示第2の強姦致傷の犯行態様 1 被害者供述(甲242ないし245)の要旨 下校途中,路上に車を止めてその後ろに立っていた男から声をかけられ,いきなり腹部を拳で1回殴られ,抱え上げられて車のトランクの中に入れられ,トランクを閉められた。すぐに車が走り出し,私がトランクの中で叫んだりトランクを内側から叩いたりしていたところ,何分間か走った後に車が止まり,トランクが開いた。男が,私に「それ以上騒いだら殺す。」と言ったので,本当に殺されるかもしれないと思い,怖くてたまらなかった。男は私の口にガムテープを貼り,また,私の目にガムテープを当てて頭に巻き付けるようにして貼り付けた。その後,男がトランクを閉めて,再び車が走り出した。しばらくして車が止まり,トランクが開いた。男は私を抱え上げてトランクから出し,地面に下ろして,「服を全部脱げ,靴も脱げ。」と言った。私はさきほど男から「殺す。」と言われていたため,恐ろしくて全裸になった。男は私に「そこに寝ろ。」と言い,私が地面に仰向けに寝ると,私の口に貼ったガムテープだけを外して,私の口にキスをしたり,胸や膣を指で触ったり,口の中に陰茎を入れたりした。男は,私の上に乗り,私の足を左右に開いて陰茎で私の陰部を触っていたが,その後,陰茎を私の膣の中に入れた。このとき私は痛くてたまらなかったので,「痛い。」と言ったが,男から「黙っとけ。」と言われ,殺されるのが怖かったので我慢していた。また,このとき男は両手で私の胸を触っていた。その後,男は「誰かに助けを求めたら殺す。」と言い,私の目に貼ったガムテープを剥いで私の脱いだ半ズボンを私の頭からかぶせ,立ち去った。陰部が痛くてたまらなかったので見ると,出血していた。 2 被害者供述の信用性 本件被害が被害者にとって極めて衝撃的かつ強烈な印象を残す出来事であったことが容易に推察されるところ,被害者供述は具体的かつ詳細で,その内容は被害直後からほぼ一貫しており,特段不自然,不合理な点も見当たらない。また,性体験のない満10歳の幼い被害者が,実際には受けていない虚偽の被害態様を具体的に供述できるとは考え難く,そのような虚偽供述をあえて行うべき動機も窺われない。被害者は,被害当時目にガムテープを貼られて視界を遮られており,膣内に陰茎が挿入される状況を見てはいないが,陰部に痛みを感じた時点における自らの体勢と感じ取った犯人の位置・体勢,さらにはその直前の犯人の加害状況から判断して前記のとおりの供述をしたものと解され,格別不自然な点は見当たらない。さらに,被害者の膣内容物に混在していた精液から被告人と同型のDNAが検出されていること,被害直後に被害者を診察した松元敏博医師は被害者の負った会陰裂傷の原因につき姦淫によってできた傷と考えるのが自然である旨供述していること,被害者の母親が「本件直後に娘が『男のオチンチンが私のオチンチンの中に入った。とても痛かった。』と言うのを聞いた。」旨供述していることからも,前記第2の1の被害者供述が強く裏付けられる。 以上より,被害者供述の信用性は非常に高いというべきである。 3 被告人供述 被告人は,捜査段階では本件犯行を否認しており,公訴提起後,第3回公判において公訴事実を認める旨の陳述をしたものの,被告人質問においては前記のとおり姦淫行為を否認するような供述をし,第19回公判においては,再び「公訴事実中,『姦淫し』とある部分については争わない。」旨述べている。 被告人供述は,姦淫行為の態様という核心部分について,信用性の高い前記被害者供述と矛盾し,前記松元の医学的所見とも整合しない上,合理的な説明なく変遷している。なお,被告人は,「被害者の女性器に陰茎を挿入したことはない。姦淫したという状況を作り出すため,自慰をして射精し,指を被害者の女性器に挿入して精液を塗りつけた。」旨供述しているが,このような意図や行為態様は極めて不自然であり,被害者の膣内容物に混在していた精液から被告人と同型のDNAが検出されたという客観的状況に合わせんがための不合理な弁解にすぎないと考えられる。 したがって,姦淫行為の態様についての被告人供述は信用することができない。 4 当裁判所の認定事実 以上より,信用性の高い被害者供述に基づけば,本件姦淫行為は既遂であったといえるので,前記「罪となるべき事実 第2」記載の事実が認められる。 第3 判示第7の逃走目的 1 前提事実 関係各証拠によれば,前提事実として以下の事実を認定することができる。 犯行に至る経緯 被告人は,休日は警備に隙ができるという認識のもと,休日に,留置場内に被害者以外の留置担当警察官がいなくなったときを見計らって,被害者に対し,房の外の洗面台で手を洗わせてほしい旨執拗に懇願して房の鍵を開けさせ,房の外に出て本件犯行に及んだ。 犯行状況 被告人は,被害者の右肩口付近を左手で掴んだ上,右手指で被害者の右目付近を複数回突き,さらに,被害者の頸部に右腕を巻き付けて同人を床に投げ倒し,倒れた被害者の頸部に左腕を巻き付け,右手指を被害者の両目付近に強く押し当て,抵抗して立ち上がった被害者の股間付近を膝蹴りし,再び被害者を床に投げ倒して馬乗りになり,倒れた被害者の頸部に腕を巻き付けた。そして,被告人を制圧しようとした被害者の股間付近を膝蹴りし,右手指で両目付近を複数回突き,被害者がようやく被告人の両腕を背後に回して房に入るよう促しても,被告人は足を踏ん張ってこれを拒んだ。被害者は,救援を要請するためいったん被告人から離れ,非常ベルが設置された看守台に向かった。この間,被告人は,被害者が所持していた留置場出入口の鍵を含む鍵束が床に落ちていたのでこれを拾い,被害者がしゃがみ込んで看守台の下部に設置された非常ベルを押している際,同鍵束を同台の上に置いて,同台の引き出しを次々と開け,その中を物色した。同引き出しには,留置場出入口を通らずとも外に出ることができる運動場出入口及び非常口の鍵が入っていた。 犯行後の状況 被告人は,犯行理由を尋ねた警察官小川千秋に対し,「現実から逃れるため。留置場から逃走するため。」と答え,また,本件犯行日を選んだ理由については,当直の担当が被害者であり,被害者には隙があるし,また,被害者は妻帯者ではなく独身であったので,自分が逃げたことにより被害者が処分を受けてもその家族にまで迷惑をかけることにはならないと思った旨答えた。 2 当裁判所の認定事実 前提事実のとおり,被告人があえて警備の隙を狙って本件犯行を行っていること,暴行態様が非常に強度で危険かつ執拗なものであること,被害者から制圧されかかっても足を踏ん張って房に入ることを拒んだり,留置場出入口の鍵を含む鍵束を拾ったり,鍵が入っていることが容易に窺える看守台の引き出しを物色したりしたこと及び犯行後の言動から,被告人が逃走目的を有していたことが強く推認される。 この点,被告人は,被告人質問において「逃げ出そうという気持ちはなかった。交際相手に自分のことを諦めさせるためにやった。」等と弁解して逃走目的を否認している。しかし,交際相手に自分との交際を諦めさせるために,留置担当の警察官に暴行を加えたとの論理にはあまりにも飛躍があって到底理解し難く,被告人の弁解はそれ自体極めて不自然・不合理というほかない。また,被告人は,捜査段階及び第1回公判の冒頭手続においては逃走目的を争わず,被告人質問においても「一瞬だけ,ふっと,逃げたろか,看守らにダメージ与えたろかという意識が芽生えた。」などと逃走目的を認めるような供述もしており,結局,逃走目的についてはあいまいで一貫性のない供述に終始している。 したがって,被告人の弁解は前記推認を妨げるものではなく,被告人は逃走する目的をもって被害者に対して暴行を加えたものと認められ,判示のとおり,加重逃走未遂罪が成立する。 第4 判示第1,第2,第4ないし第6の性的意図 被告人は,判示第1,第2,第4ないし第6の各犯行に至った動機につき,被告人質問において,「自己の性欲を満足させるためではない。」旨供述しているが,関係各証拠によれば,いずれの犯行態様も被害者の性的自由や羞恥心を著しく侵害するものであることは外形的・客観的に明らかであり,被告人においてもこの点について十分認識していたものであることからすると,かかる客観的事情から,被告人の性的意図は優に認められ,いずれの犯行においても犯意に欠けるところはない。 (法令の適用) 罰条 判示第1の所為平成17年法律第66号による改正前の刑法228条,225条 判示第2の所為 わいせつ目的略取の点上記改正前の刑法225条 強姦致傷の点行為時においては平成16年法律第156号による改正前の刑法181条(その長期は同改正前の刑法12条1項による。),177条後段に,裁判時においてはその改正後の刑法181条2項(その長期は同改正後の刑法12条1項による。),177条後段に該当するが,これは犯罪後の法令によって刑の変更があったときに当たるから刑法6条,10条により軽い行為時法の刑による。 判示第3の所為 建造物侵入の点刑法130条前段 窃盗の点刑法235条 判示第4及び第6の各所為 各わいせつ目的略取の点平成17年法律第66号による改正前の刑法225条 各強制わいせつの点行為時においては平成16年法律第156号による改正前の刑法176条後段に,裁判時においてはその改正後の刑法176条後段に該当するが,これは犯罪後の法令によって刑の変更があったときに当たるから刑法6条,10条により軽い行為時法の刑による。 判示第5の所為 わいせつ目的略取の点平成17年法律第66号による改正前の刑法225条 強制わいせつ致傷の点行為時においては平成16年法律第156号による改正前の刑法181条(その長期は同改正前の刑法12条1項による。),176条後段に,裁判時においてはその改正後の刑法181条1項(その長期は同改正後の刑法12条1項による。),176条後段に該当するが,これは犯罪後の法令によって刑の変更があったときに当たるから刑法6条,10条により軽い行為時法の刑による。 判示第7の所為 加重逃走未遂の点刑法102条,98条 傷害の点行為時においては平成16年法律第156号による改正前の刑法204条に,裁判時においてはその改正後の刑法204条に該当するが,これは犯罪後の法令によって刑の変更があったときに当たるから刑法6条,10条により軽い行為時法の刑による。 科刑上一罪の処理 判示第2の罪につき刑法54条1項後段,10条(一罪として重い強姦致傷罪の刑で処断) 判示第3の罪につき刑法54条1項後段,10条(一罪として重い窃盗罪の刑で処断) 判示第4及び第6の各罪につき刑法54条1項後段,10条(一罪として重いわいせつ目的略取罪の刑で処断) 判示第5の罪につき刑法54条1項後段,10条(一罪として重い強制わいせつ致傷罪の刑で処断) 判示第7の罪につき刑法54条1項前段,10条(一罪として重い傷害罪の懲役刑で処断。ただし,短期は加重逃走未遂罪の刑のそれによる) 刑種の選択 判示第2及び第5の各罪につき有期懲役刑を選択 併合罪加重刑法45条前段,47条本文,10条(刑及び犯情の最も重い判示2の罪の刑に平成16年法律第156号による改正前の刑法14条の制限内で法定の加重) 未決勾留日数の算入刑法21条 訴訟費用の不負担刑事訴訟法181条1項ただし書 (量刑の理由) 1 事案の概要 本件は,被告人が,下校途中の女児(当時10歳)をわいせつ目的で略取することを企て,車に押し込もうとするなどの暴行を加えたが同児が抵抗したためその目的を遂げなかったわいせつ目的略取未遂の事案(第1事件),わいせつ目的で下校途中の女児(当時10歳)を自動車のトランク内に押し込むなどの暴行を加えて略取した上,同児を強いて姦淫して加療約1週間の傷害を負わせたわいせつ目的略取・強姦致傷の事案(第2事件),窃盗目的で小学校に侵入した上,女子用スクール水着4着を窃取した建造物侵入・窃盗の事案(第3事件),わいせつ目的で帰宅途中の女児(当時7歳)を自動車内に押し込むなどの暴行を加えて略取した上,同児に強いてわいせつな行為をしたわいせつ目的略取・強制わいせつの事案(第4事件),わいせつ目的で下校途中の女児(当時9歳)を自動車内に押し込むなどの暴行を加えて略取した上,同児に強いてわいせつな行為をして加療約1週間の傷害を負わせたわいせつ目的略取・強制わいせつ致傷の事案(第5事件),わいせつ目的で下校途中の女児(当時9歳)を自動車内に押し込むなどの暴行を加えて略取した上,同児に強いてわいせつな行為をしたわいせつ目的略取・強制わいせつの事案(第6事件),警察署留置場内に拘禁中に留置担当の警察官である被害者に暴行を加えて逃走しようとするとともに同人に全治約2週間を要する傷害を負わせたが,他の警察官に取り押さえられたため逃走の目的を遂げなかった加重逃走未遂・傷害の事案(第7事件)の各事案からなる。 2 第1,第2,第4ないし第6事件 犯行に至る経緯及び動機 被告人は,高校卒業後,アルバイトを転々としていた平成11年ころから,女児に対する性犯罪を起こそうという考えを抱き始め,平成13年5月からは実際に女児を物色して自動車で徘徊し始めて,連続して第1事件と第2事件を起こした。さらに,平成14年からは,交際する女性が以前通っていた英会話教室で外国人講師から性的いたずらを受けていたという話を聞き,このことを警察に相談したものの,被告人の期待していた対応が得られなかったことなどに不満を募らせて,女児に対する性犯罪を起こせば世間や警察に危機意識を持たせることができるなどと屈折した考えも抱くようになった。被告人は,同年10月,福岡県警察官を拝命したが,警察官として勤務しながらも,女児に対する性犯罪を起こすという考えを捨てず,平成15年10月から同16年2月にかけて,連続して第4ないし第6事件を起こした。 実際に姦淫又はわいせつ行為に及んだ第2,第4ないし第6事件の犯行態様を見ると,いずれの事件においても,被告人は,被害女児を全裸又は陰部を露出した状態にした上,第2事件では姦淫行為にまで及び,第4ないし第6事件では被害者の膣内に手指やバイブレーター様の異物を挿入するなどして弄び,勃起した自己の陰茎を口淫させ,被害者の口腔内で射精までしているほか,わいせつ行為の状況を所携のデジタルカメラで克明に撮影し,その画像の一部をパソコンのハードディスク内に保存していた。 さらに,被告人は,第2事件と第4事件との間に行われた第3事件において,小学校に侵入して女子用のスクール水着4着を選別して窃取し,これを当時住んでいた警察の寮の自室に保管していた。また,実家や寮の自室に,女児を性愛の対象として扱った漫画,雑誌,デジタル画像等を大量に保管していた。 被告人は,一連のわいせつ関連事件の犯行の被害者がいずれも女児である点について,自分の性別が男性であるということで犯行の相手を女性に決めたのかという質問に対し「そうだと思います。」「性犯罪以外には思いつかなかった。」等と述べており,自らの性的な傾向が各犯行に反映していることを否定していない。他方で,被告人は,「小児性愛」という言葉の意味を「大人と性交渉できないので小中学生を性欲の対象とすること」ととらえ,高校生以上の女性との性交渉がある自分は小児性愛にはあてはまらないなどと主張しているが,一連のわいせつ関連事件の特異な経緯及び犯行態様や,上記漫画等の保管状況からすれば,被告人が女児に対する偏執的な性的関心・欲求を有していたことは明白であって,一連のわいせつ関連事件はかかる性的欲求を満たすためになされたものと考えられる。 この点について,被告人は,幼少時より確執のあった父親に対する復讐心や,第4事件以降は,子供を狙った性犯罪に対する世間や警察の意識を覚せいさせることが一連のわいせつ関連事件の動機であると説明している。しかしながら,父親に対する復讐や,世間や警察の意識を覚せいさせるために,なにゆえ女児を対象とした性犯罪を繰り返し敢行したのか合理的な説明は何らなされておらず,被告人が説明する動機は論理に著しい飛躍があって不自然極まりなく,およそ一連のわいせつ関連事件の動機とは考えられない。 以上のとおり,被告人は女児に対する自らの性的欲求を満たすために一連のわいせつ関連事件を敢行したと認められ,その動機,経緯に酌量すべき事情は一切ない。 犯行態様 被告人は,あらかじめ車で下見をして女子小学生の下校状況をつぶさに観察した上,自己の犯行であると発覚しにくいよう,ありふれた白色の乗用車を使用し,容貌の特徴を変えるために眼鏡をかけ,目撃者が少ないと思われる雨の日に,抵抗されにくい小学校低学年の女児を探して徘徊し,狙いを定めた被害女児が一人きりになる場所まで先回りし,同児から自動車のナンバーが見えにくいような角度で駐車して待ち伏せた上で第1事件に及んでおり,非常に用意周到である。その犯行態様も,いきなり被害女児を抱え上げて自動車内に押し込もうとする乱暴なものである。 第2事件において,被告人は,犯行を成功させるため,被害女児の目や口を塞ぐためのガムテープをあらかじめ準備して,計画的に犯行に及んでいる。その略取態様は,一人歩きの被害女児を待ち伏せていきなりその腹部を手拳で殴打し,身体ごと抱え上げて車のトランクに押し込むという非常に乱暴なものである。さらに,被害女児が助けを求めてトランク内で泣き叫ぶと,同児の目と口をガムテープで塞いで「騒いだら殺す。」と語気鋭く申し向けるなど冷酷な脅迫を加え,完全に畏怖して抵抗できなくなった同児を略取現場から約5キロメートルも離れた人けのない山中に至り,同児を全裸にして地面に寝かせ,同児の口元のガムテープのみ剥がしてその口に接吻したり自己の陰茎を口淫させたりし,同児の乳房や陰部を弄んだ上,痛がって悲鳴を上げる同児に「黙っとけ。」と言い放って容赦なく姦淫し,同児の陰部に多量の出血を伴う裂傷を負わせた。このような犯行態様は,被害女児の人格を著しく踏みにじる残忍かつ卑劣なものであって悪質極まりない。また,犯行後,被害女児に強く口止めし,全裸の同児の頭にズボンをかぶせたままその場に放置し,自己の精液の付着した同児の肌着等を持ち去って逃走し,これらの肌着等を自宅に隠匿後,処分して証拠隠滅するなど,事後の情状も非常に悪質である。 第4ないし第6事件において,被告人は,あらかじめ下見をして人けのない場所をいくつか犯行候補地として探しておいた上で,自動車で徘徊中に狙いを定めた被害女児らを待ち伏せし,計画的に各犯行に及んだ。いずれの略取態様も,いきなり抱え上げて自動車に押し込んだり投げ入れたりするという乱暴なものである。さらに被告人は,被害女児らの着衣を脱がせてその陰部を手指等で弄び,勃起した自己の陰茎を無理矢理口淫させるなどして欲しいままに同児らを弄んだ上,犯行状況を所携のデジタルカメラで克明に撮影し,第5事件の被害者に対しては陰部に出血を伴う裂傷まで負わせており,このような犯行態様は,被害女児らの人格を著しく傷つける残忍,陰湿かつ卑劣なものである。また,被害女児らを解放する際には口止めをし,犯行時の着衣等を捨てたり犯行に用いた自動車内を清掃するなどして証拠隠滅を図っており,事後の情状も悪い。 被害結果 以上のような残虐かつ卑劣極まりない犯行の犠牲となった,わずか7歳から10歳の幼い被害女児らの肉体的・精神的被害は極めて甚大であり,さらに,被害当時は幼かった被害女児らが,今後,わいせつ被害の意味を理解したとき,本件各犯行がその人格形成に及ぼす影響も非常に深刻である。被害女児らの家族も,愛する娘や妹がこのようなむごい仕打ちを受けたことで,多大な精神的苦痛を被っている。 第1事件の被害女児は,たまたま抵抗が功を奏して未遂にとどまったものの,見知らぬ男性からいきなり抱え上げられて略取されそうになった恐怖は強く,被害後は父親をも怖がるなどしており,その精神的被害は大きい。 第2事件の被害女児は,いきなり腹部を殴打され,抱え上げられて自動車のトランク内に押し込まれ,必死で助けを求めて大声で泣き叫ぶや,目と口をガムテープで塞がれた上に「殺す。」とまで言われて脅迫され,生命の危険を感じて全く抵抗できなくなり,極度の恐怖で精神的に極限まで追いつめられていたと察せられる。さらにその後,被害女児は,人けのない薄暗い山中で,なす術もなく卑劣な性的虐待にさらされ続けて約1週間の加療を要する会陰裂傷の傷害を負わされた上,上着と肌着を持ち去られて頭からズボンをかぶせられた状態で犯行現場に放置されたのであり,わずか10歳の幼い被害女児が強いられた肉体的苦痛のみならず極度の恐怖・絶望など精神的苦痛の甚大さはまさに筆舌に尽くし難いものである。被害女児は,被害後,苦痛のあまり被害のことを忘れるよう努めてきたが,現在でも,見知らぬ男性に道を尋ねられただけで本件被害状況が思い出されて息苦しくなるなどしており,その精神的被害の影響は極めて深刻である。 第4事件の被害女児は,帰宅途中にいきなり略取され,ガムテープで目隠しをされて恐怖のあまり全く抵抗できないまま,被告人の卑劣な性的虐待にさらされ続けたものであり,その肉体的・精神的苦痛は甚大である。被害女児は,被害後も,被告人を強く恐れ,同人から口止めされていたために,本件が捜査機関に発覚するまでの約5か月間にもわたって,誰にも被害を打ち明けることすらできずにたった一人で苦しんでいたもので,その精神的重圧は相当なものであったと認められる。現在も情緒不安定な状態が続いており,その精神的被害の影響は重大である。 第5事件の被害女児は,下校途中にいきなり略取され,足を殴打されるなどして恐怖のあまり全く抵抗できないまま,被告人の卑劣な性的虐待にさらされ続けて約1週間の加療を要する会陰裂傷の傷害を負わされたものであり,その肉体的・精神的苦痛は極めて甚大である。被害女児は,被害後,それまで懐いていた父親を避けたり,被害状況が夢に出てきて就寝中にうなされるなどしており,その精神的被害の影響は深刻である。 第6事件の被害女児は,下校途中にいきなり略取され,恐怖のあまり全く抵抗できないまま,被告人の卑劣な性的虐待にさらされ続けたものであり,その肉体的・精神的苦痛は甚大である。被害女児は,被害後,一人で留守番をすることも怖がるなどしており,その精神的被害の影響は重大である。 以上の被害状況からも明らかなように,本件各犯行の被害女児ら及びその家族が被告人に対して極めて峻烈な処罰感情を抱いていることは,本件各犯行の凶悪さ及び被害の甚大さに照らしても,至極当然のことである。 また,本件各犯行は,いずれも帰宅途中の幼い女児を標的とした卑劣で悪質なものであるばかりか,第4事件以降は,あろうことか,このような悪質な犯罪を取り締まって国民のために社会の安全を守ることこそをその第一の職責とすべき現職警察官によって起こされたという,まさに耳を疑うような衝撃的なものであり,本件各犯行が地域住民に与えた驚き,怒り,不安は甚大である。そして,幼い子供を標的とした悪質な犯罪が後を絶たない今日の社会情勢を考えれば,本件各犯行のような凶悪犯罪の社会的影響は深刻であり,一般予防の必要性も極めて高く,被告人において一段と強い非難を免れない。 このような重大な被害結果にもかかわらず,被告人はいまだに被害弁償等慰謝の措置を何ら講じておらず,その具体的な見込みも立っていない上,犯行動機に関して責任転嫁とも受け取れる弁解に終始して被害関係者の感情をさかなでにするなど,真摯に反省しているとは到底認められない。 3 第3事件 被告人は,警察学校在学中,女子用のスクール水着を狙って夜間に小学校の敷地内に入り,校舎2階の渡り廊下部分によじ登って校舎2階の無施錠の窓から校舎内に侵入し,女子用のスクール水着を物色し,4着を選んで窃取すると,これらを警察の寮の自室に持ち帰って隠匿保管していた。被告人は,その動機につき「第2事件の証拠品を処分してしまったため,自分と第2事件とを結びつける状況を作り出そうと思った。」などと不合理な弁解に終始しているが,その態様や被告人の性的傾向から,本件がいわゆる色情盗であることは明白であり,その動機に酌量の余地はない。犯行態様も悪質で,被害弁償等慰謝の措置もなく,現職警察官による犯行という点で社会的影響も看過できない。 4 第7事件 被告人は,佐賀県鳥栖警察署留置場に勾留中,逃走を企て,警備が手薄になると認識していた休日に,被害者が一人になったときを見計らって,房の外に出るために巧妙に策を講じるなどした上で本件犯行に及んでおり,本件は非常に計画的かつ狡猾なものである。被告人は,被害者に対して両目付近を手指で突く,頸部に腕を巻き付けて投げ倒す,身体を押さえつける,股間付近を膝蹴りするなどの激しい暴行を執拗に加え続けており,その犯行態様は非常に粗暴かつ危険で悪質である。被害者は全治約2週間を要する傷害を負わされており,その身体的被害も軽微とはいえない。被告人は,公判廷において,本件は交際相手に自分のことを諦めさせるためにやったなどと不合理な弁解をしており,本件を真摯に反省しているとは認め難く,被害弁償等慰謝の措置もない。 5 まとめ 以上の各犯行の経緯及び動機,犯行態様,被害結果等に照らせば,被告人の刑事責任は極めて重大である。また,特に一連のわいせつ関連事件は被告人の特異な人格に深く根ざしていると思われるところ,被告人はいまだ自己の内面を直視して内省を深めるには至っていないことから,同種再犯に及ぶおそれも大きい。 したがって,被告人が公判廷において本件事実関係の大半を認めるに至ったこと,年齢が比較的若く前科がないことなど,被告人のために酌むべき事情を十分考慮しても,主文のとおり量刑するのを相当と判断した。 (求刑 懲役20年) 平成18年3月14日 佐賀地方裁判所刑事部 裁 判 長 裁 判 官 坂 主 勉 裁 判 官 下 津 健 司 裁 判 官 稲 吉 彩 子
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1180.html
テレビ見てぽっと思い浮かんだネタ 信濃国松代藩抱え鶴賀衆の上屋敷、その奥座敷の暗闇に豪放な笑い顔を湛えた小柄な女性と目を閉じ顔をやや伏せた嫋やかな女性が居並んでいた。 鶴賀衆頭目の蒲原智美と副頭目の加治木ゆみであった。 ゆみ「……来たか」 智美「おー、きたかー」 二人が呟くと灯火の陰から煙るように少女が姿を現した。鶴賀衆下忍、幻影のモモこと東横桃子である。 桃子「お呼びっすか」 智美「うむ。こうして呼んだのは他でもないぞ、モモに密命が下ったんだ。ワハハ」 ゆみ「私から説明しよう。かねてより幕府は膝元の武州にいる白糸台一党の叛心を疑っていた。その中でも特に一目疑われていた宮永照の妹、咲がここ信濃国に居を構えていることが分かった」 桃子「はて。その咲って女の目付っすか」 ゆみ「早まるな。その咲に一人情夫と目される男がいる。清澄家の厨房方の一人である須賀京太郎だ」 智美「モモ、お前のお役目はその男の目付役となって幕府に報告することだぞ」 ゆみ「厨房方とは言え須賀京太郎も武士だ。藩より妻帯の命が下る。モモ、お前はその命に従って嫁ぎ、須賀京太郎の妻となって宮永家の検めを行え」 智美「鶴賀衆一番の大命だぞ-、モモ、心してかかれー」 モモ「……ハ」 かくして藩より下った突然の命により須賀京太郎は小柄で胸の大きな美女を娶ることになった。 京太郎「あ……その……まさか藩から貴女のような美しい方を娶れなど……夢のようです。大した禄ではありませんが、大事にします……おモモさん」 桃子「はい……なんか緊張するっす。こちらこそ、よろしくお願いします、京太郎様」 この須賀京太郎、三度の飯より料理好き。武士のくせに刀ではなく包丁を握っていると揶揄されつつも、その腕はいつしか主家からも信頼され、『須賀が調理すれば毒味は不要』とまで目されていた。 京太郎は前言通り、料理と同じようにモモを大切に扱い、モモもまた主命を忘れかけるように京太郎との幸せな生活を送っていた。 しかし京太郎が自宅にモモを上げてより一月のことであった。 京太郎「おモモ……おモモ、どこにいる?」 突如として姿を消した桃子。偽命により妻となっていた彼女は京太郎より宮永家の内調を終え、主命により鶴賀衆に帰り、そして江戸へと向かっていた。 咲「京さん……あのおモモって方、今思えば怪しかったかも」 投げかけられる疑念。 久「須賀殿。私からもおモモさんのことを調べたけれど、申し訳ないわね、芳しくなかったわ。ただ、須賀殿より聞いた風貌と似た女性が江戸へと向かったとか」 ようやく得られた一筋の手がかり。京太郎は必死で藩の許しを得て江戸へと登る。 京太郎「おモモ……お前とのたった一ヶ月の生活が忘れられない……何があったんだおモモ……また、お前を家に迎えられるのか?」 かくして魑魅魍魎が跋扈し、陰謀渦巻く江戸へ登った京太郎。短い間の恋しい人を追っての決死行であったが、宮永繋がりの叛心疑いはこれにて決定的になる。 白望「お前は須賀京太郎……鶴賀衆より疑念の余地なしとされたはず。何故ここにいる。……気怠し。しくじったか鶴賀め。須賀京太郎、お前はここで去ね」 突然の襲撃。訳も分からず窮地に立たされる京太郎。もはやこれまでと、京太郎の胸に白刃が突き立てられようとしたその瞬間、漆黒の短刀がそれを防ぐ。 桃子「京太郎様……なぜ、ここに」 京太郎「おモモ……今までどこに……これは、一体どういうことなんだ」 断腸の思いで振り切った愛しい人。決死の想いで追いかけた恋しい人。再開の喜びとは遠くかけ離れた困惑を持って二人はまた出会った。 しかし桃子の想いは我慢できなかった。密命に塗れ、嘘で塗り固めた言い訳を告げることが出来ず、一滴の涙と同時に彼女の本心が零れる。 桃子「あぁ……京太郎様。お慕いしてるっす……本当に……本当に、だから……」 そして京太郎は知った。彼女がくの一であること、そして大命を帯びて暗躍していること。 想いを殺しきることも出来ず、かといって添い遂げれば身の破滅。偽りの関係から真実の愛を見出した二人の行く末は、どこへ。 京太郎「モモはくの一」
https://w.atwiki.jp/strawberryempire/pages/41.html
とりあえずニコニコ大百科のものと同じです。 更新されてない部分の補完を誰かしてくれるといいなあ・・・。 誰でも編集できるようにしてあるので、左上の「編集」からどうぞ! 第101回~第200回 第201回~第300回 最終更新:2015/01/30 (金) 第94回~第96回(西園寺祐一) 独り言:近いうちに個別記事リンクを貼りたいな。それとキーワードはぬるぽっぽく多めにしてます ニコニコアニメチャンネル版 放送回 配信日 キーワード 大変な絵 第1回 2009年2月14日(再配信) あゆ、MOC、育ててMOC mikoラジ収録風景 第2回 2009年4月11日(再配信) あゆ、MOC、GIGYO、名言誕生回、愛はすべてを超えるんだ 山口県 第3回 2010年3月27日(再配信) 砂漠の愛、MOCさんはロリコンじゃないよ(棒読み)、お兄ちゃーん!!(17年前の声で)、quim×MOC、愛は全てを超えるんだ! 捻挫だらけの大運動会 IOSYSはいてない.com版 放送回 配信日(ニコニコ動画へのアップロード日) キーワード 各コーナーお題 第1回(AMX78回) 2007年07月07日 ARM 「日本語不自由だね?」 ARMちゃんはかわいい 規定の半分以下の時間で収めた記念すべき絵 ぶっころり ARM 第2回(AMX85回) 2007年07月14日 「かわいい」or「かわいそう」なARMちゃん カーテンと半ズボンと浅草帽(1000円) 「お前もううち入るな」 「前回より自信があるかもしれない」 けーぶ↑る↓ 高齢者にも優しいみこらじ かっこよくなったARM 第3回(AMX93回) 2007年07月21日 ARMがイケメンになった! quimちゃんはパンダ 「えーと、なに?」 quimさんは執事 「ちょっと可愛いかも…」 「わくわく」 宇宙外生命体ARM ろーろー パンダ 第4回(AMX100回) 2007年07月28日 がんばれ妻帯者 「quimさん、足は何本描いてありますか?」 ネコ 第5回(AMX109回) 2007年08月04日 素足のヒーロー、3秒以上の空白は放送事故です、今のmikoに限りなく近づいた回、我々の王国ではそれはご褒美です、夜道で会ったら逃げ出す、下衆め! 仮面ライダー電王 第6回(AMX114回) 2007年08月11日 quimiko、なんという二本録り、問題発言3連発、引き笑いに定評のあるquim、水橋パルスィ大量発生動画、おくすり飲めたね、いぃ~ちごあじぃ~(イチゴ味) でんきねずみ 第7回(AMX120回) 2007年08月25日 レモンの輪切り、友人にハメられたmiko、サボテンを枯らす程度の能力、三菱タイヤ、quim@卑しき民、レモン記念日 ジープ 第8回(AMX126回) 2007年09月01日 ごっすんの嵐、スルーに定評のあるキム、10:50水疱瘡、mikoなた、因幡うぁ~ mikoの理想の食卓 第9回(AMX137回) 2007年09月15日 ワラキアのmiko、ずんど~っていうなぁ~!、ゆ~ろぴ♪↑、ドMホイホイ、ZUN胴 安倍総理 第10回(AMX148回) 2007年09月29日 葉書きを欲しがる程度の能力、なんで☆なんれ☆らんれ、新参バイバイ、きもんげ、気仙沼名菓かもめの卵 鈴仙・優曇華院・イナバ 第11回(AMX158回) 2007年10月13日 卑しき民→ストロベリー王国国民、ホムン⑨ルス、ネコmiko、あなたはお姫様泥臭いお姫様、飴のメテオ、バッター(箱詰め)ボックス 野球 第12回(AMX165回) 2007年10月20日 どう見ても流血です本当に(ry、後の液体金属ひよこである、頭が春の件、トゥートゥー、\帰りたい/、ウホッ!、姫様の休息 鳥 第13回(AMX170回) 2007年10月27日 パイナップルの罠、再びごっすん、太くて硬いの、魔法少女miko、いろんな意味で死ぬ動画、おやすみチュッ!!(おやすみCHU) 木になっているパイナップル 第14回(AMX180回) 2007年11月10日 キュッボンボン、カマンベールチーズ(゚Д゚)ウマー、うごっすんこ、明日は御祓い 将来の自分(理想像) 第15回(AMX190回) 2007年11月24日 自律型ブルーベリー星、グミうめぇww、空気の読める救急車、強化型砂糖、美幸はmikoの嫁、すごく旨いパンツ サンマ(リアルに) 第16回(AMX200回) 2007年12月08日 アルバトロシクス、キュートでキワキワ、83-59-88←これ重要。、どう見てもマンボウです。、汚い民 miko様ファーストアルバムのジャケット 第17回(AMX213回) 2007年12月22日 超高気圧惑星(圧死の☆)、レモン再来、KFG、フライド愚民 未来の自転車 第18回(AMX217回) 2008年01月05日 ARM、quimの大切さが分かる回、過去最低点、レモン再々来、ツカツカ、むしろquimいないのは新鮮 執事ツカツカ 第19回(AMX226回) 2008年01月19日 quim充電完了、quimの重要さがわかる回、ジャイアンmiko、グロ画注意、風邪引きキャンペーン、精一杯のアイ 青森県 第20回(AMX235回) 2008年02月02日 天人台風(ヒューマノイドタイフーン)、バナナ王子誕生回、石投げ、いろいろ生まれた回、ごっすん再び、音量注意、29分辺りが本編 雪合戦 第21回(AMX244回) 2008年02月16日 きゃ5める、不死身ーず、ダイカンパー、オカシキライー、E・F・B 巨大ロボダイカンパー(必殺技EFB) 第22回(AMX255回) 2008年03月01日 22 40から萌え死確定、革命クリニック、君だよ、身内の犯行、山の上でお前を見ている、×月曜日○下衆曜日 一万円札 第23回(AMX264回) 2008年03月15日 奇跡の遠吠え、\(・―・)/、FIFA、⑨の素材、牙術部 ストロベリー王国国旗 第24回 2008年04月12日 miko「過激な男が好きです」、あたいってば最強ね!!!、才能の無駄使い、エンディン愚民 戦国武将 第25回 2008年04月26日 mikoラジオリジナルOP、あゆ、MOC、naos、GIGYO、車輪 レモンの輪切りと車輪 第26回 2008年05月10日 国歌斉唱「君だよ」、mikoラジオリジナルOP、自作自演、マジカルZUN胴プリンセスmiko、石 オリンピック 第26.1回 2008年05月31日 酒トーク、ARM、、フライパンにバター、18禁図書館 第27回 2008年06月07日 リアル⑨、ゆっくりしていってね!!!、バッquim、やぁ↑、mikoリアン ストロベリー王国の城の窓から見える景色 第28回 2008年06月21日 mikoラジオリジナルOP、開かない自動ドア、バナナ王子「穴があったら入りたい」、愚民戦争、miko発狂、先゛生゛エ゛ェ゛~~~~~!!!!、きむ☆つか、にぬけれ にぬき 第29回 2008年07月05日 ごっすん♪ランド、AorBorバナナうめぇ、mikoラジオリジナルOP、うわー☆、全部俺、な~んだこれ!? 居飛車穴熊 第30回 2008年07月19日 唯一神、バナナぱねぇwwww、郵便再び、愚民日記、月がバナナ王子のような夜です ブルーベリー星のモアイ像 第31回 2008年08月02日 mikoラジオリジナルOP、quim宅で寝て起きたmiko、ストロベリーラブジェネレイター、ゆっくり剝いていってね。、ライブコンプした新参 ゆっくりしていってね(アルバトロシクスver.) 第31.5回 2008年08月09日 ARMかわいいよARM、どうみてもガチャ○ンです、箪笥の裏からゴ○キ○、フェオオオオオオオオウ!! 冷蔵庫 第32回 2008年08月13日 mikoラジオリジナルOP、万能型ニヌケレ、エビの名前は決まったお、mikoラジ⇔東方氷雪歌集 ストロベリー王国で人気のある動物 第32.1回 2008年08月27日 なん↓だとー↑、最後に重大発表、ARM、3535みっこみこ 第33回 2008年09月10日 ARM、虚数、お正月でもないのに贅沢な、【!】不適切なmikoを通報する、quim邸のベット株上昇中、ネタに定評のあるMee's 将来の婿 第34回 2008年09月24日 miko980円、quimベッドストップ高、カエルの王様、御mikoし、愚民共はquimのベッドが欲しいようだ カエル・パスタ 第35回 2008年10月09日 最終鬼畜全部miko、アブリトロシクス、アレクサンドロシクス、サーモンイェーィ、qui民、月がバナナ王子の様な夜です キ民殺りく兵器 第36回 2008年10月22日 曲名はセーフ、quimは爆乳派、⑨、エロ回、ZUNだプリッツ、魚沼さん・いちごふらっしゅ・左利き 米の袋の絵 第36.1回 2008年11月07日 ブッコロリ、姫の胸は自由奔放、quimの超理論、腕が腕でオバースロー 第37回 2008年11月19日 新ジャンル『養殖キャラ』、バナナ顔射、mikoははいてない 、胸もSなお姫様、PAD、茄子BOM イナゴに襲われている田んぼとその農家の人たち 第38回 2008年12月03日 おくすりきれたね(ぶた味)、ARM、アルバトロシクス、卑猥な名前の木、愚民追放祭り、頭文字AD 群馬県 第39回 2008年12月17日 追悼曲「ごっすん」、強盗サンタ、PADEND、ブラックサンタ サンタクロースの国 第39.1回 2009年12月24日 ちっちゃい体に大きな野望、1めーたー53せんち、アプライズ、⑨系、小さな巨人 第40回 2009年01月07日 かがみもー、Arima.Y、もっとごっすんされるべき、ツカツカ疲弊中、ミコミコ動画(ββ)、インスタントラーメン失敗、ビーフシチュー失敗、お米炊くの失敗、三千五百三千六 愛媛県の中心で正月を叫ぶ愚民 第41回 2009年01月21日 DSに大変な役でハコにされました、quimラジ、mikoのパーフェクト文学教室、原作レイプ、干しレーズン誕生回、となりのこばやしさんのうた quimラジのマスコット的な動物/芥川龍之介『羅生門』 第42回 2009年02月04日 干しレーズン王国、だいたいあってる、mikoのパーフェクトぶんがく教室、兵庫国、干しの王子様 明石海峡大橋/森鴎外『舞姫』 第43回 2009年02月18日 MOCさんのヘラクレスオオカブトが!!!、ホテルニューオータニ、才能の無駄遣い、だいたいあってる アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』 第44回 2009年03月04日 飲酒ラジオ、ゆっくりしていってね!!!、メス豚も聴いてるラジオ、きたないmiko、干しの王子様 佐藤さん・鈴木さん・高橋さん 第45回 2009年03月18日 遅すぎる警告、スタジオズブリ、ヘドバン祭り、玄関マット、ほ ホメオスタシス/夏目漱石『こころ』 第46回 2009年04月01日 ツカツカ休憩中、みのタウロス、姫様爆誕、私は愚物になりたい、愚民共ちょっと表出ようか^^ ミノタウロス 第47回 2009年04月15日 すぅぇ数(仮)、野生のZUN、乳々微小曲、我輩は象である。乙ベルはまだいない。、だいたいあってない、わりとなんでもあり ハルピュイア/宮沢賢治『オツベルと象』 第48回 2009年04月29日 どうみても、ゆっくりです。、初心者歓迎ラジオ、伯方の塩、身固汚姉さん、だいたいあってる モーゼの十戒 第49回 2009年05月13日 だいたいあってる、らめぇ、弱ったmiko、ごっきー㈱、忙しい人のための雨ニモ負ケズ ヒポポタマス/カフカ『変身』 第50回 2009年05月27日 バナナ王子と上野クリニック切ないね、01+01=Σ(゜д゜)、鬼教官とのスイミングスクール、ブッコロリ 地獄 第51回 2009年06月10日 だいたい合ってない、お祈りメール、ED>その他コーナー、TOB=とりあえず落ち着けバカ、残念な性癖、つるつるかにまんじゅう♥、メシヲコエテ スベスベマンジュウガニ/ヴィクトール・ユーゴー『レ・ミゼラブル』/茶碗蒸し 第52回 2009年06月24日 mikoお姉さん先生、乳首が⑨cm、メシヲコエテ、mikoの本当にパーフェクトなさんすう教室、ミコリナ、「先生、ごっきーって教えたでしょ。~」 ファゴット/八宝菜 第53回 2009年07月08日 おや?mikoの様子が・・・?、需要の高いウンコ、頑張れ!!!トムとヤム君、パンツが擦り切れる、だいたいあってる、miko汚姉さん 『さるかに合戦』/トムヤムクン 第54回 2009年07月22日 次は終点つるつる・・すべすべ・・おや?、宇宙を漂うチューリップ、本気の72点、リア充お断りラジオ!、ギャグバンド日和、リア終 アルバトロシクス4thアルバムジャケット&タイトル/フォー 第55回 2009年08月05日 カチカチ山、おだお、新種つるつるかにまんじゅう、常連には厳しい執事長、コンソメ万能説、きゅあ、バナバナバナバナバナナ王子、交通網は開発中です、馬鹿お姉さん 新種つるつるかにまんじゅう・ストロベリー王国路線図/カチカチ山/ペペロンチーノ 第55.1回 2009年08月19日 何言ってるんですか。僕ら愚民ですよ(キリッゞ、Master_Joe(カギ)、カス+Beauty=miko、弱ったmiko、スリーピングビースト 第56回 2009年09月02日 ドリームクラブ、ポッキー→プリッツ、miko画伯作のエロマンガ、R-35、 マリオカート式の車、 バナナ王子の人気に嫉妬、打ち上げ愚民の刑、まさかのノルマントン号事件、バーミンガムコンプレックス=⑨、万能高性能プロペラ搭載、エロゲやれw ノルマントン号事件//かやくごはん 第57回 2009年09月17日 Tokioゲスニーランドopen、目玉はやっぱり巨雷山!!、ピザの斜塔は友好の証、まさかの罪と罰・・・、素直なタケーシさんと乱暴者のシズーカさん、たまにはコンソメの事も思い出してください、最後が本編 ドストエフスキー『罪と罰』/ホワイトシチュー 第58回 2009年09月30日 大政奉還の真実、万能ウェイパー、昨晩はお楽しみでしたね、星がバァーン 大政奉還//麻婆豆腐 第59回 2009年10月14日 樽、ゴホゴホラジオ(ββ)、水洗、mitoお兄さん、ブルーハワイの海、卒論ダイエット、期待を裏切らないポツダム宣言、タルきた~これで勝つる! 『ごんぎつね』/ちらし寿司/ポツダム宣言 第60回 2009年10月28日 ブルーハワイ星誕生、姫様!残念です!、死んでる動物、保体性教育分野学年top/miko、アルパカvs徳川家康、リンゴ王子 ストロベリー王国のアルパカ///関ヶ原の戦い 第61回 2009年11月11日 TAKESHI お前いい「モノ」持ってんじゃねぇかよ、サクランボ王国、むけてない.com、ドライもん、miko「ベルリンの所在地→ロシア」、ラブプラス 太宰治『人間失格』//ベルリンの壁の崩壊 第62回 2009年11月26日 常連大活躍、インターホン大活躍、P・P・Pをプロデュース!、チーズお姉さん、御呼ばれしてソウロウ・・・、消費税は0.5%、マイ愚ロソフト「Gumindows7」、ドライもん「うるせぇ。潤ってんじゃねぇよ。」 ゲシュタルト崩壊/大学芋 第63回 2009年12月09日 べんドル、「君だよ」再び(第22回参照)、地球レベルで飽きる修行、コンビナートの鉄板焼き、国歌は忘れちゃいけないね、×汚名返上○名誉返上、愚民天堂、吸馬機器、~副題✝ごっすん乱れ打ち✝~、幻想殺しmiko、くそmikoテクニック 『水滸伝』/キューバ危機機器 第63.5回 2009年12月15日 「旬刊 はいてないもん」の広告用ドット回、落差を楽しむ本、第64回と収録日が同じではない、投票=ストロベリー王国の財源、miko「グラビアのquimちゃんが超イケメン」 第64回 2009年12月23日 下衆ゴンボール 、mikoソロ 、クソスマス 、パッチェさん、パワープレイ「クソスマスの歌」、愚民物語 あまね/ミートローフ 第64.1回 2009年12月29日 「とんえーろっくえー」覚えておくように、正しい発音で「ザ・マンボウ」、地球暦ではないカレンダー(これで生活して報告するように)、ウナギの歌、5thアルバム「スーパースター」?「ヒーロー」?「IKEMEN(GoodLookingGuy:GLG)」? 第65回 2010年01月13日 おだお万能説、メロンブックスたけだ=社内ニート、癒着疑惑、小太りじいさん、耐えるラジオ、かがみもー→おぞうにだお、木村カエラ? 壇の浦の戦い/おせち料理(三品)/ 第66回 2010年01月27日 Google検索 550万/家、ポッキーゲームしたいお係、里美発見伝、サツマイモ王子、R-18(笑)、新コーナー「mikoの懺悔部屋」、「男の子はニヌケレから女の子はフヌケレから」、新コーナー「mikoれカス」「mikoの妄想マンボウ」、電波ソング作詞心得、Alternative Endingは終わらない。quim「二個あってよかった」 ランボルギーニ・ムルシエラゴ/『里見八犬伝』(創作編)/トラックバック 第67回 2010年02月10日 「disってるんですよ」、mikoリンピック@エアーズロック、レーシングゲーム大会、柔道ピンク帯、ドンタコスおねぇさん、ベンドル本領発揮、CRmikoおねぇさん、ありがとう「イチゴ↑ックス」(愚民は実践後報告するように)、野口駅長「ああしょうがないか・・・。」、mikoラジの80%は要らないコーナー、回文「カツカツツカツカ」、みんなの心が「三つ」になるライブ 満州事変/三々五々→燦々午後/残像マンボウ/スーパー超絶カリスマおねぇさんmiko 第68回 2010年02月24日 しょっぱなから痴話げんか、イチゴックス成果報告、女性は「シャカルシャカルイチゴックス」でメロメロ、おかんが寝言で残念ミラクルアンセム熱唱、mikoおねぇさんテラワロス、学術的ラジオ、MS-DOS=ミスド×モス、イケ面ドクターと結婚したいお、mikoはラディカルな嫁、あの曲は無理でしょう…、ひれ伏すのが早すぎる愚民たち、「巫女おねぇさんは平和主義者だと思いますか?Yes/No」 星座正座/「MS-DOS」「パケット」「魑魅魍魎」「ロマン」 第69回 2010年03月11日(木) 寝起きのmiko、カレンダー安売り中、Mikoはリア充(笑)、コリン星とブルーベリー星の貿易関係について、メロンリーナ(どういたしまして)、3月5日は何の日?、上杉謙信はそこそこイケ面で献身的に杉を植え過ぎた、織田「板垣死すとも…」、ストロベリー王国布教活動@中学校 上杉謙信・織田信長/『イワンの馬鹿』/「侘び寂び」「阿吽の呼吸」「てにをは」「気配りと配慮」「質実剛健」「晴耕雨読」 第70回 2010年03月24日 70回だお~、まさかの法案改正!(メロンリーナ→ナマステー)、mitoお兄さん再び、疑惑のアイコン、残酷な牛丼、mikoの寝言「我々は~」、miko vs. mito味方につくならどっち?、開発コード0007「ニヌケレックス」、男性自身、20万からオークションスタート、春のご挨拶「ちぇりぶろ~」、大学入試に効くラジオ、「牛を切ります」、「でっかーん」 デスクトップPC/牛丼 第70.1回 2010年04月08日 うえっ☆、滑舌悪いおお姉さん、蓄膿お姉さん、焼き鳥vsわたあめ、腋(隠し)miko、ただしイケメンに限る、お医者さん募集中、quim botできたよ、miko bot募集中、ついったアイコンは第68回大変な絵(正座)参照、決議「mikoおねぇさんは背が高いか?」 第71回 2010年04月22日 石、ファイバー加工の蛾、猛スピードで移動できる(山w)、千葉県在住のmitoお兄さん、まさかの覚醒!、賢者な愚民(ふぅ・・・)、起立→礼→いちごーっくす!、ストロベリー王国の地理、網タイツ王国ストッキング派vsガーターベルト軍&スキャンテイィー軍、miko bot(zundol)、quim bot(quim_bot) 5.15事件(2.26事件)/ルビナスを盗んだらオタンコナスの刑 第72回 2010年05月05日 mikoラジ+あまラジねりお、あまね、ビートまりお、蟹の金曜日、スカトロニア王国、CCレモン星人、ストロベリーエンパイアまとめ@wiki完成(リンクはこちら)、秘密の呪文「マゲラモゲラブチアゲ(どんな時も苦しいときもつらい時も真っ先にぶっちあげで気しっかり持っていこう)」、un+ko、「冷蔵庫の裏からごっきー」、CR「mikoおねぇさん」、ぬいぐるみ「うんころにー」、マリオがスク水、ふりかけの歌。 IOSYS/C C/なすの素揚げ 第73回 2010年05月19日 自己紹介の歌(6/8拍子?)、開国シテクダサーイ、衝撃の真実、歌舞伎星お水王国による干しレーズン王国の危機、ミューズポリスを派遣、悪食(あくじき)、「ごっきー」はかおりちゃんの愚民、税理士の愚民票と貴腐人、吉田茂vsゴルバチョフ、「ですよねー」 日米修好通商条約(1963年)/笠地蔵 第74回 2010年06月02日 MIK48、フェアリー(大爆笑)、kasaお坊さん、かお(る)さんごっキー!、環太平洋造山帯ライブ「山造り♪」、うるとら☆ふぇありー、2ndシングル「北京ダックおいしいお」ビリオンセラー、未成年愚民教育施設、「桜散るころ♪」、「神曲とか♪」、ジャンプ傘エクストラ(ターボ)、棒が刺さったメロンパンというマイク、鶯パンには鶯の空揚げが・・・、鼻水おいしい、水着ファッションショー見たいお、間抜けな「額」 環太平洋造山帯/摂関政治 第75回 2010年06月16日 うめぇ!、劇団卑四季、金懸けてんだよ!、おだおお姉さん、カニ筋、オリジナルミュージカル『四季折々』、mikoそっくり執事長、小悪魔AGEGA(蛾)、「いちごっくす」「めろんりーな」普及中、依存性のあるmikoラジ、休みのない5月(miko製カレンダー)、新コーナー「どう聴いてもインテリです」、月夜に股間を隠さない程度の能力、美味死シェフmikoおねえさん、海老はどこへ行った?→ツボおねえさん、垂直に刺さる海老、星作る(6音) カールの戴冠/Sunny Side Up 第76回 2010年06月30日 蛾+resurrection、イケメン政策の弊害、MIK48の新曲 卑しかった~、ラーメン天下一品=mikoラジ、姫様大変です!、膨らむ三角巾、カーテン1枚の壁リスナー兄弟、天空のマイクスタンド、ウグイス嬢(よしこ&めじろ)は千葉マリンスタジアムで活躍中、quimのmikoの物まね似てる15:似てない1、今日の謎かけコーナー誕生、同人界のさだまさし ウグイス嬢(ウグイスみたいな女性かウグイスみたいな城か)/謎かけ:mikoラジ、目覚まし時計/シャクシャインの戦い(アイヌvsロッテルダム) 第77回 2010年07月14日 フェアリーだお、蛾大量発生、東大生登場、政権交代(卑民党→愚民主党)、ソニン?、おばけガニ、つるつるかにまんじゅう大量発生、ザラザラワニまんじゅう、菓子を食べつくす姉弟、羽がある方が背中、マンボウの滝登り、ようこそ四天王(ぶよ、ウナギ、ねこ、ソニン) マニフェスト=マニアックなフェチ・ストッキング、MIT四十八、壊れかけのRadio=壊れた車、七夕=オランダ屋、借りっぱなしの小説=借りっぱなしのゲーム、借りぱくだお♪ 、電信柱=路上駐車 第78回 2010年07月28日 mikoラジ第777回?、長寿ラジオ、粘着シートの真ん中でごっきー、政党(糖?)政治の危機、ストロベリー王国の選挙権は30歳以上、MITOお兄さん隔離策に対してMI党員がお怒り、MITOお兄さん「一日一控えおろおだお」、MITOお兄さんPからの挑戦状「銀河級のアイドルグループを作れ」、グループ名「ミランシェ」(miko&シェリル&ランカ)、デビュー曲「星がいっぱい」、COBAYASHIさん→nm10239722、「起立!気を付け!いちごーっくす!」「「「めろんりーな!」」」、先生「お前も愚民だったのか」、星にはエステティックチケット、「MITOお兄さんブラックホール行った。ばいばいお」、オルタなんとか おかし=ごはん(おいしい)、蛾=蝶々(羽がついてる)/グレートバリアリーフ 第79回 2010年08月11日 mitoラジ、控えおろうエンパイア、バナナ王子は壊死しました、綾波toお兄さん、ラ王、リア充爆発ラジオ、ごきぶり「ごっきー・・・」、ざまぁジャンボ、吹っ飛ぶ飛行機、miko「はかせ脂っこいんだもん」、グレートなリーフがバリアー!、ミランシェの勝利要因:ランカとシェリルがいるので、理事長の愛車のマフラーに焼きそばパンぶち込んで停学、姫様、変態です!、姫の都道府県の色イメージは小学校時の地図帳の色分けだった、逃げ遅れたニゲル、mitoお兄さん愚民化計画、miko「(綾波toお兄さんが)……ふた○り?」、ラ王の魂をなだめる会、いか「misoおねえさんって打とうとしちゃった♪」、quim「(アルバム名)間違えちゃった♪」 例題:quim=永遠の命(しがない) 姫の答え:樹海=沖縄(海ある)、布団=飛行機(吹っ飛ぶ)エレキギター=アコースティックギター(ギター)/日清修好条規 第80回 2010年08月25日 冬の挨拶:ほわいとごっきー、misoおねぇさん、リア充<ごっすん>!、反撃の機会を山形でさくらんぼを食いながら窺うそにん、つかつか『みこおねえさんこのままだとちょっとヤバいんで、教育の観点からちょっと厳しめに接することにしました』、茨城県民は復活する、秋の挨拶:イモーテル、リア充愚民も打ち上がる花火大会、quim「(絵を見て一言)厳しい。」、辛子煮こ(二個)ふ、本当にメシコヲエた、世田谷代田→道明寺→豪徳寺→梅が丘、妹から投稿が来た、八丁味噌のうた、tr8.のコンセプト:う<ごっすん>もれそう、simpleシリーズ1000『THE 誤植』 例題:鉛筆=孫の手(かくモノ)、姫の答え:コミックマーケット=quimの部屋のエロ本(あつい)、ペラッペラのイケメン=ペラっペラの美女(どっちも幸せになれる)/カラシニコフ(厳しさ★★★)/道明寺 第80.1回 2010年09月08日 ライブ報告回、ご飯が肉まんだけ、紙面で喧嘩する二人、バナナ王子登場秘話、姫様、背中から羽は……、博麗神社例大祭音頭で踊りだすmiko、miko=でんこちゃん、でんこおねえさん、歌っただけで高校生を泣かせる歌い手二人、ネタ振りじゃないんですか?、しゃくーれしゃくーれ猪木ックス!、とってもしがない!きむおにいさん、miko画伯、我の時代~キュビズムから印象派まで~ 、画集のショップ販売希望 第81回 2010年09月22日 カニクリームパスタ≒かに筋うどん、塾講師が教えに来た、開幕ごっすん、余りにも酷いとごっすんじゃなくて聖樹が流れる、一二三(投手)≠一二三(棋士)、秋の挨拶は:おーつきみー!に決定、ポテ党、奴隷ペンギンミングー、ロクシタン×納豆王国、シェイク!シェイク!グミーンな胸騒ぎー、banana(挨拶)、バーガークイーン、ロジアーナ=カッツェレロシュルスキー、ドキッ!リア充だらけの汚ねぇ花火だぜ大会、p.s.ヒャッハー、画→蛾、(`・ω・´)シャキーン!、9秒差の奇跡、姫の絵の価値は6億 例題:大工=将棋(とうりょう) 姫の答え:電車=男の人(<ごっすん>)/ご成敗式目 第81.1回 2010年10月06日 quim_underconstruction↓+miko+Resurrection=miko+Resurrection、ラジオ収録<お金貰いに来た、マルボロ20カートンでquimツリー、オレンジボールペン、ゴニョニョ→ドゴーム→バクオング、今日はみこおねえさん冴えてる、話題のリサイクル、ボールペン代<送料、大丈夫だ、問題ない 第82回 2010年10月20日 TK爺、儂の時代、いつものごっすん回、残15秒から始まるジャジャジャ、刺さってる布団、爆破機能付きラジカセ、miko姫の脱いだタイツ欲しいお2010、時を経ると機材が貧弱になるquim邸、う<ごっすん>の大切さを説く姫、メッセンジャーでmiko妹に数学の問題を教えるquim、ロマンチック浮かれモード、きたあかり<つゆの元、恒例の擬音祭り、PC故障なう、また食材が行方不明、送料が凄い 例題:卵をときましてご飯にかけます→卵かけご飯 姫の答え:過敏花瓶=ジュース(瓶)、花瓶=飛行機(びん)/引越し(みこおねえさん年とったね!★★★)/肉じゃが 第83回 2010年11月03日 ごっすん回、台風オサレ~、quimの説教~オチでごっすん入れろ~、中学生の時にブルーベリー星が爆誕、ジョブチェンジして聖属性に、週6日の月と週8日の月がある星、quim「(思わず)<ごっすん>ね!」、郵便物到来、miko_Shaddai、才色兼備!頭いい!!蛾!!!鱗粉!!!!、しげる大活躍、ポケモントレーナーmiko、愚民とかのラジオ→mikoじゃあるまいし→mikoだお→マジかお、スティーブがあらわれた!→スティーブがしょうぶをしかけてきた!、PARAMOUNT FEVER!!!!!!!!!!11111=神社(みこがいる)、!?、萌え殺ろせ バット=<ごっすん>(棒)/ロッキード事件/まんじゅうこわい 第84回 2010年11月17日 ゲストは沖田総司、偉人を<ごっすん>呼ばわり、あぶれ者シクス、コップを倒し機材に掛けかけるquim、mitoお兄さんは姫のお祖父さんの生き別れの弟、ODA(政府開発援助)お、インフレ≒ポケモン御三家が初っ端lv50、今度はmikoがH2を落とす、miko「昨日は裸だった」、ニトロオン!、AST、宇宙缶と左中缶、ニトリ回、オタマロ→ガマガル→ガマゲロゲ、銀座ティファニーを買収、今日のお話は買収ばっかり 右中間と左中間/ティファニーで朝食を/鉄血政策 第85回 2010年12月01日 新挨拶:ゆき~、食卓にバナナの天ぷら登場、宇宙船が星を口説く、ただしあんた、6人目の夫だけどね・・・、4歳でも女の子でも聴ける健全なラジオ、とってもナルキッソス!みとおにいさん、つくば学園都市は日本のロサンゼルス、吉田茂は鉄血政策が決め手で死亡、国語教師VS社会科教師、3-Bvs3-C、文化をくらえ!超☆リア充大爆発祭り、緩衝材を入れずにボールペンを郵送、バスケの反則:マス<ごっすん>ーション!、2miko≒1東大生、オフレコの方が面白かった疑惑 3B政策・3C政策 第86回 2010年12月15日 繰り返される議論、パンダぬいぐるみに八つ当たりするmiko、とある砂漠の乾葡萄飯、花を摘んだら花束に、プレモル黒が来てquim大満足、IKEMEN3→医者・弁護士・石油王が織り成す甘くも切ない物語、4歳児から見れる健全なラジオ、ウォーター光線(笑)、サンタからのプレゼントの願いにランボルギーニ、mikoは大変な物を壊していきました、ガラス館で買ったコップ……、新サークル名:尾張の国、二次災害:テーブルに傷が付いた ウォーターデビル(カッパ)/リア王 第86.1回 2010年12月29日 一年の振り返り、×サンタ○アスキーメディアワークス、神プレゼント、悲しい音楽:HevenKnows、多忙な夏・暇な冬、パス、mikoおねえさん散財日記、4歳児が非行に走るラジオ、wed→web 第87回 2011年01月12日 お年だMAX!、俗物神miko、四歳児も聞けるラジオだよ!?、お雑煮と言う名の餡蜜、侵略しようじゃなイカ?、姫様、はしたないです!、そりっぱなし、湯葉から投稿来た、姫の年明けは将棋Urst、void×quim、quimの年明けはすしざんまい秋葉原店でカウントダウンの音頭を取る、向上心のある人は花粉症、ピアノアレンジが流れる中での痴話喧嘩、quimマイク放棄、新世界立ち 蛮峰天の乱 第88回 2011年01月26日 mikoントニオ猪木、同人界のレディーガガ:miko、100分越え初心者お断りラジオ、こんなラジオで大丈夫か?→大丈夫だ、問題ない、バナナwithエビチリin弁当、そんなに激しくしちゃらめぇぇぇぇ、アジスアベバ定食:76000円、!?は湯葉の母親、はいてない.comの時刻表示は24時間制、そして行方不明の食材、正しいカレーの作り方、カレーon豚の生姜焼き、よだれがマーライオン アジスアベバ(エチオピアの皆様ごめんなさい★★★)/カレー 第89回 2011年02月09日 金丸先生、quimちゅう、苺onチーズorケチャップin弁当、新レシピ:琵琶の肉詰め、バナナのおでんin弁当、最近流行る珍レシピ、quimちゃん卑猥だお~、天河、mikoラジかるた、miko姫は男、喉に「ち○こ」付いてるんだよぉ!! 、エアーズロックの創成者、オカンの寝言:残念!ミラクルアンセム、雪文 ルイ14世がどのような事を行なったか/馬鹿の壁 第90回 2011年02月23日 滑り台の下にちょっと行こうか、miko特製チョコレートドリンク、quimちゅう、古刀「まろにぃ」/妖刀「春雨」、万能特設ステージ:エアーズロック、mikoは大変な水墨画を始めました、時空を超えた投稿、金が無いと分かった途端態度を翻すmiko、quim「遺憾である」 、ぬらりひょんの唄 ランゲルハンス島(そもそも島じゃねぇ★★★/みこおねぇさん水墨画向いてない★★★) 第90.5回 2011年03月09日 quimは大変な水墨画を描いていきました、結局変なボタン(放送終了ボタン)押しちゃったmiko、♂反り返り♂、一転攻勢、オキタソウジの手に汗握る接戦!!、グンゼquim、仏契、親不孝一代 沖田総司(薄桜鬼)/沖田総司(リアル)/土方歳三((薄桜鬼+リアル)÷2) 第91回 2011年03月23日 ぼいぼいの事のみならず家までもdisるパーソナリティ、苺の唐揚げ、グミーンジャンボ宝くじ(500円)、ストロベリー王国の円は「にぇん」と読む、×盛り上がる○売り上がる、三月十日みとおにいさん誕生日、ライトノベラーvoid、英才教育ラジオ、残り20分であゆ登場、西京焼の肉巻きを鍋へ スタンドマイク=voidのギター(くびれがあるお)/二日履いた靴下=quimの靴下(臭いお)、ボストン茶会事件/寄せ鍋 第92回 2011年04月06日 miko姫誕生日の唄、リア終、こうちゃんと電話したmiko、miko弟『(結婚の)見込み無いな』、FTK-3型、我が生涯に一片の恋なし!、ポポポポ~ン、ようこそ四天王最強:うなぎ、ジョブズ『「!?」は「疑問符ピリオド」だ』、miko vs quim【種目:50m走】、タイツください、女体将棋伝説 destroying angel(エビフライ★★★本) 第93回 2011年04月20日 未来は大事だと思う(キリッ、←ビーーーーーーーーーーーッ(クラクション、mikoンドー、卑しー(某公共機構のリズムで、グミーンジャンボ宝くじの当選率→10枚買ったら4枚当たる、ゲイツは言った。”語尾のだおは可笑しい”と、ジュネーヴ国のウィーン、じゅのう→フルしゅペック→ハイしゅペック、宅配便到来 第二次ウィーン包囲/mikoれカス:春眠暁を覚えず/プレーンオムレツ 第94回 2011年05月04日 有給使って10連休を獲得するものの……、ラディカル第三小学校、財務大臣:TOMIおにいさん、シャネルのバッグ>福利厚生、ゴールデンなエロ本、愚民から巻き上げた税金を着服しようと画策する姫、アンタ姫か?ホントに?、プールの時点で海じゃないけどね!、ゴールデンウィークに予定が無くても泣かない、チャラ男も釘付けのタマゴ寿司、×包○学部→○法経学部、旧帝大の入試前なのにAV(無料)を完徹で鑑賞する執事長、包○学部の卒業試験はムキダシ、miko父はビリーズdon't moveブートキャンプ、最高血圧81・最低血圧54・脈拍85、健康診断行ったら医者がイケメンだった(が、見向きもされなかった)、quim・あゆ・ゴールデンばか 千葉大学法律経済学部(ホウケイ万歳★★★) 第95回 2011年05月18日 テーブルクロスみたいなワンピース、母『私、カーネーション嫌いだから』、miko母は牛乳パックを花瓶として使う、ビリジストン、レモン電池発電(笑)、ラディカルにイジめられ・ラディカルに仕返し・ラディカルに友達を作る、モテないボーカル、あっ!ごっめ~ん♡(わざと酒をこぼす)、邪馬台国、×卑弥呼(会社)→○卑弥呼(人物)、ち<ごっすん>こ付きはダメだ!(統治出来ない!)、姫を取り合う低レベルな争い、えっと……リア充爆発しろコーナーはコチラですか?→はいっ、普通にち<ごっすん>びだよ!、誰得な深夜の母によるファッションショー、6面サイコロを2個振って出目がゾロ目になる確率→6/64、6/36→3/18→1/3、進化しないmikoお姉さん、チューバでとってもヴィーナス!みこおねえさんを吹くOB、せんとくんクッキーの空き箱を賭けた争い、小物入れ(ゴミ)、おはぽよ ヒストリーラブジェネレーター:卑弥呼とは? 第96回 2011年06月01日 へぇ~(始まったんだ~)、貧相なボキャブラリー、歯並びビューティフォー、六泊七日蔕(へた)島0円サバイバル生活、スローガン:節電!、普段じゃん!日常じゃん!、スーパーミラクルストロベリー、シュガー麦(キシリトール配合)、パンを作る為の麦:パン麦、な?辛いか?、天からの災いっぷりを見てくれ、マンビーキ・ミヌキーノ(イタリア人)、⊂二二二( ^ω^)二⊃は飾れないんだ、人から何かを奪うのは良くない→人ん家の菓子を勝手に食べないで、予約したスカートが来ない上にメルマガのメールが届かなくて30分遅刻、ぶぶづけは病気、これからはエコの時代だと思う、保存用・観賞用・布教用のせんとくんクッキーの空き箱、FTK-3型の送料がブッ飛んでる件、ライブ復帰初っ端からダブルヘッダー 万引き防止呼び掛けポスター(飾れない★★★) 第96.1回 2010年06月15日 我クイズ、ハンティング太郎、次回からコーナー変更(こくごのじかん)、次回のお題は「リア充」(夏の季語)、『エアーズロック(という名の新宿ロフトプラスワン)でフェスティボー~mikoラジ大体100回くらいファン感謝祭~』、途中でビューティフォーに改名 シティーハンター/牛角(朔望氏と共作) 第97回 2011年06月29日 夏の季語「リア充」で一句読みなさい 第98回 2011年07月13日 でぶー 「一文字変えて笑わせろ」/紅孔雀 第99回 2011年07月27日 食べ物を愛しすぎてるんだよ 「ぱんつ」と「パンツ」の違い/のり弁 第100回 2011年08月10日 しげる三連星、550万で家が建つ、俳句「かぶと虫でっかいお」、生姜焼きカレー爆誕 「なぞかけ お題:スマートフォン」/quimの顔(劇画)
https://w.atwiki.jp/imaska/pages/449.html
レーゼルドーンの開拓者たち 信仰"始祖神"ライフォス "酒幸神"サカロス "器械神"レパラール "月神"シーン "賢神"キルヒア "風来神"ル=ロウド "太陽神"ティダン "騎士神"ザイア "狂神"ラーリス "不死神"メティシエ "腐敗の女神"ブラグザバス "戦神"ダルクレム アイテム・魔法など 幸運のお守り ミュージックシェル 運命の楽譜 浄化の聖印 ホーリーウォーター エンジェルリング 収納スフィア付き魔動バイク 【エアタイトアーマー】 収納ブレスレットfeat.ドラム缶 メイガス 【フェアリーステップ】 魔剣 始祖の恩寵 魔剣 修羅 真実の鏡 その他サンダーバード ソニックスワロー ドルギラス ドラゴンフォートレス ジェイドバジリスク サカロス神拳 コメの杖 麻痺ガス グリーンカード いつもの錬技 貧困 自然 暴れ 放送事故 墾田永年私財法 時間など経過させるものかダイス レーゼルドーンの開拓者たち 登場人物はこちらにて 地名、組織はこちらにて その他はこちらにて 信仰 "始祖神"ライフォス 『汝の隣人を愛せよ。調和の中にこそ、真の平和は生まれる』 『奪うべからず、騙すべからず、殺すべからず。与え、信じ、命を共有せよ』 クーランが信仰している神。古代神。 始まりの剣の一本、第一の剣"調和の剣"ルミエルに触れ、初めて誕生した神。 性格は温厚で、調和と平和、共存を旨とする。 ただし、蛮族には何度も裏切られ続けたため対立姿勢を見せている。 公式で信者が暴走中という、ある意味被害神顧問とも言える状態。 特殊神聖魔法は一癖あるものが多く、低レベルで覚えるものは使いどころが難しい。レベル10で汎用性が非常に高い【グレイス・オブ・ルミエル】を覚えるが、いかんせんそこまでの道のりは険しい。ある意味人には早すぎた神。とはいえ、実際にその境地にたどり着いたのは人族では無かった。 クーランのおかげで始祖神大歓喜。 試練の迷宮で何故か並び立つダルクレムの聖印。ライフォスとダルクレムの関係やいかに? ライフォスの加護を持つ魔剣"始祖の恩寵"がクーランの手に渡る。この神クーランのこと好き過ぎだろ…… セフィリア神聖王国から、北部エイギアへ宣教師が派遣された模様。無茶しやがってw "酒幸神"サカロス 『力よりも、理屈よりも、まずは杯を』 『独占は争いを生む。過ぎたる酒のごとく、身を滅ぼす』 スコールが信仰している神。大神。 幸福と交流を司る神。他者に幸福を与えることで自分も幸福になると説き、積極的に人助けを推奨する。 交流の神である為、特に商人に信仰されている。 サカロスは"炎武帝"グレンダールと並んでグラップラーに信仰されている事でも有名。いずれは宗派グレンダールvsサカロス神拳のドリームマッチも…? データ的に、初期に覚える特殊神聖呪文の【ギャザー】【ドランク】【スタミナ】が兎角優秀。特に【ドランク】はチート級。 もっぱらの悩みは、「サカロスを信仰していれば飲酒が無条件に肯定される」と思われていること。あくまでサカロスが推奨するのは「人との交流」であり、飲酒ではない。 無論嫌がる相手に無理矢理酒を呑ませるなんて論外である。(※ただし【ドランク】は除く) 大破壊の折にコールゴッドされ、ライラの魔剣を折った。ライラにとってはトラウマのような神である。 "器械神"レパラール 『手に技を持て。技にて頂を目指せ』 『語るよりも動き、言葉よりも器を残すべし』 アストリドが信仰している神。小神。 建築や工作、修繕を司る神。テラスティア大陸北部、リーンシェンク地方で信仰されている。 火事で手足を失いながらも義肢で補い技術を鍛え上げた技師がキルヒアに導かれ神への階梯を登ったとされる。 リーンシェンク地方はザルツ西方の半島。フェンディルから徒歩10日でリーンシェンク地方南部の都市に着く。(通常ルキスラ-ダーレスブルグ間が徒歩7~8日) 距離的にはダグニア地方どころかリーゼン地方より近いが、いかんせん知名度が低すぎるせいで大陸南部のルーフェリアより精神的な隔たりが… もともとキルヒア系列でありながらも引き篭もり成分が強い職人肌の神。 そんな中、エイギア地方に個人で神殿まで建てるアストリド、マジレパラールの聖女。 開拓村においては建物が壊れたり道具を自作することも多そうなので納得の信者数だが、それにしても大出世である。 データ類はルールブックやサプリメントではなく、リプレイ『拳と魔封の物語』に掲載されている。 技術を尊ぶ神であることから、特殊神聖魔法も技術にまつわる物が多く、機械式の鍵はピンゾロ以外で、魔法の鍵も達成値比較で勝てば開けることが出来る【アンロック】隠蔽・解除・変装・罠設置の達成値が+2の【スキルフル】隠蔽・解除・変装・罠設置の所要時間を1段階短縮+一般技能が必要な加工判定をプリースト技能で代用できる【クイックワークス】など、ダンジョンアタックなどの道中で有用な呪文が揃っている一方、戦闘に有用な呪文はない。 "不死神"メティシエのコールゴッドを目前にして、アストリドの前にご降臨。メティシエ降臨の阻止を促した。 口下手で人付き合いの苦手そうな、しかし自分の領域においては饒舌というまさに職人の趣を見せた。 歩行するたびにロボっぽい駆動音がしているのは、前述の通り義肢を身につけているからであろうと思われる。 18話開始時に、アストリドによりエイギアの人族集落全てに神殿が建てられる。なにそれこわい。もはや出身地のリーンシェンク地方よりもメジャーになってるだろコレ……。 "月神"シーン 『闇に迷える者に、月の光のごとく手を差し伸べよ』 『傷つき、疲れた者を見捨てるべからず』 ダリアが信仰(本人は神に選ばれた妖星の申し子と言っているが)している神。大神。 "太陽神"ティダンの妻がティダンに導かれて神になったとされている。 夜と夜の安らぎを司り、社会的な弱者に強く信仰されているためナイトメアや流民に広く信仰されている。 慈愛、博愛、癒しを旨とし、貧しいものに積極的に施しを与えるため、慢性的に資金不足。 慈愛を司る割に、他の女神達への対応は割とアレ。 ダリアも御多分に漏れず、資金難により孤児院の個人経営を断念。修道会の共同経営に。 暗視を与える特殊神聖呪文【ナイト・ウォーカー】がとても便利で、本卓でも要所で活躍している。 "賢神"キルヒア 『学び、考え、実践せよ』 『衝動による暴力は害悪なり。思考を停止してはならない』 ジェイクが信仰している神。古代神。 第三の剣"マナの源"カルディアに触れて神となった存在。 謎の追求と知識の研鑽を美徳とし、驚きと閃きを大切にする。 引き篭もりではなくアウトドア派研究者肌の神。そのため冒険者にも広く信仰されている。 現在確認されている神々の中で、唯一の中性神。これも涼がキルヒアを選んだ理由なのだろうか。 最近の卓M@sでは、"殺戮の神"Kill Here様にされてることが多い。いわく、『異教徒と蛮族には、祈りを込めながら頭と心臓に二発づつ鉛玉をぶち込め』 "風来神"ル=ロウド 『風のように、雲のように、留まることなく生きよ』 『己を守るものは、己のみ。弱き者に自由を語る資格なし』 蛮族国家ウルスで信仰されている神。大神。 人族にも蛮族にも広く信仰されている神で、自由と幸運(と自己責任)を司る。「力による支配」を唱えるダルクレムとは対照的に、「力によって支配から逃れ自由を得る」ことを唱える。ある意味"解放の剣"イグニスに最もふさわしい教義かもしれない。 一方で、『好ましく思う者のために命を賭けよ』とも説いている。 イグニス系の神であるが、系譜上はイグニス系とルミエル系のちょうど中間に位置する。そのため、信者はルミエル系の基本神聖魔法を選択することも出来る。 イグニス系選択の信者でも、ルミエル系の神やその信者に対してある程度の理解を示す事が多い。 和マンチのプレイヤーには特殊神聖魔法【ラック】の為に2レベルだけつまみ食いされる事が多い神様。 つまるところGM真美は『敵も普通にラック使うよ』と明言していると言う事である。 と言っても蛮族以上に厄介なアンデッド、ハイレブナントやら魔神やらとの戦いが常になってきた為、あまりル=ロウド神官の敵は出番がないようだ。 ただ、いずれは人族領域への侵攻があるということは間違いない。 ウルスの国教故に、ウルスでは人族であってもル=ロウド神官はそれなり以上に尊敬されている。 正式な葬儀の流儀は、聖印と共に火葬したあと遺灰を風に流すというものである。 "太陽神"ティダン 『太陽のごとく、公明正大に生きよ』 『弱き者に力を、驕れる者に戒めを、死せる者に安らぎを』 ライフォス、キルヒアと並ぶ古代神の一柱。光と豊穣、生命を司る。 妻帯者でありながら、いわゆるエロゲの主人公的キャラ。 農耕神としての側面を持つため、アウグスタ村に小さいながらも神殿がある。 卓m@sでは他卓での扱いの酷さから、この卓のPCへ熱い視線を送っていると専らの噂である。 他卓では、『アンデッドと異教徒には右ストレート』が常識らしい。 17話においてついにイザベルから声が掛かり太陽神大勝利。 と思っていたら19話においてティダン過激派が社会に不満を持つ農民等と結びついてナチ化しつつあることが判明。19-10で起こったダーレスブルグ内乱(通称:大惨事レーゼルドーン大戦)においてはクーデター派が無辜の市民を盾にティダン神殿に立てこもるという事態にまで発展した。 "騎士神"ザイア 『弱き者の盾となれ、秩序を守る剣となれ』 『臆病な心に鉄拳を、卑怯な振る舞いに鉄鎚を』 ライフォスに仕え、その守護を任された神。大神。"炎武帝"グレンダールの弟子でもある。 秩序を重んじる第一の剣系列の神の中でも特に厳格な性格であるため、その名の通り騎士に特に信仰されている。そのため従軍神官としては真っ先に名が挙がる。 元要塞であるためか、オトフリートにもザイア神官はいる。 ティダンと同じく、卓m@sでは他卓での扱いの酷さに定評がある。詳細は「卓ゲm@ster被害神連絡協議会」を参照。 残念ながら、11話終了後の感想戦で真により「選択肢に入っていない」ことが判明し、脱落決定… "狂神"ラーリス 『自由に生きるのも、束縛するのも、自由である』 『汝の望みこそ、汝の求めるべきもの』 主に魔神が信仰する神。大神。 最も謎に包まれた神であり、何時、どのようにして神となったのか、全く伝わっていない。 主な信者が異界から召喚されてくる魔神であるため、彼らと同様に異界の神ではないか、ともいわれている。 街道沿いでラグナカングがラーリス神の召喚儀式をやっている姿も、レーゼルドーンではよくある日常?である。 信者は人族と蛮族を問わずに恐れられるが、稀に人族や蛮族にも信者がいる。 本卓ではマローダーの構成員や竜族にまで信者がいる。 武力を背景として強制改宗を迫る悪質な布教活動を開始。しかしそれを行うことも自由であり、拒否することも自由である。 "不死神"メティシエ 『永遠の命を支えるのは、か弱き無限の魂である』 『永遠を生きる者は、永遠に食らう者である』 死と不死を司る神。大神。 強さのために穢れを取り込むことも推奨する第二の剣の系譜においても異端とされている。 不老不死への渇望から、人族(特に貴族や大商人といった富層)にも隠れ信者はかなり居る。 その信者の操る魔法は、蘇生やアンデッド(ゴーレム)使役など、コンジャラーのそれとよく似ている部分もある。 ノスフェラトゥ達の崇める神であり、彼らならば割と気安く降臨儀式は行える。(実際はノスフェラトゥの内部事情でそこまで手軽ではないが) "腐敗の女神"ブラグザバス 『苦痛の呻き、怨嗟の声、断末魔の叫び。全ては神への供物なり』 『静かに、密かに、広く深く毒の種をまけ』 毒と病を司り、腐敗と疫病をまき散らす死の女神。大神。 第二の剣の系譜の中でも、最も邪悪で危険な神と呼ばれている。 信者も表立った破壊活動はあまり好まず、陰謀を張り巡らせることを好む。 旧ハーゼ浄水場のダムに強力な呪いをかけ、水を汚染させていた。呪いの元のガチっぷりは、どうやらライフォスに連なる魔剣の封印も兼ねていた模様。 さすがにウルスでも忌み嫌われている模様。 "戦神"ダルクレム 『勝つために強くなれ。強さこそが自己の証明なり』 『負けを認めるなかれ。諦めは死と同義と知れ』 解放と破壊を司る神。古代神。 始まりの剣の一本、第二の剣"解放の剣"イグニスに触れ神となった。 蛮族たちのあがめる主神であり、蛮族を生み出した神。 勝利を得るためにはあらゆることを容認するが、卑怯な手段による勝利は価値が低いともしている。 ライフォスの戦略級魔剣"始祖の恩寵"を危険視し、魔剣"修羅(イクサガミ)"でかの剣を封印。更に剣の迷宮自体をブラグザバスが封じていた。 ウルスでも広く信仰されており、ル=ロウド神殿の隣にダルクレム神殿が建設されていることも多い。 アイテム・魔法など 特記事項のあるものをいくつか挙げます。 幸運のお守り 初戦闘で得た戦利品で、冒険者が真っ先に購入するであろう品。良い戦利品を獲得しやすくなる。 そして皆、戦利品の暗黒面に堕ちるのだ… ミュージックシェル TAS歩のお供その1。録音した呪歌をリピート再生できる大柄の貝殻。 「"バード"技能を必要とせずに」「MPを消費せずに」「補助動作で」「使用者が歌唱に専念することなく」「 運命の楽譜 のペナルティを受けずに」呪歌が再生できる優れもの。 【ビビット】を録音してのMP回復術は流石TAS歩としか言いようがない。 時には陽動に使われたりもする。 体力回復用の【ヒーリング】も収録。要塞一つをまるっと回復。 【レジスタンス】、【モラル】、【アトリビュート】の"風"、"土"、"炎"、"水・氷"もゲット。さらなるシェル魔術に刮目せよ。※【アトリビュート】は指定属性の魔法ダメージを上昇させる呪歌。 魔法のMP消費を軽減する呪歌、【リダクション】まで習得。補助動作で【リダクション】を使用し、尋常でない倍率の拡大魔法を放つことが可能に。 エイギアでは街道を移動する際に魔除けとして音楽を流すことが流行している模様。当然、商人達にこれが飛ぶように売れているのだろう。 公式Q Aで効果範囲が「半径10メートル」であるという裁定が出た。しかし、本卓のGM裁定(達成値と効果範囲は録音時の数値に準ずる)は公式裁定前なので、本キャンペーンではGM裁定が有効である。 しかし、知らないうちに公式裁定に合わせた解釈に変更された模様。 運命の楽譜 TAS歩のお供その2。呪歌の効果を二倍にする。 これを見ながら歌うとトランス状態になるが、録音しているならデメリットも無いね! 上位呪歌の楽譜は非常に高価。例を挙げると、【リダクション】の運命の楽譜は10万ガメルもする。当然、通常の冒険者には手が出ない価格である。そんな物をポンと買えるPTって…… 浄化の聖印 信仰の薄い地域で大神と小神の神聖魔法の消費MPが増加するペナルティをなくす聖印。 特殊な聖印を、聖水を用いて一ヶ月かけて浄化させたもの。 ウルスでは、敵対する神の聖印を破壊した残骸を神に捧げ材料にするとされている。 ホーリーウォーター 周囲に振り撒くと知能の低いアンデッドを寄せ付けなくなる聖なる水。 紳士的な意味での聖水ではない。 エンジェルリング 頭に載せると魔法効果で深い眠りにつく。輪が載っているかぎり目覚めることは無く、歳を取ることすらない。 公式リプレイでは、神の分体にすら効く逸品。 本編では使用頻度が高めで、主に犯罪者を無力化の上で官憲に引き渡す用途で用いられている。 収納スフィア付き魔動バイク 補助動作で専用のマギスフィアに魔動バイクを出し入れできる。 魔動バイクは砂浜でも問題なく走れるうえ、特殊攻撃指令でグレネードまで撃てる優れもの。 気分は戦隊ヒーローか平成ライダー。 対応するスフィアがあるならば、スカイバイクも収納可能。 【エアタイトアーマー】 レベル8の魔動機術。空気で防護膜を作成し水中等の悪環境で活動できるようにする魔法。毒の影響も受けなくなる。 基本的にはエルフ以外の種族が水中で活動するために使用される。 本卓では、人族であるため毒に耐性のない麻痺ガス強盗などが、麻痺ガス散布時に使用している。 効果中は【ドランク】をも無効化できるが、魔法なので【ディスペル・マジック】で解除できる。 収納ブレスレットfeat.ドラム缶 収納ブレスレット は身に付けて合言葉を唱えると、ブレスレットの宝石に一つの物をしまえるマジックアイテム。 その大きさ制限は半径1m高さ3m。 よって半径1m高さ3mのドラム缶に物を詰め込めば一つのブレスレットでかなりの量の物を運べる。 これもきっとTAS歩ご用達。 お値段は3万ガメル。こんなアイテムが比較的序盤から活躍しているあたり、訓練されたプレイヤーと特殊卓であるといえる。 メイガス ランクSSスタッフ。ランク効果で、魔法詠唱時にMPの代わりにHPを消費することができる。 HP消費で完全回復魔法の【レストレーション】を使えることから、永久機関とも呼ばれる。 戦利品として獲得したが、12話現在では倉庫入り。 「飽和火力で殲滅」が信条の彼らに永久機関の恩恵が必要となる日は来るのだろうか? 修道会だと、永久機関にするよりもむしろMPでは拡大率の足りない魔法を使用する用途で使われる気しかしない。 【フェアリーステップ】 レベル8妖精魔法。土の妖精が、術者からまっすぐ伸びる橋や階段を作る。 直接的な攻撃能力がないため、通常の卓ではあまり使用例のない魔法。 しかしこの卓では最強武器:地面を操る強魔法である。TAS歩マジTAS歩。 WTにてリストラされてしまった。代替魔法は土ランク9【ゴールドブリッジ】。ほぼ同一効果だが、構造物の大きさに3mまでの制限がついた。 魔剣 始祖の恩寵 セッション15で入手することになった魔剣。その名の通りライフォスの恩寵であり色々と規格外な性能を秘めている。 その特徴をかいつまんで書くと、持ち主が蛮族として扱われなくなり、死者の魂を浄化することができる。さらに必要筋力とランクを変更することも可能。SSランクであれば形状まで変更可能。 更に持ち主がドレイクだった場合は竜化を行うことができるようになる。実質的にクーラン専用の装備である。ただし、竜化中はデータ上一時的にこの剣が失われた扱いになる。竜化状態で武器を持ちたい場合は他に用意する必要がある。 ゲーム的に物凄い強力なダメージボーナスなどがあるわけではないが、世界設定的には相当ヤバイ性能を持っている。実際には聖剣、神剣と呼べる代物。ちなみに、ライフォス聖印としても使うことが出来る。 もちろん武器としての性能も非常に良く、高い汎用性を持つ。性能をフルに生かせるのは「ライフォス神官戦士のドレイク」と言う辺り、ライフォス神のクーラン好き好きオーラが駄々漏れになっていると見る視聴者も。 ライフォスが蛮族との融和を考えていた時代の剣なのではないか、とも、他の者が選ばれたらその者に最適化された性能に変化したのではないかとも言う見方をする意見もある。 始まりの剣でしか壊す事が出来ない。この為、ルミエル第二世代(ライフォスが手にした始まりの剣ルミエルを直接コピーした複製魔剣)の一振りか、それに類する神代の魔剣であると推測される。公式サプリメント「ウィザーズトゥーム」で魔剣の世代に付いて詳細が設定された結果、最大でも「第三世代の魔剣」のうち「祭器」という分類になった。(それ以上のクラスは「神様じゃないと使えない」か「触ったら神様になる」ような代物) なお、「神々が自ら創り上げた、英雄に授ける魔剣」が上述する「第三世代・祭器」で、これに該当する場合、人族、蛮族が手にできる剣で最高のものになる。 ぶっちゃけ、こんなものをドレイクが持っているなんて聞いたら世界中のルミエル系神官がひっくり返るレベルの代物。 しかし、PLの認識は「呪いのアイテム」。持っていると半径100km以内のアンデッドが気合を入れて成仏にくる上、セフィリア神聖王国などの過激派や第二の剣イグニス系の勢力に目を付けられたら戦争の火種になり得るからである。 魔剣である以上、持ち主を選ぶ。仮に持ち主を殺して奪ったとしても、新たな持ち主とはなれないことを付記しておく。 ちなみに、持ち主以外はこの剣の正体を知ることができないようになっている。 もう一つの効果として、主が15レベルならばこの剣を媒介としてルミエルを呼び出すことが可能である。つまり、神の導きによらず始まりの剣に触れることが出来る。この能力により、「神になることが出来る」。具体的には、使用した瞬間に小神クラスの力を得ることが出来る。なお、神のデータは用意されていないので、「小神クラス」が具体的にどれぐらいであるかはデータとして示されていない。真美いわく「データ作ると倒せちゃうからね」ということらしい。 この能力は任意のタイミングで使用可能(PCが死亡していても使用可能)。 本卓では、ハウスルールを利用して限界突破イベントを用意したり、レベル16以上の経験値テーブルを用意することはない。 魔剣 修羅 「イクサガミ」と読む。 始祖の恩寵 と共に試練の迷宮に置かれていた剣で、先にダルクレム側の試練を突破したナイトメアがこれを手にしている。 二重防壁を作り上げ、また砲身に変化して射撃攻撃を行うことができる。 気絶や死亡から回復させる力があるが、持ち主の意識がなければ行使できないので結局回復できない。 始祖の恩寵同様にやはり持ち主を選ぶため、持ち主が戦いに敗れた際に最後の力で自らの魂をダルクレム神の許に送ったあと、持ち主を失った修羅は力を失い、なんの力も持たない残骸だけが残った。 真実の鏡 銀の縁取りをした1m×2mの大柄な鏡。写した相手の本来の姿を映し出す。変装や魔法、特殊能力といったもの全てに効果を及ぼす。 非常に有用なアイテムではあるが、それだけに数が少なく非売品カテゴリー。 ちなみに基本取引価格は千早1,000人分72,000G。 本編では、ウルスがジエイ・カーン解放の代価として公王家に支払っている。 城規模の魔術師ギルドを建てれば非売品アイテムが買えるようになるので、修道会が手にする日も近いかも? その他 サンダーバード レベル5モンスターであるが、レベル詐称と言われるほど、同レベル帯にそぐわない強さを持つ。 登場時点ではPC達が太刀打ちできる相手ではなかったため、戦いを避けることになった。 そのため「エイギアのサンダーバードは通常よりも強い」という風聞が流れることに。 街道沿いで産卵していたが、どうやら孵化後に姿を消したようだ。 ハウスルール上、GMがネームド扱いで固定イベントに出さない限りもう本卓で遭遇することはないだろう。 ネタとして、コメントで「サンダーバード・エイギアス」なるモンスターデータが投稿された。LV10 知名度/弱点値:12/20 弱点:魔法ダメージ+2先制値 23 移動速度 50(飛行) 抵抗(生/精) 13(20)/15(22)胴体 /命 13(20)/打 2d6+14/回15(23)/防 12/HP 62/MP 32翼*2/命 14(21)/打 2d6+12/回14(22)/防 10/HP 53/MP 20特殊能力 〆雷鳴LV10「半径6m/20」雷属性魔法D「2d+16」 ○飛翔II ソニックスワロー わかりやすく言うと、燕である。 レベル11モンスターで、先制値30と移動力200を持つ(1ラウンドで200m通常移動できる)。 ちなみに、スカイバイク騎乗状態のPCが全力移動しても1ラウンドあたり150mなので基本的に逃げられない。 それどころか、種族特性により全力移動中は乱戦エリアを無視出来るため、誰かを囮にして逃げる、誰かを盾にしてターゲットを守るということすら不可能。 スカウトレベル15とるPLなんて滅多に居ないので、基本的にSS級【イニシアチブブースト】を使わなければ先制が取れないと考えて良い。 単なるレベル11野生動物であるが、15レベルPTでも構成によっては死人が出るほどの強敵である。GMのマスタリング如何によっては、格下モンスターを出しながら「確実にPCを殺す」運用も可能ということでもある。「後衛だからメイド服でいいや」と言ってると出現率が上がるらしい しかも、主要な攻撃手段である バードストライク は全力移動後でも使用可能。つまり、600m全力移動して即攻撃可能なわけで、反動を受ける為前衛を倒すのは難しくても、脆い後衛から処理していくのは(GMとして)たやすい。 さらに本卓では暗殺用に訓練済みであった(レベル+1)。もちろんかけらは上限いっぱい投入されていた。 【イニシアチブブースト】でSS級カード(20,000G)を使っても剥ぎ取りは最大で5,000G/1匹。できれば戦いたくない相手である。 ドルギラス 草原でよく草を食んでいるところが観測される大型の動物。ぶっちゃけトリケラトプス。 通常、こちらからけしかけない限り人を襲うことのないおとなしい性格で、反応も中立である。 修道会は無益な殺生を好まないので基本的にこのような無害な動物の相手はしない。 彼が遭遇表で6ゾロを振るとにゅうにゅうず、1ゾロを振るとティダーンズ、7を振ると修道会に出会う模様。 ドラゴンフォートレス レベル15モンスター。通常はキャンペーンのラスボスクラスにされるべき代物。 竜を模した浮遊要塞。百人単位で乗組員を搭載可能とあるが、性格上おそらく無人と思われる。 野良ゆえに、「動く物全てを殲滅」するようにプログラムされている。付近に蛮族がいる気配が全く無かったのはだいたいこいつのせい。 そのサイズゆえにコア部位(頭部)への攻撃障害を持ち、多部位による圧倒的火力で動く物全てを屠る。 そんな物が「野良モンスター」としてランダムエンカウントするとか、この遭遇表を書いた奴は誰だ! とはいえ、距離拡大可能な飽和火力魔法が自慢の修道会にとっては雑魚同然であった。 書いてあることやモンスターレベルとは裏腹に、ソニックスワローよりも危険度が低く思えるのは気のせいだろうか? ジェイドバジリスク 二つの邪眼をもつレベル15の高位蛮族。 かつてミストキャッスルの支配者であった者と同族である。 ウルスに敗れて蛮族領域を追われた三人組が逃亡生活に疲れ果てて嘆いていたところに修道会と遭遇した。 「対話可能な相手には対話を試みる」方針のもとにスコールが会話を試みた結果、相当悲惨な逃亡生活が明らかになった。【サレンダー】の効果もあり、反応も友好的になったためテュールに連れ帰ることに。 曰く、ラーリス宣教師のドラゴンに襲われ、冒険者に執拗に狙われ、モヒカンに頻繁に襲われ、怯えながら逃亡を続け、「世界の果てに生きてる間に行き着いてしまった」と嘆く毎日であった。 モヒカンに怯え続けていた彼らが、目の前で「レッサードラゴンハイレブナント3匹を瞬殺する」様子を見せられてはもはや裏切る発想すら持てないに違いない。 彼らがクーランのようにテュールで人々に受け入れられるようになるかどうかは、今後の行いにかかっているだろう。 レーゼルドーンは、彼らから見ても化物が跳梁跋扈する魔境である。 さすがにGMにとっても「【サレンダー】をかけて対話を試みる」というプレイは想定外だった模様。 テュールで彼らが最初に与えられた修行は、「ルミエル系の神の教えを理解せよ」というものであった。具体的にはレベル1以上のルミエル系のプリースト技能を取得するというものである。 「私兵レベルが14になったらNPCとして私兵に参加させても良い」とされている。彼らの出番ももうすぐだろう。私兵レベルが14になり、更に【クエスト】の成果でプリースト(サカロス)レベル2を取得し、晴れて私兵の仲間入りを果たす。彼らの所属は十二神将ではなく、スコールが自費で個人的に雇っている。そのためにわざわざ専用の防衛施設を別口で購入。なんという面倒見の良さなんだ… 彼らがいると セイクリッドフィールド が展開できないため足手まといだとGMは言う。ぶっちゃけ戦力としてもLv15人族のほうが基本的に強い。と言うか【魔法拡大・数】を持ってないので、多数の敵を相手にするこの卓では非常に戦力として微妙である。(なお、クーランは始祖の恩寵の効果で「ルール上蛮族として扱われない」ので、こうした事態にはならない) サカロス神拳 スコールの得意技にして"酒幸神"サカロスが与えたもうた神の拳である。 挟み撃ちに飛来してきたワイバーン2匹をスコールが特殊神聖呪文【ドランク】で眠らせ、1ラウンド足らずで墜落死させた様子から"サカロス有情破顔拳"の異名を得た。元ネタについてはAC北斗の拳を参照。 以降はスコールが"ドランク"を放つたびに北斗の技として扱われることになる。 当然ながら修道会の私兵にも同様の技を使うことが出来る者がいる。 某東方卓遊戯動画にも継承者が現れた。 コメの杖 大商人Tさんが剣の迷宮から持ち帰った杖。振ると砕け散り、大通りを埋め尽くすほどの米俵が出てくる。 迷宮内においてはトラップアイテムだが、町中では一時の迷惑にはなったが美味しい結果となった。 噂では「穀物が無尽蔵に湧いて出る」と言われていたが、実際は使用時に砕け散るので効果は1回限りである。 麻痺ガス 麻痺ガス強盗やマローダーが人里を襲撃する際に使用する大量殺戮兵器。 全身が麻痺し、呼吸器の麻痺により速やかに死に至る。 使用時は液化した麻痺ガスを袋詰めにし、袋を破ることで散布する。 それはもう麻痺ガスじゃねぇ、ガチの毒ガスだ。 動画内の描写に近い作用と使用方法のガスが現実にもある。おそらくこの麻痺ガスはサリンの事であろう。 グリーンカード アメリカ合衆国における外国人永住権、およびその証明書の通称。 転じて、この卓では"国家的に受け入れられている蛮族"の称号である"人族以上に人族"をダーレスブルグ公国の市民証として扱っている。 いつもの錬技 ジェイクが物理攻撃の前に使用する錬技5種のセット。第10話にて初披露した。 内訳は【マッスルベアー】【キャッツアイ】【デーモンフィンガー】【ジャイアントアーム】【スフィンクスノレッジ】。 効果としては物理攻撃力と命中率を大きく上げたうえ、 魔力撃 の威力まで向上させている。更に防具が マナコート になってからは防護点も上がる。 エンハンサー技能に経験値が割かれるとファイターの成長が遅れる為、本来は高レベルの魔法戦士でないと有効に生かせない(ある程度のレベルまではファイターを一本伸ばししたほうが強い)が、横伸ばし推奨の(最高レベルを伸ばしにくい)この卓では話が別である。 同じく前衛のクーランも似たような構成の錬技を使う事が出来る。 貧困 セッション11で判明した本キャンペーンのラスボス。 言うまでも無く史上最強のラスボスであり、その化身の一つ「失業」ですら倒せる目処が立たない。 これのせいでミストキャッスルでは1日滞在毎に100人の難民が押し寄せてくる。 自然 本キャンペーンの隠しボス。 以前より貧困と並んでその存在が確認されていたが、貧困のラスボス判明によりこちらもボス化。 スコール、ジェイクをして「自然はどうにもならん」「本気になられたら人間は綿クズ以下」と諦めモード。 まあちかたないね。 暴れ 野生モンスターをランダムエンカウントで出す時にこれを付けておけばとりあえずの言い訳にはなる。 これさえ付けておけば、ドラゴンフォートレスでさえ、さりげなくランダムエンカウントで出せる優れもの。 このゲームは「るーみっくわーるど」ではありませんw 通称「暴れ万能説」。最初はせいぜいワニやら象やワイバーン程度だったが、最近では上位蛮族やら上位魔神、上位モンスターのハイレブナントなどが次々と登場しては倒される。 とはいえ、最近では出現に「蛮族が魔動機文明時代の遺跡で誤ってランパートを起動してしまった」「冒険者が誤ってタイラントレギレクスの巣を暴いてしまった」などの理由付けがされるようになっている。 あまりに便利なので、他卓でも使われるようになりつつある。 放送事故 16話途中で約1分半にわたり映像が途切れるという事故が発生。 BGMのみならず、SEが入っていることから、ありがちな「動画時間が狂って何のデータもない空白時間が出来た」のではなく、本来は映像が入っているべき時間であると推測される。 詰め将棋の問題が出たところで途切れたため、コメントで解答予想が行われている。再投稿すると元の動画にあったコメントは失われるため、あえて修正版を作らず本来あるべきはずだった映像は次回の冒頭に流す事になった。 動画終了直前にダイスロール音と回復音が鳴っているので、おそらくは初手にドラゴンの回復を実行したと思われる。 多くの視聴者がさまざまな攻略法を予想したが正解は「事前準備をしてから全力でぶん殴る」だった。あまりにも予想外である。 まあ結局一斉削除によって消えたわけだが・・・ リメイクで放送事故まで再現されるなんて可能性はまあないだろう。 墾田永年私財法 新たに開墾した土地は、開拓者の所有物とする、と謳った法律。 奈良時代に公布され、日本でも開拓ラッシュが起こった。 史実では、墾田永年私財法の施行により富豪や大寺院などが私有耕地を拡大し、力を付け過ぎてきていったため、政府は一旦墾田を禁止した。 時間など経過させるものかダイス 依頼更新時に振る時間経過表。ウルス卓でも導入してよいらしいがPLは可能な限り拒否している。 d66で、1個目(十の位)が単位(1から順に秒/ラウンド/分/時/日/週)で、2個目(一の位)が経過時間である。日付が変わる確率は12/36(1/3)。但しそのうち5/36は14日以上経過するため、序盤で発生すると生活費だけで破産しかねない。PLたちが、生活費免除の条件である「住宅取得」を急いだのはこのためでもある? 一方で時間経過が3時間を切るためMPを回復する暇すらない確率が20/36もあり、うち11/36の確率で経過時間が1分を切る。 平均を取るとちゃんと4~5日経過するのだが、その期待値付近の値が出る確率はきわめて低い。